軍事転用が可能なため輸出が厳しく規制されている炭素繊維を不正輸出したとして、兵庫県警は26日、同県芦屋市の化学製品商社「ポリケミカルズリミテッド」会長の近藤正二容疑者(75)=同県西宮市松ケ丘町=ら3人を外為法違反(無許可輸出)容疑で逮捕し、発表した。いずれも容疑を否認しているという。
ほかに逮捕されたのは、同社営業部長の三宅憲夫容疑者(57)=神戸市須磨区高倉町2丁目=と、大阪府泉南市の輸出仲介業「シーズトレードサービス」経営者の種佐真(たねさしん)容疑者(66)=大阪府泉佐野市南中安松。県警によると、炭素繊維の不正輸出をめぐる逮捕は全国で初めてという。
県警外事課によると、3人は2010年1月13日、外為法に基づく輸出貿易管理令で規制されている炭素繊維約3・5トンを韓国・釜山を経由して中国・江蘇省の企業に輸出した疑いがある。3人は韓国企業に輸出すると偽り、許可を得ていた。炭素繊維が渡った中国企業は軍需産業と取引があるとみられ、県警は軍需目的で転売されていないかなども調べる。3人は「中国に行くとは知らなかった」と供述しているという。
(朝日新聞デジタル)
よくわからないニュースです。
韓国へは輸出できるけど、中国はダメなんだろう。
韓国の企業が、中国に輸出したらOKか。
形式は韓国に輸出するように許可をとり、実際は中国に輸出していたのだろうか。
3人の供述はウソで、中国に行くことを知っていたのか。
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