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2016年6月5日日曜日

MotoGP第7戦カタルニアGP予選:マルケスが今季3回目のポール獲得

 MotoGP第7戦カタルニアGP、MotoGPクラスは、スペインのバルセロナ・カタルニアサーキットで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分43秒589でポールポジションを獲得した。

 初日のルイス・サロムのアクシデントを受けて、2日目午前中のフリー走行3回目からF1用のレイアウトのコースを使用。このレイアウトは、バックストレートが若干短くなり、バックストレートエンドの10コーナーが鋭角の左コーナーに。短いストレートを経て、2輪GP用コースに再び合流した後、サロムのアクシデントが発生した2輪GP用コースの高速12コーナーは使用せず、この区間が右、左、右のシケインの13、14、15コーナーとなって最終コーナー(16コーナー)につながるレイアウト。全長は4.655kmから4.727mに、コーナー数が13(左5、右8)から16(左7、右9)となる。

 通常、Q1、Q2の選抜は3回のフリー走行の総合順位で決まるが、今回はコースレイアウトが変更となったことから、フリー走行3回目の順位上位10位までのライダーがそのままQ2に、11位以下のライダーによってQ1が争われ、Q1の上位2名がQ2に進むという方式となった。

 フリー走行3回目でトップタイムを記録したのはマーベリック・ビニャーレス(スズキ)。フリー走行4回目ではマルク・マルケス(ホンダ)がトップタイムを記録した。Q2は、Q1で上位につけたエクトル・バルベラ(ドゥカティ)とアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)の二人を加えた12名のライダーによって、気温25度、路面温度41度のドライコンディションで争われた。

 開始3分すぎに最初のアタックで1分43秒905のファステストを記録したのはマルケス。マルケスはリーダーボードのトップをキープしたまま、残り5分となったところで2回目のアタックを開始する。しかし、2回目のアタックの1周目は途中でペースを落としアタックを中止。最後のアタックで区間ベストを更新し、1分43秒589のファステストラップを記録、今シーズン3回目となるポールポジションを獲得した。

 2番手に終盤のアタックで1分44秒056を記録したホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、3番手に1分44秒307でダニ・ペドロサ(ホンダ)が続き、ペドロサは今シーズン初フロントロウを獲得。

 Q1からQ2に進出したエクトル・バルベラ(ドゥカティ)は一時2番手に浮上するも、最後にロレンソ、ペドロサに交わされてしまった。それでも1分44秒322でサテライト勢トップとなる4番グリッドを獲得した。5番手に最後のアタックで1分44秒324を記録したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続き、フリー走行トップのビニャーレスは1分44秒329で6番手に。

 7番手に1分44秒366でカル・クロッチロウ(ホンダ)、8番手に1分44秒458でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、9番手に1分44秒911でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、10番手に1分45秒029でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)の順で続いた。

 スコット・レディング(ドゥカティ)は1分45秒030で11番手、ポル・エスパロガロ(ヤマハ)は1分45秒218で12番手。ここまでの上位12名がQ2でグリッドを決定。

 以下、Q1の結果順にアレイシ・エスパロガロ(スズキ)が1分44秒914で13番手、ブラドリー・スミス(ヤマハ)が1分45秒197で14番手、代役参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が1分45秒538で15番手。

 16番手に1分45秒690でヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)、17番手に1分45秒885でユージン・ラバティ(ドゥカティ)、18番手に1分45秒892でステファン・ブラドル(アプリリア)、19番手に1分45秒942でジャック・ミラー(ホンダ)、20番手に1分46秒205でティト・ラバット(ホンダ)、21番手に1分46秒463でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)の順となった。
[オートスポーツweb ]

 ダニペドの表彰台なるか。

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