約1時間の軽めのメニューで汗を流すと「2011年の世界選手権がこれまでで一番良いボクシングだった。ずっとその影に引っ張られてきたが、吹っ切れるぐらい今は信じ切って動けている。キャリアで一番の試合を見せられると思う」と力強く言い切った。
心身ともに手応え十分だ。使い過ぎていた体の動きを抑え、「拳が先行する打ち方」を意識。キレのあるパンチの感覚をつかみ、スパーリングは過去最多の70回を消化した。7月と9月にはスポーツメンタルトレーニングの第一人者である東海大の高妻容一教授から指導を受けるなど、米国初陣への準備を進めてきた。激戦のミドル級で世界挑戦に近づくため、内容も求められる一戦となるが「顔を見てもらったら分かる通り、不安はない」。目の肥えたファンを驚かす準備は出来ている。【奥山将志】
(日刊スポーツ)
ラスベガス初参戦で、世界挑戦の道が開けるか。
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