チームは最大の危機に直面している。22日の楽天戦(札幌ドーム)では04年に北海道移転後、球団ワーストとなる19失点。歴史的大敗を喫し、球宴を挟んで4連敗となった。首位・ソフトバンクに今季最大の6ゲーム差をつけられ、逆転優勝が厳しくなってきた。
大谷に連敗ストッパーを託す。球宴後の楽天3連戦(札幌ドーム)では普段ならばDHで出場するところだったが、栗山監督は「球宴に出ていたので」とベンチからも外してコンディションを整えさせた。21歳エースは逆境に強い。今季、チームの連敗中に登板した成績は4戦4勝。さらに対西武は13年のプロ1年目以来、通算7試合で無傷の5連勝中だ。強力打線を相手に防御率1・08と抑え込んでいる。
昨年は前半戦で9勝を挙げ、球宴でプロ野球最速タイの162キロをマーク。しかし、後半戦ではわずか2勝しかできなかった。力を入れて腕を振り過ぎた結果、フォームのバランスを崩した。その反省を踏まえ、今年の球宴では1球だけ全力投球で、159キロにとどめた。昨年の二の舞いを踏むことはせず、「(球宴前から)やるべきことを継続してできた」と手応えを口にした。しぼみかけている栗山ハムを、もう一度勢いづける。(横市 勇)
(スポニチアネックス)
今日は、大谷で絶対に落とせない試合でしょう。
久しぶりに、安心して試合観戦できるか、それとも、西武打線の奮起はあるか。
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