ページビューの合計

2015年8月31日月曜日

清宮 膝の違和感で途中交代「大事取った」と監督

<U18W杯:日本15-0チェコ>◇31日◇1次リーグA組◇大阪・舞洲

 清宮幸太郎内野手(1年=早実)が膝の違和感のため途中交代した。

 この日は4試合目で初めて指名打者ではなく「4番一塁」で先発出場。1回の第1打席は二ゴロ、2回の第2打席は右飛。3回表は打席が回らず、その裏の守備からベンチに下がった。

 しばらくベンチ裏に姿を消していたが4回にベンチに戻り試合を見守った。

 西谷浩一監督は「ちょっと膝の方に違和感があったということで大事を取って早めに代えました」と説明した。
(日刊スポーツ)

 不振な清宮を替える口実だろうか。

 まあ、格下のチームで、勝っていれば、他の選手起用や休息も必要だろう。

茨城県がヨウ素剤配布へ 東海第2原発立地、6万6千人対象


 日本原子力発電の東海第2原発が立地する茨城県は31日、原発から5キロ圏内の東海村と日立市、那珂市の住民に、事故時に甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤の事前配布を10月から順次始めると発表した。県薬務課によると、今回の配布対象は約6万6千人。

 ひたちなか市も5キロ圏内に一部かかっているが、市全域での配布を求めて県と協議中で、配布の見通しは立っていない。

 県は今後、地区ごとに説明会を開き、服用が可能かどうかの問診票を配布。持ち帰って記入してもらい、その後、医師が問診票を基にアレルギーの有無などを確認し、問題のない人にヨウ素剤を渡す。説明会に参加できなかった住民には来年度に配布予定という。
(産経新聞)

 未成年者が、被曝して、数時間以内に摂らないと、甲状腺がんの確率が高まるようだが、全員に配布する必要はあるのだろうか。

安保反対デモ「大きな誤解が一因」…菅長官


 菅官房長官は31日の記者会見で、30日に国会周辺であった安全保障関連法案に反対するデモについて「法案は『戦争法案』『徴兵制の復活』などと宣伝され、大きな誤解が生じている」と述べ、国会審議を通じて法案への理解を求めていく考えを示した。

 主催者がデモの参加者を12万人と発表する一方、警察関係者が3万3000人としたことについては「だいぶ開きがある」と指摘した。
(読売新聞)

 安保法案をよく理解してもらって、賛成か、反対かの議論をするしかないだろう。

 なぜ必要なのかを理解しないで、ただ、おバカな野党を信じて反対は如何なものか。

 

佐野研二郎氏に新たに2つの「疑惑」が浮上 原案には「パクリ?」、展示例に画像無断転用?


 「酷似問題」に揺れる2020年東京五輪公式エンブレムを手がけたアートディレクターの佐野研二郎氏(43)に、新たな「疑惑」が浮上してしまった。

 大会組織委員会が2015年8月28日の記者会見で公開した佐野氏のデザイン原案についても、インターネット上で「パクリではないか」との指摘が相次いでいるのだ。

■タイポグラフィの巨匠の展覧会ロゴに似てる?

 現在使用されている公式エンブレムは、コンペで選ばれたデザインを佐野氏自らが修正して完成させたもの。当初の案は現行デザインよりも直線的で、アルファベットの「T」を強調したデザインだった。赤い円も現在の右上ではなく右下に配置されており、「酷似」が指摘されているベルギーの劇場ロゴのような「L」を想起させるものではなかった。

 ところが商標調査の段階で「ある国のある会社が登録している商標」に若干似ていることが分かったため、組織委が佐野氏に修正を依頼。原案から2度の修正を経て、最終的に現在のデザインにたどり着いたという。

 組織委は会見で「(劇場ロゴとは)デザインプロセスも発想も全く違う」と強調し、佐野氏案が持つオリジナリティーに理解を求めた。

 だが、盗作疑惑を払しょくするはずの会見がきっかけとなり、インターネット上では新たな「火種」がくすぶり始めてしまった。会見で公開された原案についても「パクリではないか」との指摘が続出しているのだ。

 「元ネタ」とされているのは、2013年11月に東京・銀座のギャラリーで開催されたタイポグラフィの巨匠、ヤン・チヒョルト氏の展覧会で使用されたロゴ。色は異なるが、佐野氏の原案と同じく長方形と2つの三角、円という構成で、それぞれ同じ位置に配置されている。

