福島第1原発事故に関する未解明の事象について確認していた作業でわかった。2号機は2011年3月11日の事故発生から3日間は原子炉への注水を維持できたが、注水が止まった後に炉心損傷した。同15日には、格納容器から大量の放射性物質を放出する事態に発展した。
東電は同14日、圧力上昇による格納容器の破損を防ぐためベントを試みたが、うまくいかなかった。ベントによって蒸気などが通るはずだった配管を昨年10月に調べたところ、閉止板(ラプチャーディスク)と呼ぶ装置の周辺に放射性物質による目立った汚染は見つからず、操作が失敗したことが裏づけられたという。閉止板は一定の圧力になると自動的に破れて、内部の圧力を下げる仕組みになっていた。
ベントが難航した結果、2号機では格納容器が破損し、放射性物質を含む気体がそのまま漏洩したとみられる。今後、ベント失敗の原因や放射性物質の大量放出の経緯についても詳細を調べる方針だ。
(日本経済新聞)
どうして今頃、ベント失敗のニュースなんでしょうか。
失敗した理由もわからないのに、懲りずに原発再稼働することの無神経さがおもしろい。
0 件のコメント:
コメントを投稿