名護市教育委員会の作った出土品の資料を今週半ばに受け取った県教委文化財課が鑑定していた。人の手で作られた跡が確認されたことから、文化財保護法に基づいて正式に文化財認定する見通しだ。
土器などが見つかった場所は、基地建設に伴う仮設岸壁や仮設道路の予定地にかかる。名護市教委が碇石の発見場所付近を調べている際、干潮時の砂浜や岩礁で数点を見つけた。
出土品には石器らしきものも含まれる。土器と比べると判定が難しいため、文化財課は慎重に見極める方針だ。
文化財が相次いで見つかっていることから、名護市教委は周辺一帯を遺跡として県教委に認定申請することも検討する。遺跡と認められれば、試掘調査や本調査で建設計画がずれ込む可能性がある。
シュワブ内では、過去に遺跡や土器などが見つかる遺物散布地が過去に確認されている。中でも、思原(うむいばる)遺跡や大又(うふまた)遺跡は、貝塚時代後期のものとみられ、年代は2500~1500年前とされている。
(沖縄タイムス)
国と県の対立がおもしろい。
県が文化財認定した場合、国は取り消しするのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