 もっともアルファベットをベースにしたものや、図形を組み合わせただけのシンプルなデザインならば、偶然似寄ることもままあるだろう。

 しかしネット上の「調査団」たちは、佐野氏の事務所「MR_DESIGN」のツイッターアカウント(5月に退会)が開催期間中に「いまのgggのヤン・チヒョルトもやばい」(編注:gggは展覧会開催ギャラリーの略称)とツイートしていたことを探り出した。これをもとに、佐野氏の原案を批判している。もっともこれだけでは間違えのない「証拠」とはいえない。

展示例画像の無断転用疑惑、組織委「確認中」

 この指摘について、佐野氏側はどのような見解を持っているのだろうか。J-CASTニュースは31日昼、「MR_DESIGN」に取材を申し込んだが、広報担当者は外出中とのことで「いつ戻るかも分からない」とのことだった。メールでも質問しているが、19時までに返答はない。

 なお、会見を通じて浮上した疑惑はこれだけではない。エンブレムの展示例に使われている画像は個人ブログなどから無断転用したものではないか、との指摘が出ているのだ。

 これは実際にエンブレムが空港や街中に掲げられた際のイメージを示したもので、佐野氏がコンペの際の資料として提出していた。だが、使用されている羽田空港のロビーや渋谷駅前のスクランブル交差点の画像は、外国人のブログなどに掲載されていた画像とぴったり重なるというのだ。

 本来は公表することのない内部資料だったのかもしれないが、会見で組織委がスクリーンに映し出したため、問題視されることとなった。

 この件について組織委の戦略広報課は「事実関係を確認中」と回答した。MR_DESIGNに対しても回答を求めているが、原案の件と同様に現時点で返答はない。
(J-CASTニュース)

 さすがに、これだけ、盗用・模倣・パクリ・画像無断使用が出てくると、東京五輪組織委員会も、さじを投げるだろう。

 新たに、五輪ロゴを選定すべき時期だろう。

脱税スキームか 福岡の輸入販売会社を家宅捜索


 滞納していた法人税などを徴収されないよう財産を隠した疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は31日、国税徴収法違反(滞納処分免脱)容疑で、福岡市中央区にある婦人服輸入販売会社(破産手続き中)の事務所や代表者宅など、関係先数カ所を家宅捜索した。

 捜査関係者によると、同社は破産手続き前に、滞納した法人税などの徴収を免れようと、1億円近くの売上金を関連口座に移すなどして隠したとされる。

 会社関係者によると、同社は福岡市や大阪市に事務所を置き、中国や韓国から婦人服などを輸入して販売。大阪地裁が昨年10月、破産手続きの開始決定をしていた。
(ロイター)

 破産を利用した脱税スキームなんだろうか。
 
 破産で会社を潰して、新設会社で同じ事業を続ければ、滞納税金の徴収不能で、結果として容易に脱税できる。

平沢大河 U18W杯 スカウトが固唾のんで注目する仙台育英・平沢の打撃

 成績次第では下位指名すらあり得る。

 さながら今秋ドラフトの品評会の様相を呈しているU18W杯。12球団のスカウトがネット裏に陣取っているものの、彼らの目的は1位指名候補の絞り込みと2位以降の順位付け。

 逆に言えば、この時期に選手の評価が大きく変わることはほとんどない。

 26日の大学選抜との試合では県岐阜商の高橋純平、大分商の森下暢仁の上位候補右腕が前評判通りの投球を見せられなかったが、多くのスカウトは「2人とも甲子園に出ていないし、実戦から離れていた。あの試合での投球は何の参考にもならない」と意に介さない。

 そんな中、1人だけ「アイツは何位がふさわしいのか?」と、いまだに評価が定まっていない野手がいる。それが仙台育英の遊撃手、平沢大河だ。俊足強肩で守備力はすでにプロ並み。26日の試合では来年のドラフトで競合必至の田中正義(創価大)の153キロをとらえて右前打を打っている。楽天の星野SAも「鳥谷以上やな」と絶賛だ。

 あるスカウトは「素晴らしい選手だが……」とこう話す。

「速球への対応力は二重丸。問題は変化球です。ボールの見極めがきちんとできるのかどうか。甲子園でも変化球を打ちづらそうにしていましたからね。高校生を指名する時に見るべきは足や肩などの素質面。打撃はプロに入ってから何とでもなるとはいえ、ベースのはるか手前でワンバウンドするボール球に手を出すような選手はなかなか変わらない。仮にW杯で変化球に翻弄されるようなら、上位指名も怪しくなる。4年も5年も二軍で鍛えなきゃいけないというならば、下位指名で十分」

