当時としては大きな体、器用な取り口で抜群の安定感を誇り、破った相手に手を差し伸べることが少ないふてぶてしい態度もあり“憎らしいほど強い”という評価もなされた。
通算勝ち星は951勝で歴代4位、横綱として挙げた670勝、在位63場所は歴代1位。同時代には輪島、2代目若乃花、初代貴ノ花、三重ノ海らが覇を競ったが、北の湖の実力は圧倒的で、優勝24回は当時大鵬に次ぐ歴代2位の記録となった。
1985年の引退後は一代年寄として「北の湖」部屋を興し、2002年には理事長に就任。不祥事で辞任後、12年1月には史上初めて理事長返り咲きを果たし、14年の公益法人移行後も理事長職を継続、相撲人気の回復に力を尽くした。
(スポニチアネックス)
北の湖のような偉大な日本人横綱の誕生はあるだろうか。
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