キャメロン氏は、米軍主導のシリア空爆に英軍を参加させるため、今週、英議会に提案し、年内にも同意を得たい考えだ。対IS空爆を巡っては、空母シャルル・ドゴールが18日、南仏のトゥーロンを出港していた。仏軍主力のラファール戦闘機など26機を搭載し、空爆能力を3倍に強化している。
オランド氏は24日にワシントンでオバマ米大統領、26日にモスクワでプーチン露大統領とそれぞれ会談する予定。プーチン氏との会談では、ISに対する共同作戦の実現に向けて協議するとみられる。
一方、ベルギー政府は23日、「差し迫ったテロの脅威」があるとして、ブリュッセル首都圏のテロ警戒水準を最高レベルのまま維持。地下鉄の閉鎖を継続し、学校を休校にした。捜査当局はベルギーで22日から23日にかけて29カ所の捜索を行い、計21人を拘束した。しかし、パリ同時テロで指名手配されているサラ・アブデスラム容疑者(26)は発見できず、武器なども押収できなかった。
ブリュッセルでは21日から最高レベルのテロ警戒が続いており、一部の商店が閉店、欧州連合(EU)は不急の会議を中止した。ただ、EUのユーロ圏財務相会合は予定通り開催。バスや路面電車、スーパーなどは通常通り営業し、自動車も支障なく通行している。
サラ容疑者の兄弟で一時拘束されたモハマドさんは22日、地元テレビで「サラとは墓場よりも刑務所で会いたい」と出頭を求めた。サラ容疑者と自爆した兄のブラヒム容疑者とは「(事件の)2、3日前に会って世間話をしたが、何の兆候もなかった」と話し、兄弟は「過激化したのではなく(テロリストに)操作された」と主張した。
(毎日新聞)
キプロスの英軍基地を始めて知りました。
地中海の島にあったんだ。
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