 もっとも、28日のブラジル戦ではその判断がつかなかったもよう。前出のスカウトは「直球が130キロ未満の投手ばかりで、ボールも変化球なのか真っすぐが垂れているだけなのかわからない。見極めも何もあったもんじゃないよ」と、苦笑いで球場を引き揚げた。
(日刊ゲンダイ)

潘基文(パンギムン)国連事務総長「国連は中立であるべき」…菅官房長官が不快感

 菅官房長官は31日午前の記者会見で、潘基文(パンギムン)国連事務総長が9月3日に北京で行われる「抗日戦争勝利70年」の式典に出席することについて、「国連は中立であるべきだ。加盟国に対して、いたずらに特定の過去に焦点を当てるのではなく、未来志向の姿勢を取るよう促すべきだ」と述べ、不快感を示した。

 日本の国連代表部は27日、国連事務局に「中立性を損なう行動」などとする懸念を伝えている。
(読売新聞)

 国連を形骸化させた、歴代最悪の事務総長との評判があり、反日親中で、将来の韓国大統領を目指す立場とすれば、抗日パレードに参加だろう。

韓国の二刀流、見事な火消し U-18W杯、4連勝韓国がスーパーラーウンドへ

「野球U-18ワールドカップ 1次ラウンドB組、韓国4-3台湾」(31日・舞洲)

 韓国が競り勝ち開幕4連勝、B組1位でのスーパーラウンド進出を決めた。

 「3番・遊撃」で先発出場していた朴俊泳内野手が、見事な火消しを見せた。八回にエースの李?河投手が2失点し、最大4点のリードを1点差まで詰め寄られた九回にマウンドへ。緊迫した場面での登板となったが「楽しみました」との言葉通り、最速149キロを誇る速球を軸に、3者凡退に仕留めて試合を締めた。

 韓国プロ野球のNCダイノスに入団が決定済みで「投手か野手かは、プロに入ってから決めます」という“二刀流”右腕。大谷(日本ハム)を知っているかとの問いに「知っています。天才ですね」と笑顔で答えると「自分が自信があるのはピッチングです」と話していた。
(デイリースポーツ)

東京駅前390mの日本一ビル、27年度完成へ


 三菱地所は31日、JR東京駅前に高さ約390メートルの超高層ビル(61階建て)を建設すると発表した。

 「あべのハルカス」(大阪市、高さ300メートル)を上回り、日本で最も高いビルになる。2027年度に完成する予定だ。

 建設予定地は、日本銀行本店に近い東京都千代田区の常盤橋地区にある約3万平方メートル超の敷地。現在はJXホールディングスの本店が入るJXビルや日本ビルなどがある。

 国際NPO(非営利組織)の高層ビル・都市居住協議会によると、世界で最も高いのは、ブルジュ・ハリファ(アラブ首長国連邦)の828メートル。現在のランキングでは、三菱地所の新ビルは世界20位前後にあたる。

 東京駅前の再開発では、三井不動産と東京建物が八重洲口に、それぞれ高さ245、250メートルのビルを21、23年度に開業させる計画があり、超高層化が進んでいる。
(読売新聞)

五輪エンブレム展示例の写真無断転用? 佐野氏側が制作

 2020年東京五輪のエンブレムがベルギーの劇場ロゴと似ていると指摘されている問題で、エンブレムの展示例の画像に使われている写真が、インターネット上の個人サイトなどから無断転用された疑いがあることが30日、分かった。大会組織委員会は産経新聞の取材に、作者の佐野研二郎氏側が画像を制作したことを認め、「事実関係などを確認する」としている。

 無断転用の疑いがある展示例の画像は、羽田空港のロビーの天井からエンブレムをぶら下げたものと、渋谷駅前のビルにエンブレムを掲げたものの2枚。組織委が佐野氏のデザインの選考過程を説明した会見などで示していた。

 羽田空港の画像は、外国人女性がブログに公開している写真と、ぶら下がっている広告や利用客の位置などが酷似。この写真には著作権を示す「Copyright(C)Sleepwalkingintokyo」の文字があるが、展示例の画像では確認できない。

 渋谷駅前の画像は、ビルや雲などの風景が別の外国人のブログ、人混みが2013年にベルギーで開催された世界最大級の野外音楽フェスティバル「tomorrowland」のホームページの写真と一致し、2つを合成した可能性があると指摘されている。

