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2015年5月26日火曜日

バター、7千トンの不足見込み 農水省は緊急輸入の方針

 バターが昨年度に続き、今年度も品薄になるとの見通しを酪農・乳業の業界団体「Jミルク」が25日発表した。今年度は全国で7100トン不足する見通しで、農林水産省は近く、不足分を補うための追加の緊急輸入を決定する方針だ。

 Jミルクは、今年度の国内バター生産量は昨年度に比べ5・2%増の6万5千トンと予想する一方、需要も0・9%増の7万5千トンと見込み、国内産バターだけでは必要量をまかなえない見通し。昨年度と同様、ケーキの需要が集中するクリスマスシーズンを中心に不足が見込まれるという。

 農水省は今年度2800トンのバターを輸入することをすでに決めているが、不足分をまかなうために追加の輸入が必要とみている。昨年度も1万3千トンを輸入でまかなった。

 酪農家の廃業などで生乳(しぼったままの牛乳)生産量は1996年度の865万トンをピークに昨年度は733万トンまで減った。牛乳を優先的につくるため、バターなどの加工に回す生乳が不足する傾向がある。(大畑滋生)
(朝日新聞デジタル)
 チーズが不足しないで、バターが不足する理由がわからない。国からのチーズへの補助金が関係しているのだろうか。
 

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