議長国であるマレーシアの当局者は共同宣言見送りの理由は明らかにしていない。修正されたスケジュールでは共同宣言の署名が削除された。
米国防当局の高官は、中国が東南アジア諸国に対し、共同宣言で南シナ海をめぐる懸念に関する記述を盛り込まないよう働きかけたとし、「当然ながら、多くのASEAN加盟国は不適切だと感じた」と述べた。また、「南シナ海での中国の埋め立て作業と軍事化という重要な問題に言及しない共同宣言を発表するよりは、宣言を見送る方がまだ良い」との見解を示した。
一方、中国国防省は公式ミニブログで、共同宣言見送りの責任は東南アジア以外の「一部の国」にあるとし、米国と日本を暗に批判。これらの国が「共同宣言に無関係の内容を盛り込もうとした」と述べた。
(ロイター)
自国の非を認めず、米国と日本を批判はおもしろい。
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