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2016年9月10日土曜日

日本ハム首位浮上10日にもM点灯!中田3年連続100打点も「そんなんどうでも…」

「楽天2-8日本ハム」(9日、コボスタ宮城)

 日本ハムの首位再浮上を決定づける一撃を中田翔内野手は悠然と見送った。3点リードの九回2死二塁。前打者の大谷が敬遠気味に歩かされた。ウエイティングサークルで闘志がふつふつと湧いてきた。主砲は大阪桐蔭の先輩、川井のシンカーを振り抜き、バックスクリーン左へ突き刺した。「どうだ」と言わんばかりにダイヤモンドを一周した。

 3試合ぶりの24号3ランでとどめを刺し、102打点目を挙げた主砲。4打席凡退の後の5打席目で、しっかりと仕事を果たした。3年連続100打点到達にも「そんなのどうでもいいわ」と一蹴した。

 ソフトバンクが敗れ、8月25日以来の首位再浮上も中田は浮かれるそぶりもない。「1試合も気の抜ける試合はない。相手より1試合でも多く勝てばいい。ここから全部勝つつもりでいく」。残り17試合全勝の意気込みを語った。

 七回には大谷が右前適時打を放つなど、ON砲がそろって打点を挙げての快勝だ。3年連続クライマックスシリーズ進出も決定。最短で11日にも優勝マジックが点灯する。栗山監督は「食らいついていけば何とかなる。しびれるけど、最後に笑えればいい」と表情を引き締め、V奪還を誓った。
(デイリースポーツ)

 4打席凡退が問題だろう。

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