国際大会「プレミア12」は19日、東京ドームで準決勝1試合が行われ、侍ジャパンは韓国と対戦。先発した大谷翔平投手(21=日本ハム)が7回1安打11奪三振と完璧な投球を見せたが、3点リードの9回に救援陣が崩壊。まさかの逆転負けを喫し、決勝進出を逃した。
7回零封の大谷の後を受けた則本(楽天)が8回を三者凡退。3点リードで流れは完全に日本にあるかに見えたが、9回に一気に暗転した。2イニング目となった則本が3連打を浴びるなど2点差に迫られ、無死満塁のピンチを作って降板。続く松井裕(楽天)は押し出し四球で1点差とされると、増井(日本ハム)が李大浩(ソフトバンク)に逆転2点適時打を浴びた。
大谷は初回の2度も含め160キロを7度計測するなど直球の威力が抜群だった。時折フォークを織り交ぜる配球に韓国打線はきりきりまい。中盤から投げ出したスライダーも効果的で、4回1死からは5者連続奪三振もマークし、7回で11個の三振を積み重ねた。
6回まで無安打投球。7回の先頭打者チョン・グンウに中前打を許し無安打無得点こそならなかったものの、みじんも隙を見せない圧巻の投球を繰り広げた。
打線は4回に平田(中日)の適時打や坂本(巨人)の犠飛などで3点を挙げたが、2ケタ残塁。好機で一打を欠いた“ツケ”が最後に出た。
侍ジャパンは21日の3位決定戦でメキシコ―米国の準決勝(20日、東京D)の敗者と対戦する。
(スポニチアネックス)
まさかの逆転負け。
やはり、強敵・韓国は、簡単に勝てる相手ではなかった。
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