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2015年7月24日金曜日

養殖マグロ <マグロ>いけすの1万匹 台風の影響で死ぬ 損失13億円


 和歌山県は24日、台風11号の影響で、同県串本町の紀伊大島沿岸で民間事業者6社が蓄養していたクロマグロ計1万1072匹(約12億9000万円相当)が死んでいるのが見つかったと発表した。波に驚いていけすの網に衝突するなどしたためとみられる。マグロは皮膚が弱いため、傷口から病気に感染しやすく、今後さらに死ぬマグロが増える見通しだという。

 県や町によると、死んだのは体長50~60センチのまだ小さなマグロが大半だったが、出荷直前の100キロほどの個体も含まれていた。近くにある近畿大の施設でふ化して、業者が蓄養しているマグロも含まれる。

 和歌山県内では7事業者がマグロの蓄養をしており、2011年9月の台風12号に伴う紀伊半島豪雨災害時も約4億2900万円の被害が出たが、今回の被害額は過去最大となった。【稲生陽】
(毎日新聞)

 もったいない。台風の影響を受けない養殖技術の確立が必要ということか。

 

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