【ワシントン時事】米国防総省のウォレン報道部長は29日、記者団に対し、中国が南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島で岩礁を埋め立てて造成した人工島の一つに兵器を持ち込んだことを確認した。その上で「(人工島の)軍事化に反対している」と強調した。
これに先立ち、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米軍の偵察画像によって人工島で2門の「移動式の砲撃装置」が確認されたと報道。在米中国大使館報道官は同紙に対し、兵器への言及を避けつつ「中国は(領海内の)岩礁などに軍事防衛に必要な施設を置く権利を有する」と主張したという。
砲撃装置は約1カ月前に設置されたとみられ、現在もあるかどうかは不明。(2015/05/30-10:02)
(時事通信)
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