約50年前に死去した父母が生きているかのように書類を偽造し、年金を不正に受給したとして、岐阜県警は7日、有印私文書偽造・同行使、詐欺の疑いで岐阜県恵那市の無職鈴木光枝容疑者(86)を逮捕した。鈴木容疑者は「全く身に覚えがない」と容疑を否認している。
恵那署によると、鈴木容疑者の父は1968年7月に65歳で、母は1965年4月に60歳で死去していた。日本年金機構多治見事務所は、父母が健在という届けを受けていたが、2人が112歳と110歳で非常に高齢なことなどから、恵那市に確認したところ、死亡届が出ていたことが判明。同事務所が3月に告発していた。署は、鈴木容疑者が約半世紀にわたり、父母分の年金計約5100万円を受け取ったとみている。
署によると、逮捕容疑は13年2月~14年12月にかけ、日本年金機構に両親が生きているようにウソを書いた「現況届け」を提出し、11回にわたり年金約262万円をだまし取った疑い。
(日刊スポーツ)
市役所に死亡届を出しても、日本年金機構に連絡されないシステムが悪い。
この歳で、詐欺で、刑務所はつらい。
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