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2015年5月28日木曜日

豚の生レバー、「駆け込み需要」警戒 6月中旬から禁止



 豚の生レバーや生肉を飲食店が提供することが、6月中旬から禁止される。厚生労働省は、禁止前に多くの客が生レバーを求める「駆け込み需要」を警戒し、生で食べないよう引き続き注意を呼びかけていくという。

 提供禁止は、27日の厚労省の審議会で了承された。理由は、豚の肉や内臓は内部までE型肝炎ウイルスや寄生虫などに汚染されていると考えられるためだ。新鮮だから安全とは言えず、十分に加熱しない限り感染や食中毒を防ぐことはできないという。

 改正される食品衛生法の基準では、豚の肝臓や肉の中心部を63度で30分以上加熱するか、同等以上の効果がある加熱殺菌などを義務化する。違反すると罰金などを科すことができる。

 豚の肝臓や肉を生で食べるのは一般的でなく、提供する店も少なかったとされる。しかし、2012年7月に牛の生レバーが禁止されると、代わりに豚の生レバーを提供する店が出てきた。厚労省は飲食店の指導を都道府県に要請し、12年末に指導を受けた飲食店などは全国で80店、13年夏には190店にのぼった。強制力がなかったため、指導の効果にも限界があるとされていた。

 東京都内の飲食店では、生の豚レバーなどが8年前からの看板メニュー。6月中旬に始まる規制に合わせて提供をやめるといい、男性店長(35)は「法的に禁止になるならば仕方がない」と話す。常連客からは「禁止になる前にがっつり食べないとな」と言われたという。(田内康介)
(朝日新聞デジタル)

 法律で禁止にするような次元の問題だろうか。
 これこそ、自己責任なんだろう。

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