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2015年11月1日日曜日

ノムさん、江夏豊のリリーフ転向&イチロー攻略法など伝説を改めて語る

 サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏(80)が31日、BS朝日の「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~」(土曜後6・0~)にVTR出演し、“野村節”をさく裂させた。

 ID野球といえば、野村氏の代名詞。南海のテストを受ける際にも全球団のメンバー表をみて、20代のレギュラー捕手がいないチームを探し、それが「南海と広島だった」と、当時から“データ”を重視していたことを明かした。

 また、「投手のクセの見抜き方」、「ささやき戦術」などの伝説についても、懐かしそうに語った。さらに、南海時代、中継ぎ転向を渋った江夏豊に「リリーフの分野で革命を起こしてみい」と左腕を納得させたこと。ヤクルト監督時代の1995年、オリックスとの日本シリーズでは、攻略法に苦慮していたイチローに対し、シリーズ前のテレビ出演で「インコース主体に攻める」と発言し、実際は外角球で勝負した有名な話も披露。「2試合は通じたが、3試合は続かなかった」と、当時を笑顔で振り返った。

 最後に、野村氏らしく現在のプロ野球についても言及。「組織はリーダーの力量以上には育たない」と、持論である考える野球を推奨。味のない野球、天才型の野球には苦言を呈していた。
(サンケイスポーツ)

 長嶋茂雄の野球は嫌いだろう。

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