日本ハムのドラフト1位ルーキー、有原がプロ2勝目を手にした。
15日のオリックス戦でプロ初勝利を挙げたものの、前回に登板した24日のソフトバンク戦では5回9安打6失点で黒星を喫した有原。プロ3度目の先発登板は「厳しいピッチングだった」と自身が語る内容となった。
「前半から飛ばしていこう」と有原はまっさらなマウンドに上がるも、先頭の大島にいきなり四球。盗塁と犠打で三塁まで進塁されると、この場面で暴投を犯し、先制点を許してしまう。
それでもその直後に打線が援護。中田の犠飛で同点に追いつくと、なおも2死二、三塁として、この試合で始めてバッテリーを組んだ近藤が「有原さんにいい気分で投げてもらいたい」と左中間を割る2点適時二塁打を放ち、チームは逆転した。
「初回はうまくコントロールできなかった。もう一度スタート」。気持ちを切り替えたルーキーは2回、3回を無失点。4回に2本の二塁打を浴びて再び失点したが、5回にはこの日3度目の「0」をスコアボードに刻んだ。
この時点で球数は105を数え、勝利投手の権利を得たところで降板。「もっとイニングを投げられるようにしたい」と白星を手にしても、お立ち台での有原の顔に笑顔はなかった。
しかし、その表情が最後に緩んだ。前日30日のお立ち台に上がった大谷からの「明日は有原さんが勝ってくれる」という約束を果したのだ。2歳年下だが、プロでは先輩、自身と同じドラフト1位の大谷から送られたこの言葉に「ありがたいと思って、しっかり投げました」と有原は心を込めて感謝していた。
(スポニチアネックス)
初回の不安定さが課題なんだろう。
後は、先頭打者をヒットか、四球で、塁に出すのも、改善しないと。
学生野球のままでは、通用しないことは、本人が1番自覚しているのだろう。
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