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2015年10月23日金曜日

茨城のスーパーのカスミが不正会計、原発賠償金を東電に返還

 イオン系USMH傘下で茨城県が地盤のスーパー、カスミ(茨城県つくば市)は22日午後、全額出資子会社で旅行会社のカスミトラベルが架空売上高を計上する不正会計が判明したと発表した。水増しした売上高をもとに東京電力から原発事故の損害賠償金を2013年度まで3年間で計9392万円受け取っていたことが分かった。

 問題はカスミトラベルの役職員の内部通報で発覚した。架空売り上げの計上を続けていた前代表取締役は解任した。ほかに元従業員の1人が449万円を着服していたことも分かり、解雇した。

 カスミは16日に弁護士らで構成する委員会を立ち上げて詳細を調査中。東電には13日に全額返還を申し出たという。カスミは「本件のような不祥事が2度と起こらないよう、再発防止策を策定し、実行を徹底していく」と説明している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
(日本経済新聞)

 売上げ水増しで、東電から原発賠償金を騙し取る手口は、多々あるのだろう。

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