◆日本ハム2―5西武(12日・札幌ドーム)
やられっぱなしでは終われない。中田が4番の意地を見せた。5点差の9回無死一塁で、十亀の外へ逃げるスライダーを左翼席中段まで運んだ。ソフトバンク・李大浩を突き放すリーグ単独トップの11号2ラン。チームの完封負けを阻止し、「次は勝つためにやっていく。もっと早い回に点を取らないと」と言葉に力を込めた。
“プチスランプ”だった。一発が出るまで13打席連続無安打だった。この日、グラウンド入りするやいなや、「ここに来て絶不調や…」とポツリ。4番の弱気発言に、「はい…」とうなずく報道陣。重苦しいムードが漂ったが、豪快にそれを一蹴した。「“はい…”、じゃねぇ~よ! 野球はなるようにしかならん」。フリー打撃では入念にバント練習し、ミートポイントを確認。不振脱出弾につなげた。チームは今季初の3連敗で、首位・西武と1・5ゲーム差。3位に転落したが、栗山監督は「野球人として完封負けを阻止する思いは大事。いい本塁打だった」と目を細めた。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)
日本ハム打線の大部分がスランプなんだろうか。
打線が復調しないと、上位浮上はないだろう。
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