夏場所13日目の22日、ひとりの元学生横綱が土俵を去った。西幕下60枚目の吐合(はきあい)(33)=本名・吐合明文、愛媛県出身、北の湖部屋。最後の一番を押し出しの白星で飾り、「自分の相撲ができた」とすがすがしい笑顔を見せた。
右ひざには2回の手術による約15センチの生々しい傷が残っている。右をかばうことで近年は左ひざを痛め、きつくサポーターを巻いて土俵に上がり続けた。酷使を続けた左ひじも、まっすぐには伸びない。
(朝日新聞デジタル)
学生横綱から角界入りも、十両・幕内力士で活躍している者は少ない。
横綱は、輪島だけ。
遠藤は、どこまで行けるか。
なぜ、学生横綱は伸びないのだろうか。パワー主体の押し相撲で技術が未熟も、相撲スタイルが中途半端に固定化し、柔軟に対処できないせいだろう。
実力だけが勝負の世界は厳しい。
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