北朝鮮産マツタケの不正輸入事件で、不正輸入の実務を行ったとされる在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の貿易会社「朝鮮特産物販売」(東京都台東区)やその関連会社が、北朝鮮産マツタケを中国国内の上海・瀋陽といった複数ルートを経由させ、輸入していたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警などの合同捜査本部は、取引を複雑化させることで産地偽装の発覚を免れていた可能性もあるとみて流通経路を調べている。
合同捜査本部によると、北朝鮮産マツタケを中国産と偽るため、マツタケを北朝鮮からいったん中国国内に輸送した後、日本国内に空路で運んでいた。
関係先に対するこれまでの家宅捜索では、朝鮮特産物販売などが中国の現地ブローカーと交わした契約書や取引記録を押収。これらの記録などから、中国国内では上海・瀋陽といった複数の経由拠点があったことが分かった。
北朝鮮産マツタケを日本国内だけでなく、韓国向けにも販売していたという情報もあり、確認を進めている。
合同捜査本部は同日午前、外為法違反容疑で朝鮮総連トップの許宗萬(ホ・ジョンマン)議長の次男、許政道(ジョンド)容疑者(50)=東京都足立区=を送検した。朝鮮特産物販売社長、金勇祚(キム・ヨンジョ)容疑者(70)=東京都八王子市=と同社の元社員で食品商社「サンダイム」社長、山中和秀容疑者(63)も午後送検した。
(産経新聞)
中国を経由地を利用して、産地偽装の発覚を免れていたと、徐々に事実関係が明らかになっている。
朝鮮総連は、これでも、不当な捜査で、関与していないと主張するのだろうか。
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