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2015年11月19日木曜日

中田翔 初代王者&MVP頂く!192万円高級時計が待っている

◇プレミア12準決勝 日本―韓国(2015年11月19日 東京D)

 「プレミア12」で初代王者を目指す侍ジャパンは、19日の準決勝で韓国と対戦する。18日は準々決勝までを戦った台湾から帰国。東京ドームで練習を行い、絶好調の日本ハム・中田翔内野手(26)がフリー打撃で柵越えを放ち、好調持続をアピールした。今大会は6試合中5試合で打点をマークし、計13打点と大活躍。MVPの最有力候補が豪打で侍ジャパンを頂点へ導く。

 温暖な気候だった台湾から、秋風が吹く日本へ舞い戻った。午後8時から行われた東京ドームでの全体練習。一層、小麦色に日焼けした中田はたくましさを増し、スタンドインを連発した。19日の準決勝・韓国戦を前に、気持ちは自然と高まった。

 「状態は悪くない。けっこう練習も楽しくできている。あす(19日)はいい形で入れると思う」

 プロ8年目で初めて30本塁打をマークした今季だが、終盤は不振に苦しんだままシーズンを終えた。ところが、プレミア12の開幕後は打撃の状態が急上昇。11日のメキシコ戦(天母)でサヨナラ打、12日のドミニカ共和国戦(桃園)では勝ち越し二塁打、さらに14日の米国戦(同)で勝ち越し3ランと、予選ラウンドで3戦連続の決勝打を放った。驚異的な勝負強さを発揮し「自分でもびっくりしているくらい状態がいい」と驚くほどだった。15日のベネズエラ戦(同)でも1点を追う8回に一時逆転の2点二塁打。9回に逆転されたものの、その後のサヨナラ勝ちにつなげた。

 紛れもなく今大会MVPの最有力候補だ。ここまで打率・435、2本塁打、13打点。00年以降の国際大会では04年アテネ五輪の福留(当時中日)の10を超える1大会個人最多打点を更新中だ。日本が優勝すれば中田の受賞は確実。受賞者にはオフィシャルスポンサーのスイス高級時計ブランド「ウブロ」から「アエロ・フュージョン プレミア12」(税込み192万2400円、限定100本)が贈呈されることが既に決まっている。中田は「それ(MVP)は終わってからの話。しょうもないことを考えても一緒。勝つことだけを考えて一生懸命やりたい」と無関心を装うが、好調を持続すればおのずと結果はついてくる。

 韓国の先発はロッテのイ・デウン。中田は今季5打数2安打と苦にしていない。「シーズン中からしょっちゅう対戦しているし、イメージはある。真っすぐと変化球がいいけど、1打席目から積極的にいきたい」。今大会は小久保監督就任後に初めて4番を外れた。しかし、世界の頂点に立つためならどんな役割もいとわない。「日の丸を背負っている以上、何番でも自分の仕事ができればいい」。自身とチームの2つの栄冠へ、中田のバットが勝利へ導く。(柳原 直之)

 ▼ウブロの「アエロ・フュージョン プレミア12」ベルト部分は硬球の縫い目をイメージし、ケースバック(裏ぶた)はサファイアガラスでプレミア12のロゴがプリントされている。

 ◆国際大会とMVP 06年の第1回WBCでは松坂(西武)が受賞した。決勝のキューバ戦を含め台湾、メキシコ戦の3試合で3勝0敗、防御率1.38。「本当にこの大会に参加できて良かった。もっと実力を磨いてレベルアップしたい」と話した。当初は個人賞の表彰は予定されておらず、決勝戦当日に事務局がベストナインとともに発表した。09年の第2回WBCでも2大会連続で松坂(レッドソックス)が受賞。韓国、キューバ、米国と強豪相手に3戦3勝、防御率2.45の成績を収めた。
(スポニチアネックス)

 今日の韓国に勝てれば、初代王者だろう。

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