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2015年5月28日木曜日

FIFA、ロシアとカタールでのW杯取り消さず

 【ロンドン】サッカー・ワールドカップ(W杯)の開催地選定でロシアが2018年、カタールが22年の権利を獲得したとき、両国を除く世界の大部分が困惑した。
 この選考過程には長らく疑惑がつきまとったが、27日には「両国でのW杯開催が取り消されることはないのか」という新たな疑問が浮上した。米当局が同日、国際サッカー連盟(FIFA)の現・元幹部などを収賄などの罪で起訴したほか、スイス当局がロシアとカタールのW杯開催地選定に関連した別の刑事捜査を行っていることを明らかにしたからだ。
 これについてFIFAは、選考のやり直しはしないとの考えを表明した。
 スイス警察がチューリヒの高級ホテルで複数のFIFA関係者を逮捕した直後、FIFAの広報担当者、ウォルター・デ・グレゴリオ氏は「2018年と22年のW杯はロシアとカタールでプレーされる」と述べた。FIFAはこの日、ホテルで年次総会を開いていた。
 ロシアとカタールでのW杯開催が決まったのは2010年で、決定直後から疑惑が渦巻いていた。FIFAが2つのW杯開催地を同時に決めるのは初めてで、ロシアはスペイン・ポルトガルの共同開催提案を退け、カタールは米国を破って開催権を手に入れた。
(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 FIFA汚職は、米国とカタールが開催地で争ったことも関係しているのだろう。
 カタール側の贈賄があれば、米国に開催地変更も有り得る。

 

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