栗山監督が大谷の侍ジャパンの活躍を総括した。ひとつの球団から飛び出し“日本代表”として一回り成長した姿について、ファンフェスタ終了後、言及した。
「紙一重の試合もあったが、大事な試合でチームに貢献してくれた。立ち居振る舞いが良かったよね。何が何でも日本のエースというような雰囲気を姿で表す責任がある。でも、まだまだやらなきゃいけないこともある」
優勝した韓国相手に2度先発。予選1次ラウンドは6回2安打10三振、そして、準決勝では7回1安打11三振。2試合自責点0の圧倒的な投球を披露した。それでも世界一の投手になる器と考える指揮官はさらなる奮起を促す。
「(7回降板は)ベンチに入った人しか分からない理由があったと思う。でも、大谷翔平しか投げられないんだ、というところに持っていかないと。翔平から見れば、代えられない空気を、絶対的な物を示していくのが大事。足りないことはそういうこと。世界一の投手にならないといけないんだから」と力を込めた。
ロッカーを出てきた大谷はシーズンを終えた充実感があった。「まだまだ基礎的なことをしっかりやっていかなければ」と話し、オフも1人で自主トレに励むつもりだ。世界一の投手目指し、妥協は許さない。(中尾 肇)
(スポーツ報知)
大谷は、抜け球がなければ、世界一の投手だろう。
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