政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が石井みどり参院議員(自民)の後援会に事実上、法定上限を超す寄付をした問題をめぐり、日歯連の評議員会で石井氏への寄付が迂回(うかい)献金ではないかと疑問視され、日歯連幹部が「問題ない」との趣旨の説明をしていたことが1日、日歯連関係者への取材で分かった。
東京地検特捜部は先月30日、政治資金規正法違反容疑で日歯連事務所などを家宅捜索。押収した資料を分析し、実態解明を進める。
関係者によると、今年1月に行われた日歯連の評議員会で、出席者の1人から、石井氏を支援する政治団体「石井みどり中央後援会」に日歯連から4500万円、別のルートを通して5000万円が支払われ、合わせて9500万円になると指摘があった。
政治資金規正法は、政治団体間の寄付を年間5000万円に制限しており、この出席者は2004年に発覚した自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件に触れながら、「同様のグレーゾーン的な会計処理ならとんでもない。迂回献金として渡されては困る」と発言した。
これに対し、石井氏の後援会で会計責任者を務める日歯連の副理事長は「極めてテクニカルな要素」と答え、問題ないとする説明をしたという。(2015/05/01-05:20)
(時事ドットコム)
日歯連幹部が、迂回献金の問題はない=迂回献金でない、と主張していることがおもしろい。
法律の盲点をついた、合法的な献金として認識しているのでしょう。
別の議員から、石井議員へ献金は、別の議員の判断での献金であり、日歯連は関知しないとした場合、通用するかでしょうか。
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