7月24日の中日戦(ナゴヤドーム)では1786日ぶりの白星を挙げるなど5試合に登板して2勝3敗、防御率4・56。かつて日本人投手最速の161キロを誇り、10年に12勝を挙げた右腕には、復帰の喜びだけでなく悔しさも残る1年だった。「約5年投げていなかった中でその舞台に立てたということには満足している。ただ結果を見たら、全然チームに貢献できなかった」。今季最後の登板となった9月6日のDeNA戦(横浜)では3回1/3を5失点。クライマックスシリーズ争いの正念場で、期待に応えられなかった。
来季への課題は明白。「先発で回っていく以上、間を詰めていかないといけない。何とか1年間ローテーションを回っていくことを目標にやりたい」と言葉に力を込めた。雨天中止が影響したケースもあったが、結果的に今季1軍での全5試合は中10日以上の間隔が空いての登板だった。オフにも継続的に投球練習を行って「投げるスタミナ」を養い、ウエートトレーニングなどによる筋力増強にも励む。「1年間戦える体力をつける。(トレーニングは)いろんなことに挑戦して、合うか合わないか判断しながらやりたい」。完全復活への道はまだ半ばだ。(金額は推定)
(スポニチアネックス)
来季ダメだと厳しいだろう。
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