県警は野村被告らの指示のもと、組織的に襲撃したとみて、捜査を進める。
野村、田上両被告の逮捕は昨年9月以降、3回目。他に逮捕されたのは、ナンバー3で同会理事長の菊地敬吾被告(42)(組織犯罪処罰法違反で起訴)ら。
発表によると、野村被告らは工藤会の組織的な活動として共謀し、あらかじめ定めた任務分担に従って昨年5月26日朝、小倉北区真鶴の駐車場で男性の胸や腹、背中などを刃物で多数回刺し、殺害しようとした疑い。男性は約3か月の重傷を負った。県警は認否を明らかにしていない。
男性の父親は市漁協幹部を務め、男性が襲われた事件当時、市漁協組合長選の候補として名前が挙がっていた。県警は、工藤会が漁協や地元の港湾建設工事に影響力を持つ父親に恐怖心を与えるため、家族を狙ったとみて調べている。
この事件で県警は今年2月、同会系組員9人を同法違反容疑で逮捕し、現場の指揮役や実行役とみられる4人が起訴された。その後の捜査で、事件関係者から野村被告の関与を示す供述を得られたという。
22日に小倉北署で記者会見した吉田尚正・福岡県警本部長は「暴力団が不当な利益を得るために関係のない人物を標的にした。全容解明を図る」と強調した。
(読売新聞)
組織壊滅に向けて、警視庁・福岡県警が圧力をかけているのだろう。
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