メイウェザー、パッキャオに３-０で判定勝ち

　【ラスベガス（米ネバダ州）＝山口大介】「世紀の一戦」として注目されたボクシングの世界ウエルター級王座統一戦は２日、ラスベガスのＭＧＭグランド・ガーデンアリーナで行われ、世界ボクシング協会（ＷＢＡ）、世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）王者のフロイド・メイウェザー（米国）が世界ボクシング機構（ＷＢＯ）王者のマニー・パッキャオ（フィリピン）を３―０の判定で下し、３団体統一に成功した。

　ジャッジの３人採点は118―110が１人、116―112が２人と大差がついた。

　38歳でこれまで５階級制覇を達成しているメイウェザーは、戦績を48戦全勝（26ＫＯ）として無敗を守った。史上２人目の６階級制覇をなし遂げている36歳のパッキャオは、57勝（38ＫＯ）６敗２分けとなった。

　両者はこの10年ほど世界最高のボクサーの評価を二分してきた。2009年に一度対戦交渉がされたものの、実現に至らず、長年対戦が待望されてきた。米国メディアなどの報道によると、メイウェザーに１億2000万ドル（約144億円）、パッキャオに8000万ドル（96億円）の報酬が最低保証されている。

（日本経済新聞）

　大差ではなく、僅差の判定勝ちでしょう。

　パッキャオの威圧感・圧力はすごかったが、逃げるメイウェザーに有効なパンチは少なく詰め切れなかった。

　また、いずれ再戦はあるでしょう。