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2016年7月13日水曜日

大谷翔平 本塁打競争出場で問題 球宴辞退罰則回避の見方も

 日本野球機構(NPB)は12日、「マツダオールスターゲーム2016」(15日・ヤフオクドーム、16日・横浜)で行われるホームランダービーの出場選手を発表した。10日のロッテ戦で右手中指をマメをつぶして緊急降板した日本ハム・大谷は第1戦でリーグ2位、第2戦で同1位の票を獲得。

 出場選手に名を連ね「ピッチャーとして選出されていたのでホームランダービーに出る資格があるとは思っていませんでした。いつかは出たいと思っていた。しっかりと準備をして頑張ります」と意欲を示した。

 ただ、栗山監督は「投げられないということがどういうことなのか。オールスターに出るなら(本塁打競争も)出るけど、出られないならね」と試合出場の是非に目を向けた。大谷はあくまで投手としてのファン投票選出。投手で出場しなければならないという明確な規定はないが、仮に野手ですると「ケガで投げられないなら野手で出ればいい」との前例をつくることになる。球宴には出場辞退者は後半戦開始から10試合出場できない規定があり、ペナルティー回避との見方も出てくる。夢の祭典だけに、NPBの判断が待たれる。
(スポニチアネックス)

 投手がダメなら、野手で出場は大谷くらいのもので、罰則回避に利用されることはないだろう。

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