 組織委の高谷正哲戦略広報課長は「展示例の原案は佐野氏がコンペの応募段階で提出した。無断転用であれば著作権の問題が生じると考えており、31日以降に佐野氏本人から事実関係を確認したい」としている。
(産経新聞)

汗ばむ季節にしっかり消臭「サーフェスサニタイザー」の感想

グッドスマイルインターナショナルファンサイト参加中

「サーフェスサニタイザー」の感想

 夏の屋外での身体の汗臭さや足の臭い防止に使用しています。

 使用してみて、十分に消臭効果があり好感がもてます。
 また、人間やぺットに無害で、安心して使えることも魅力的です。



バイオトロール 公式サイト グッドスマイル オンラインショップ facebookページ

どんどん使って頂きたい7!泡洗顔化粧品、CCクレイウォッシュの感想

プリモニ倶楽部ファンサイト参加中

CCクレイウォッシュの感想

 脂性の顔の洗顔に使いました。

 泡で、脂分と汚れが取れて、肌にも優しい感じで使い心地は、とても良好です。

 早速、妻にも勧めて使っていますが、化粧落としにも良いとのことです。


CCクレイウォッシュ

【魚のサラサラ成分!】 鮫肝 DHA&EPA サプリメントで生活習慣をサポート♪ サプリ使用後の感想

「株式会社みやび」モニプラ・コミュ ファンサイト参加中

鮫肝 DHA&EPA サプリメントの感想

 使用後の感想は、飲んですぐに、身体が元気になったような感覚を感じることができた。
 何とも抽象的な言い方で申し訳ないが、疲労回復したい人や体調不良の人にはお薦めです。
 健康のためには、毎日、青魚を食べるとよいのだろうが、できない人はこのサプリで手軽に栄養補給できるのがよい。

 DHAは、血液をサラサラにして、血管を若くして、脳を元気にする、痴呆症予防に効果があるようなので、お年寄りや中高年の人にもお薦めのようです。
 
 また、EPAの効果は、動脈効果の改善、花粉・アトピーの改善、中性脂肪の低下、記憶力の向上に効果があるようです。



鮫肝 DHA&EPA サプリメント  鮫肝 DHA&EPA サプリメント 

小笠原慎之介「うまくいった」純平カーブで豪斬り6回9K

<U18W杯:日本10-1オーストラリア>◇30日◇1次リーグA組◇大阪・舞洲

 今大会初先発の小笠原慎之介(3年=東海大相模)が新たな武器を手に、オーストラリアを撃破した。5回1死。8番カリルへ自慢の直球を2球続け、あっさり追い込んだ。3球目。落差の大きい112キロのカーブを投じると、相手は手が出なかった。小笠原は「うまくいきました」としてやったりの表情で、次打者まで4者連続三振を奪った。

 甲子園で見せなかったこのカーブは高橋純平に教わった。「春の招待試合の時に見て。カーブはもともと投げられましたが、抜くようにうまく投げられなかったので、代表の練習初日に投げ方を聞きました」。初回は自慢の直球で押したが、2者連続安打を浴びる立ち上がり。2回以降はチェンジアップ、スライダーにこの「急造カーブ」を織り交ぜた。阪神スカウトのスピードガンでは最速145キロを計測。6回3安打1失点(自責0)、9奪三振で先発の役目を果たした。

 前日は甲子園決勝で戦った佐藤が、3連覇を狙う米国を完封した。小笠原もブルペンで肩を作っていたが、登板機会はなかった。小学生のころから大リーグが好きだったこともあり、メジャー予備軍の米国相手に投げたい気持ちは強い。「いい刺激になりました。次(の米国戦)は僕が投げます。そういう気持ちでいます」。JAPANの左腕エースは、決勝で再び対戦することを心待ちにした。【和田美保】
(日刊スポーツ)

 日本が優勝するためには、米国のエースを打てるかだろう。

潘国連事務総長の出席「のこのこ出掛けるのはいかがか」 外務省幹部、強い不快感


 国連は27日、潘基文事務総長が北京で9月3日に開催される抗日戦争勝利記念行事に出席すると発表した。軍事パレードにも出席する予定という。これに対し、日本の外務省幹部は28日、「中立性に問題がある」として、ニューヨークの国連代表部を通じて国連側に懸念を伝えたことを明らかにした。国際組織のトップが特定の国の一方的な歴史観に基づく行事に参加することを戒めた形だ。

