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2015年11月30日月曜日

JR室蘭線:「どうしても欲しい」表示板、走行中に盗む

◇北海道警栗山署 鉄道マニアの28歳の私立大職員逮捕

走行中の列車に乗りながら運行区間の表示板を盗んだとして、北海道警栗山署は29日、愛知県半田市星崎町、私立大職員、稲垣翔太容疑者(28)を窃盗の疑いで逮捕した。「鉄道マニアで、どうしても欲しかった」と容疑を認めているという。

 容疑は28日午後8時25〜48分の間、JR室蘭線を走行中の苫小牧発岩見沢行き普通列車(2両編成)で、車体側面に取り付けられていた表示板2枚を盗んだとしている。「窓を開け、手を伸ばして取った」と供述しているという。

 同署によると、28日夕の段階で、JR北海道社員が石勝線新夕張−追分間を走行した普通列車2本から表示板計3枚がなくなっているのに気づき、警察に通報。同区間を何度も往復するなど不審だった稲垣容疑者を栗山署員が職務質問したところ、持っていたカメラの三脚ケースから表示板5枚が見つかった。3枚については入手経緯を調べている。

 JR北によると、表示板は裏表に運行区間が書かれ、鉄製で「サインボード」とも呼ばれる。車両更新に伴う電子表示などの増加で全国的に減りつつあり、収集する鉄道愛好家もいるという。【三股智子】
(毎日新聞)

 レプリカを販売すべきだろう。

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