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2015年11月26日木曜日

村上世彰氏に強制調査 自宅の捜索には村上氏自らが立ち会う

 旧村上ファンドの村上世彰元代表が、違法な相場操縦をした疑いで、証券取引等監視委員会が、関係先を強制調査した。自宅の家宅捜索には、村上元代表自らが立ち会っていたことが、新たにわかった。
 村上氏は2006年、「皆さん、たぶんね、僕のことがすごく嫌いになったのはね、むちゃくちゃもうけたからですよ。たぶん、むちゃくちゃもうけましたよ。2,000億(円)くらいもうけたんじゃないでしょうか」と述べたいた。
 かつては、「時代の寵児(ちょうじ)」ともてはやされた、旧村上ファンドの村上世彰元代表。
 証券取引等監視委員会は25日、村上元代表に対し、強制調査に乗り出した。
 関係者によると、村上元代表は、大量の売り注文で意図的に株価を下げたあとに、株を買い戻し、株価が上昇したあとに再び売るなど、違法な相場操縦を行った疑いがあり、ほかにも、これまで摘発されたことのない、新たな手法が使われているという。
 村上元代表が、この自宅の捜索に立ち会っていたことも、新たにわかった。
調査の対象には、村上元代表の長女・村上 絢氏の自宅や、経営する投資会社なども含まれている。
 村上氏は2000年、「僕たちのやりたいことは、この国の経営システムを変えたい」と述べていた。
 旧通産省の官僚だった、村上元代表。
 日本で初めて、敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛け、その後、「もの言う株主」としても注目された。
 村上氏は2005年、「上場するっていうことは、自由に株の売買をしてもらうことですよ。それが嫌だったら、上場やめろと。上場なんかするなと」と述べていた。
 しかし、旧ライブドアが、ニッポン放送の株を大量に買い占めた際、事前にライブドア側から、その情報を聞き、株を購入したインサイダー取引の疑いで、2006年に逮捕され、その後、起訴された。
 逮捕直前には、異例の記者会見を開き、「『そらいけ、やれいけ、ニッポン放送だ』っていうのを聞いちゃったでしょと。聞いちゃったと言われれば、聞いちゃってるんですよね」と述べていた。
 2011年、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決が確定した。
 村上元代表は、株の世界から引退すると宣言していたが、2013年ごろから、株式への投資を再開していたという。
 そして、2015年8月、長女・村上 絢氏が率いる投資会社が、大阪市の電子部品商社「黒田電気」の株式を大量に取得。
 村上元代表を社外取締役にする株主提案を行い、再び注目が集まった。
 しかし、結果は否決。
 それから3カ月がたち、今回の強制調査となっている。
(フジテレビニュース)

 大量の売り注文で意図的に株価を下げたあとに、株を買い戻し、株価が上昇したあとに再び売るなど、違法な相場操縦を行った疑いか。

 普通の取引に思うが、どこが違法なんだろうか。

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