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2015年11月12日木曜日

看守代わりにワニ? =麻薬犯、島に隔離検討―インドネシア

【ジャカルタAFP=時事】インドネシアの麻薬犯罪取り締まり当局が、賄賂をもらっては脱獄を許す看守たちに業を煮やし、ワニで囲まれた島に拘置施設を設営できないか検討している。
 地元ニュースサイトが最近「できるだけ多くのワニを用意してやる。一番凶暴な種類を探している」と語る当局高官の発言を伝えた。
 薬物犯罪の増大には、ジョコ・ウィドド大統領も「国家の非常事態」と頭を抱えている。犯罪者には死刑を含む厳罰で臨み、4月には外国人7人を銃殺刑にして世界的に注目を浴びたばかりだ。
 しかし、死刑囚がいる拘置所内でさえ薬物汚染が広がるありさまで、看守さえ麻薬犯罪に手を染め逮捕される例が後を絶たない。当局の報道官は、麻薬犯だけで隔離しないと、通常の施設では他の犯罪者が次々麻薬組織に勧誘されてしまうと嘆いている。
(時事通信)

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