ミシェル氏は会見で「武器や爆発物を所持した複数の人物がテロ攻撃を行う可能性がある」と警戒を呼びかける一方で、市民に冷静な対応も求めた。ベルギー内務当局は、ブリュッセル首都圏の空港や鉄道駅、イベント、商業施設などにできるだけ行かないよう呼びかけた。
パリのテロでは、18日の銃撃戦で死亡した首謀者アブデルアミド・アバウド容疑者らがブリュッセル西部モランベーク地区出身だったことが分かっている。
地元紙は、西部モランベーク地区で20日夜に行われた捜索で「大量の武器と化学物質が見つかった」と伝えた。事実なら、化学兵器を使ったテロが計画されていた可能性があり、当局が警戒を強めたとみられる。
他方、AFP通信によると、フランスの捜査当局は21日、パリ近郊サンドニの犯行グループ拠点を制圧した際に逮捕した8人のうち、関与が薄いとして7人を釈放した。
トルコのドアン通信は21日、テロに関与した疑いで、ベルギー人のアフメト・ダフマニ容疑者(26)をトルコ警察が逮捕したと報じた。事件の1週間前、パリで襲撃する場所の選定に関与したという。(ブリュッセル=玉川透、パリ=神田大介)
(朝日新聞デジタル)
化学兵器テロか。
難民に紛れて、テロリスト入国も怖い。
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