[ラスベガス 30日 ロイター] - ボクシングのフロイド・メイウェザー(38、米国)とマニー・パッキャオ(36、フィリピン)による5月2日の対戦は「世紀の決戦」として大注目を浴びている。元王者オスカー・デラホーヤ氏は、この一戦には「パウンドフォーパウンド(世界最強の座)」だけでなく、ボクシングの未来もかかっているかもしれないとの見解を示した。
ボクシング史上最高収益をもたらすことが確実視されるこの試合は5年以上前もから期待されていた。歴代でも最高クラスの守備力を誇り、47戦無敗のメイウェザーに対し、パッキャオは攻撃を全面に出すファイティングスタイル。メイウェザーが初の敗戦を喫する可能性もあり、ファンの期待は高く、チケットは富裕層やセレブ以外は手が届かないような値段に達している。
メイウェザーとパッキャオの両方と対戦した経験のあるデラホーヤ氏も「もう一度観たいと思うようなエキサイティングな戦いになれば、ボクシングは新たな高みに達するかもしれない」と期待。一方で、凡戦に終われば競技全体に悪い影響が出る可能性があると懸念も口にした。
専門家からは、両者ともにピークを過ぎており、メイウェザーにはかつてほどのスピードがなく、パッキャオも2009年以来KO勝ちがないことを心配する声も聞かれる。
デラホーヤは、試合が凡戦にならないための鍵はパッキャオにあると分析。「メイウェザーがすることはもうみんな分かっている。試合をエキサイティングにするのはパッキャオだ。彼が仕掛ける側だ」とし、「すべてはパッキャオ次第だ」と語った。
そのパッキャオも「ファンは高いお金を払っているし、いい試合を見る権利がある。ファンを喜ばせたい」と試合を盛り上げることを約束した。
(ロイター)
バッキャオが、常に前に出る攻撃的なボクシングで攻めて、スピード・パワーで圧倒し、メイウェザーをボコボコにするでしょう。
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