ページビューの合計

2015年11月1日日曜日

<東京国税>FXで8800万円脱税容疑…千葉の社長を告発

 アベノミクスによる急激な円安を背景に、外国為替証拠金取引(FX)で得た約5億9000万円の所得を隠し約8800万円を脱税したとして、東京国税局が千葉県成田市で不動産会社を経営する大木裕信社長(53)=同県匝瑳市=を所得税法違反容疑で千葉地検に告発していたことが分かった。大木社長は既に修正申告し、納税を済ませたという。

 関係者によると、大木社長は円安が急速に進んだ2013年にFXで約5億9000万円の利益を得たにもかかわらず、確定申告の際にFXによる利益を除外して所得を過少に申告。所得税約8800万円を不正に免れた疑いが持たれている。

 FXで利益を得た場合は他の所得金額とは合計せず分離して税額を計算し、確定申告でその税額を納める申告分離課税制度が適用され、15%の所得税が課される。

 毎日新聞の取材に対し、大木社長は代理人弁護士を通じ「認識不足、仮に誤りがあっても税務署から連絡があった際に修正申告をすれば足りるといった甘い考えが引き起こした不祥事で、深く反省している」とコメントした。【太田誠一】
(毎日新聞)

 はなから申告する気が無かったのだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