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2015年5月27日水曜日

タリウム 劇物投与疑いの女子学生、名前把握も聴取せず 宮城県警


 高校の同級生2人に劇物の硫酸タリウムを飲ませたとして、殺人未遂容疑で名古屋大の女子学生(19)が再逮捕された事件で、宮城県警が被害者の男性(19)に2013年2月ごろに話を聴き、不審人物として女子学生の名前を把握したのに事情聴取していなかったことが27日までに、県警への取材で分かった。

 県警が当時の捜査員にあらためて確認したところ、男性から「女子学生が他の生徒に白い粉をなめさせていた」と聞いていたことも判明した。

 県警によると、男性はタリウムを飲ませられるような心当たりはないと説明したが、周囲で日ごろから変わった行動をする人物として女子学生の名前を告げた。

 捜査員は調書などには記載しなかったが上司らには報告した。県警は、高校や県内のタリウムを販売する薬局などに聞き取りをし、女子学生の名前が挙がらなかったので、容疑者として浮上しなかったとしている。

 県警は「結果として女子学生に結びつかなかった。今後生かすべきところは生かしていく」とした。〔共同〕
(日本経済新聞)

 宮城県警の怠慢・不手際なんだろう。

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