「連敗中で抑えなきゃいけない立場。結果が悔しいです」
19歳左腕は敗戦を一身に背負った。同点の9回から登板し、10回の先頭打者・レアードまで4者連続三振。今季の日本ハム戦での無安打記録は9回2/3まで伸びていた。しかし、1死から西川の放った高いバウンドは二塁内野安打に。犠打で2死二塁から、田中の打球は左翼線へポトリと落ちた。129キロチェンジアップ。直前の同球種よりも少し高く入った。「点を取られているので」。報道陣の不運の問いかけにも、同調はしなかった。
大久保監督は「あそこに落ちるのか…というところに落ちた。何試合も松井で勝っていますし、全く松井の責任ではない」とかすれた声で話した。31試合、38イニング目にして、初の適時打、初の決勝点を献上した。その鉄壁左腕ですら、連敗の波を止められなかった。
松井裕はソロ本塁打で失点した過去2試合ともに「もう打たれない」と悔しさを次への糧へと変えてきた。打たれた2試合の後はともにスパイクを替えた。「いつかは打たれる」ではなく、結果を一身に受け止め、次に向かう。今回も同じだ。
指揮官は「本当に一致団結しかない。できるかぎり知恵を絞って、何をやったら勝てるかを練りに練る」と話した。勝利を求める心の強さだけはブレてはいけない。(倉橋 憲史)
(スポニチアネックス)
前日の顔見せ興行的な東京ドームの登板がなければ、抑えていたのだろう。
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