 政府は、国連に対して「中立的な立場での対応を望む」などとする考えを伝えた。外務省幹部は「過去ばかりに焦点を当てた記念行事に、国連の事務総長がのこのこと出掛けるのはいかがか。強い不快感を持っている」と述べた。

 記念行事では、中国共産党と人民解放軍が北京の天安門広場で軍事パレードを行い、約1万2千人の軍人らが参加、新たな軍事装備品が披露される。ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領ら30カ国の元首や首脳級が出席を予定。一方、軍拡を進める中国の人民解放軍への抵抗感などからオバマ米大統領ら米欧首脳は出席を見送る。

 安倍晋三首相も米欧と歩調を合わせ出席を見送る。日本政府は、国連の中立性が疑われるような対応に「強い違和感を持っている」(政府筋)ことから懸念を伝えることにした。政府内には、潘氏が記念行事に出席した場合、日中の和解の取り組みへの評価や認識を示すべきだとの意見がある。(坂本一之、ニューヨーク松浦肇)
(産経新聞)

 反日親中の国連事務総長は笑える。

 この人が、韓国の大統領になったら、日韓関係はおしまいだろう。

橋下新党:10月1日に表明 大阪系議員「20人超参加」


 新党結成を表明している地域政党・大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は、10月下旬までに新党を設立する方針を固めた。維新の党の代表選告示日の10月1日に記者会見して結成を正式表明する。また、維新の大阪系議員らは新党に20人以上が参加する見通しであることを明らかにした。

 橋下氏は29日夜、大阪府泉佐野市内で大阪系国会議員らと会談。10月1日に新党結成を表明し、同20日ごろまで参加議員を募集したい考えを伝えた。

 大阪府知事、大阪市長のダブル選(11月22日投開票)前のできるだけ早い時期に結党して注目を集め、勢いをつける狙いとみられる。参加議員を募る動きが加速しているため、結党時期がさらに早まる可能性もある。

 党分裂が確実になり、集団離党か、分党かなどの手続きも今後の焦点になる。

 政党助成法上、集団離党の場合は新党側が今年の政党交付金の未交付分を受け取れないなど、交付金額が大幅に下がる。新党に参加する大阪系議員らは「軒を貸して母屋を取られるのではおかしい。我々が集団離党というのは違う」(遠藤敬国対委員長代理)として、所属議員数などに応じて交付金が分割される分党を求めている。

 ただ、分党は維新の党執行部が同意する必要がある。円満な分党は難しそうだ。【松井聡、念佛明奈】
(毎日新聞)

 集団離党か、分党か。

今度はキリン死ぬ 札幌・円山動物園、相次ぐ動物の死


 札幌市の円山動物園は30日、マサイキリンの「ナナコ」(メス、11歳)が死んだと発表した。マサイキリンの平均寿命は20~30年といい、北大獣医学部で解剖して死因を調べる。

 同園によると30日午前7時半ごろ、ナナコが屋内の飼育場に横たわって死んでいるのを担当飼育員が見つけた。29日、胸にできた座りダコが細菌に汚染されたために抗生剤を塗ったが、食欲もあって落ち着いていた。マサイキリンは他の草食動物と同様に神経質な性質といい、夜に開園する「夜の動物園」の日だった29日もナナコの近くに来場者が近づかないようしていたという。

 ナナコは10月にオープン予定の「アフリカゾーン」に移動させる予定で、春ごろから移動用のおりを飼育場に取り付けていた。最近は移動用のおりの中でもえさを食べるなど慣れてきた様子だったという。

 同園では7月末にマレーグマのメス「ウッチー」がオスに攻撃されて死んだほか、今月23日にはグラントシマウマのオス「飛馬」がアフリカゾーンへの移動中に死んでいる。同園は「ウッチー」の事故死について市動物管理センターから改善勧告をうけ、改善計画を作ったばかりだった。(円山史)
(朝日新聞デジタル)

 キリンのナナコは、電子マネーのnanacoか。

MotoGP 第12戦 イギリスGP バレンティーノ・ロッシが優勝でポイントリーダーに再浮上

 MotoGP 第12戦イギリスGPの決勝レースが30日、シルバーストンで行われ、ランク2位のバレンティーノ・ロッシが今季4勝目。当地で初優勝、最高峰クラスで86勝目、キャリア通算112勝目を挙げ、ポイントリーダーの座を奪回した。

