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2015年5月31日日曜日

ウィリアム王子がFIFAを痛烈批判「我々はフットボールをしている」


 30日にウェンブリー・スタジアムで行われたFA杯決勝の試合前、英国のウィリアム王子がスピーチし、汚職問題に揺れるFIFAに苦言を呈した。『BBC』をはじめとした複数メディアが伝えている。

 「FIFAにはプレイを導くフェアプレーの感覚とゲームを支える意識の間に著しい乖離が見られ、国際的なスポーツマネジメントには長く汚職の疑惑が残っている」と、組織構造の腐敗を指摘したウィリアム王子。

 さらに「チューリヒでの総会は、“FIFAのソルトレーク・シティ問題”、つまり国際オリンピック委員会(IOC)でかつて起こった同じような重大な疑惑を表わしているようだった」と、ゼップ・ブラッター会長率いる現体制や組織の内情を痛烈に批判している。

 FIFAの姿勢に疑問を投げかけるウィリアム王子だが、今後に向けて「FIFAはIOCのようであるといますぐ見せなければならない。FIFAはフェアプレーへの関心と、スポーツが第一であるということを表現できる」と、早期の改善を訴える。

 そのうえでアストン・ヴィラサポーターの王子は「スポンサーたちや地域の各連盟は改善を要求するだろう。我々はフットボールをしており、ファンは我々がプレーしていないことを望まない」と、FIFAに早急で適切な対応を促した。

(フットボールチャンネル編集部)

 FIFAの組織が改善しなければ、欧州・北米・中米・南米・日本などがW杯をボイコットし、独自の大会開催もありでしょう。

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