日本は7日に札幌入りし、室内練習場で打撃練習など軽めの調整をした。記者会見した日本の小久保裕紀監督は「いよいよ来たなという心境。日本の強みである投手力は、いい状態に仕上がった」と自信をのぞかせた。九回に逆転サヨナラ勝ちした6日のプエルトリコ戦で死球を受け、右手甲を打撲した中村剛也(西武)の韓国戦出場は流動的という。
新設大会のプレミア12は、世界ランキング上位12カ国・地域が出場。6チームずつA、Bの2組に分かれてリーグ戦の1次ラウンドを戦い、各組上位4チームが決勝トーナメントに進む。日本-韓国以外の1次ラウンドと準々決勝は台湾、準決勝、決勝、3位決定戦は東京ドームで行う。
米大リーグの選手が出場するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは異なり、メジャー登録選手(各球団40人)は参加しない。日本でプレーする外国人選手は出場可能で、ソフトバンクの李大浩(韓国)やヤクルトのバレンティン(オランダ)、日本ハムの陽岱鋼(台湾)、ロッテのデスパイネ(キューバ)らが代表入りした。【井沢真】
◇大谷「韓国、すごく強いと思う」
開幕戦に先発する大谷は7日、札幌市内の室内練習場でキャッチボールやダッシュを繰り返し、最終調整した。「いよいよ始まる。自分の持っているものを出し、少しでも長いイニングを投げて後ろの投手につなげたい。最終的に勝っていればいい」と語った。
韓国については「すごく強いと思う。クリーンアップは特に注意したい」と警戒した。
◇1次ラウンドの組分け(丸囲み数字は世界ランキング順位)
【A組】キューバ(3)、台湾(4)、オランダ(5)、カナダ(7)、プエルトリコ(9)、イタリア(11)
【B組】日本(1)、米国(2)、ドミニカ共和国(6)、韓国(8)、ベネズエラ(10)、メキシコ(12)
◇日本の1次ラウンドと準々決勝以降の日程◇
日時 対戦相手 球 場
8日19時 韓 国 札幌ドーム
11日19時 メキシコ 台 湾
12日19時 ドミニカ共和国 台 湾
14日19時 米 国 台 湾
15日19時 ベネズエラ 台 湾
16日 準々決勝 台 湾
19日19時 準決勝 東京ドーム
20日19時 準決勝 東京ドーム
21日13時 3位決定戦 東京ドーム
21日19時 決 勝 東京ドーム
※時間は日本時間。準々決勝の試合開始時間は未定
(毎日新聞)
大谷が韓国を抑えられるか。
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