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2016年12月2日金曜日

【日本ハム】新人王・高梨“満点回答”2170万円増…来季飛躍誓った開幕ローテ奪う

 日本ハムの中島卓也内野手(25)が1日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万円アップで年俸1億円の大台に到達した。今季パ・リーグ新人王に輝いた高梨裕稔投手(25)も2170万円増となる3000万円でサイン。4年ぶりのリーグ優勝、10年ぶりの日本一に貢献した2人が、球団から高く評価された。

 大幅昇給をつかんだ高梨が、“満点回答”だ。2170万円増の3000万円で契約更改。パ・リーグ新人王に輝いた右腕は「これ以上ないシーズン。1年間ずっと1軍にいたし、(チームも)リーグ優勝、日本一になった。100点でいいと思う」と、納得の表情を浮かべた。

 大卒3年目の今季は春季キャンプからアピールを続け、中継ぎとして開幕1軍入り。6月8日の広島戦(札幌D)で先発初勝利を挙げると、その後は破竹の9連勝で、10勝(2敗)をマークした。来季は他球団のマークが厳しくなるが、「全てにおいて、もう1段階レベルアップしないといけない。このオフ、しっかりとトレーニングを積んでいきたい」と引き締めを図った。

 今後は2軍施設のある千葉・鎌ケ谷で自主トレを行う予定。右の先発投手陣には大谷、有原、増井、メンドーサに加え、今季不調だった斎藤、中村、上沢、浦野などもおり、競争激化は必至。それでも「チームの競争に勝って、まずは開幕ローテーションを勝ち取りたい。規定投球回(143イニング)はしっかりと投げたい」。飛躍の1年をベースに、高梨がさらなる成長を遂げる。
(スポーツ報知)

 故障が無ければ、来季も活躍するだろう。

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