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2015年11月8日日曜日

井岡一翔 因縁レベコと大みそか再戦!白黒つける「KOかTKO」

WBA世界フライ級タイトルマッチ 王者・井岡一翔 VS 同級2位・フアンカルロス・レベコ (12月31日 エディオンアリーナ大阪)

 WBA世界フライ級王者・井岡一翔(26=井岡)が“紅白デー”に因縁の相手と白黒をつける。6日に大阪市内のジムで会見し、12月31日にエディオンアリーナ大阪で2度目の防衛戦を行うと発表した。相手は4月に2―0の判定で勝ったフアンカルロス・レベコ(32=アルゼンチン)。リターンマッチを受けるのは自身初で、5年連続の大みそかマッチで華麗なるKO決着を狙う。

 一度勝った相手ともう一回やるのなら、当然、内容が問われる。ましてや3階級制覇を決めた前回の対戦は2―0判定。結果に不満を持ったレベコは、不服申し立てをするという尾ひれもついた。井岡は、求められることを承知して強い口調で勝ち方に言及した。
 「レベコは納得していない部分があった。僕は勝ったと思ったけど。KOかTKOで誰が見てもはっきりと分かる形で勝ちたい」

 自身初のリターンマッチは、5年連続となる大みそかに行う。NHKの国民的歌番組がある“紅白デー”に白黒をつけるプランだ。自信もある。前回は井岡家の悲願である3階級制覇のために「勝ちに徹した」とアウトボクシングに終始したが、今回は違う。井岡にベルトを奪われるまで4年間も王座に君臨したアルゼンチン人ファイターと正面から渡り合う気だ。

 「前回は無理に攻めきらなかった。今回は攻めたい。さらに差が出ると思う」

 早くも大みそかに向けて動き始めている。3―0判定勝ちを収めた9月27日のソーサ戦はダメージがほとんどなかったことで、スパーリングを再開。通常の世界戦より2週間ほど早い始動だ。10月28日にはサッカー日本代表のハリルホジッチ監督から来年3月のW杯アジア2次予選の試合会場への招待を受けた。「無事に勝って(チャンピオンで)行きたい。もし誕生日の試合(3月24日)なら光栄に感じる」。異業種交流も今回のモチベーションの一つになっている。

 ここを乗り越えれば、次のターゲットは決まっている。「この階級のNo・1のチャンピオンになること。それに向けて頑張りたい」。レベコを返り討ちにし、来年に計画する統一戦に向けて弾みをつける。

 ▼WBA世界フライ級タイトルマッチ・レベコ―井岡戦VTR 今年4月22日に大阪で対戦。井岡は左ジャブで距離を取りながらの試合。一方のレベコは遠い位置から飛び込んでまとめてパンチを放った。一進一退の展開が続いたが、8回に井岡が右をクリーンヒットさせるなど、要所でパンチを決めた。判定は115―113、116―113、114―114の2―0で井岡が僅差の勝利を収めた。
(スポニチアネックス)

 ディフェンスで圧倒し、快勝だろう。

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