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2015年11月9日月曜日

ロシア機墜落に英国人過激派関与か 傍受した交信になまり…英紙報道

 英大衆紙サンデー・エクスプレス(電子版)は8日、エジプトのシナイ半島でロシア機が墜落した直後、爆破を祝う同半島のイスラム過激派の交信を英情報機関が傍受したと報じた。会話にはロンドンと英中部バーミンガムのなまりがあり、英国人の過激派が関与した可能性があるとする情報機関筋の見方を伝えている。

 共同電によると同紙は、電子工学の知識がある英国人がシリアで訓練を受けて爆発物の製造に関与した可能性を挙げ、次は英国の空港が狙われる恐れがあるとの分析も紹介した。英国ではイスラム過激派に感化され、「聖戦」に加わるためシリアなどに渡る移民系の若者が後を絶たず、社会問題になっている。

 エジプトの事故調査委員会の調査官はロイター通信に対し、ボイスレコーダー(音声記録装置)の最後の部分に記録された「ノイズ」について「9割方、爆発音とみている」と述べ、事故調内で爆破テロ説が強まっていると明らかにした。事故調にはエジプトのほか、ロシア、フランス、ドイツなどから調査官が参加。ボイスレコーダーとフライトレコーダー(飛行記録装置)の解析が墜落の原因究明の鍵となる。
(スポニチアネックス)

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