日本は19日に行われた準決勝の韓国戦で、先発・大谷が七回まで85球無失点、1安打11奪三振の好投を演じ3-0とリード。小久保監督は八回から大谷に代わり救援陣をマウンドに送ったが、則本らが九回に打ち込まれ3-4で逆転負けした。
張本氏は「喝を入れてください! 監督に」と切り出すと、「あれだけ良い采配をしていた人がなぜ大谷を代える? プロ野球の悪い流れなんですよ。(先発が)6、7回投げたら継投でリリーフに任せるっていう、アメリカの悪いところを真似してね。やっぱり先発完投がピッチャーの夢なんですよ」と持論を展開した。
「韓国のバッターがものすごく嫌がっているんですよ。次に出てくる則本、松井もいいピッチャーです。でも、あの日の大谷はすごかったんですよ」と力説すると、「『最後まで投げ切れ』というのも監督の仕事なんです」と語った。
これに対し、ゲストの吉井理人氏(50)も「長いシーズンだと球数で交代もあるかもしれないけど、ここで負けたら終わりっていう試合だったら別ですよ」と同調。張本氏は「決勝で最後に(大谷を)投げさせようと思ったのかもしれない」としつつ、「考えが甘いですよ。これは小久保の油断だと思います」と言い放った。
一方で張本氏は韓国に「あっぱれ」とすると、「最後まで諦めずにがんばったというところはね、金寅植(キム・インシク)監督の忍耐強い考えだと思いますね」と称賛。7勝1敗という結果に終わった侍ジャパンに「今年は素晴らしい戦力です。このメンバーで勝たなきゃ悔しいよ」と無念の様子だった。
(サンケイスポーツ)
0 件のコメント:
コメントを投稿