箱根山(神奈川県箱根町)の火山活動に関連し、気象庁が6日、噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げたことに伴い、箱根町は同日午前6時半から大涌谷に通じる県道など、火口周辺エリアの半径300メートルの立ち入りを禁止した。
4日には大涌谷周辺の半径3キロ範囲のハイキングコースや散策路への立ち入りが禁止されており、噴火警戒レベルが上がったことで、規制範囲を狭めた。火口周辺警報が発令されるのは、2009年に警戒レベルが設定されてから初めて。
規制されたのは大涌谷に通じる県道(約1キロ)と箱根ロープウェイ全線、姥子-大涌谷間の自然探勝歩道。
同町は同日午前6時10分、町内放送を通じ「大涌谷周辺の避難指示」を発令したが、山口昇士町長は「ごく限られた場所での規制で、箱根町全体への立ち入りが禁止されたと見られる風評被害が心配」と話している。【澤晴夫】
(毎日新聞)
知らない人は、箱根町全体に避難指示と思うかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