 気温16度、路面温度18度のウェットコンディションの中、ウォームアップ走行で今季4度目の1番時計を刻んだ4番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、2ラップ目にトップに飛び出すと、降り続いた雨の中で高い集中力を維持。

 18番グリッドのダニロ・ペトルッチは、1ラップ目に9番手、4ラップ目に5番手、8ラップ目に3番手、14ラップ目に2番手に浮上。トップから3.010秒差でチェッカーを受け、キャリア62戦目で初の表彰台、自己最高位を獲得すれば、12番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、3位に入って7戦振り今季5度目の表彰台を獲得。イタリア勢が次戦のホームレースを前に、開幕戦カタールGP以来今季2度目の表彰台を独占した。

 2番グリッドのホルヘ・ロレンソは4位。3番グリッドのダニ・ペドロサ、7番グリッドのスコット・レディング、6番グリッドのブラドリー・スミス、9番グリッドのアンドレア・イアンノーネ、10番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、20番グリッドのアルバロ・バウティスタがトップ10入り。

 21番グリッドのニッキー・ヘイデンは、今季初めてオープンオプションの最高位となる12位に進出。

 ポールポジションのマルク・マルケスは、2番手走行中のラスト8ラップに今季10度目の転倒、今季4度目の転倒リタイヤ。

 8番グリッドのカル・クラッチローと16番グリッドのジャック・ミラーは接触転倒。5番グリッドのポル・エスパルガロ、11番グリッドのヨニー・エルナンデェス、14番グリッドのステファン・ブラドルも転倒リタイヤを喫した。

 チャンピオンシップは、ランク2位のロッシがランク1位に再浮上し、ランク2位に後退したロレンソに12ポイント差、ランク3位のマルケスに77ポイント差にアドバンテージを広げた。

 次戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPは、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで11日に開幕、13日に決勝レースが行われる。
(F1-Gate.com)

 シルバーストーンを苦手にしているロッシが、雨で優勝できたのは、おもしろい。

 2位のベトルッチの追い上げも楽しかった。

 追突を恐れて、ロッシはペースを上げて逃げたのだろう。

国連事務総長の胸中 8月31日


 潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、韓国中部の農家に生まれた。朝鮮戦争が勃発し、村が炎に包まれたとき、6歳だった。

 ▼「世界の人たちは私たちの苦しみのことなど気にかけているのだろうかといぶかっていたとき、多くの国々の部隊が、自らの命を犠牲にしながら安全と平和を取り戻してくれたのである」。潘氏は、70周年を迎えた国連への思いを、先月の朝日新聞で語っている。

 ▼国連軍と戦い、潘氏の村に火を放った北朝鮮軍を支援していたのが、中国人民解放軍だった。軍事力に物を言わせて、現状変更をめざす。最近の中国の動きへの懸念から、今回の抗日戦争勝利の記念式典には、日米欧の首脳が軒並み出席を見合わせている。にもかかわらず、軍事パレードにまで姿を見せる、氏の真意がわからない。

 ▼潘氏はかつて、対日強硬政策が目立つ、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の外交通商相を務めていた。2年前には、ソウルで開いた記者会見で、安倍政権の歴史認識をめぐって、日本政府を批判するという、国連事務総長の立場を忘れた“前科”がある。韓国の次期大統領選への出馬も噂される潘氏には、朴槿恵(パク・クネ)大統領とともに、「反日親中」の姿勢を韓国国民にアピールする必要があるのだろうか。

▼もっとも潘氏は、5月にロシアで行われた、対ドイツ戦勝記念式典にも参加している。国連はもともと、第二次世界大戦の戦勝国の「連合」である。日本が国連の費用をどれだけ負担しようと、「旧敵国」扱いがなくならない現実を、教えてくれたともいえる。

 ▼いずれにしても、式典が行われる来月3日は、不愉快な気分で過ごすことになる。ただ、効用もある。国連を理想化し、正義の府とあがめる、「国連幻想」が払拭(ふっしょく)されるきっかけにはなるだろう。
(産経新聞)

 国連は、有名無実になってしまった。

 国連のPKO兵士の性的暴行報道もあり、士気が低下しているのだろう。

U18侍・小笠原 豪快!豪斬り9K 中日「1巡目は揺るがない」

◇第27回WBSC U―18ワールドカップ・1次ラウンドA組 日本10―1オーストラリア(2015年8月30日 舞洲)

 初優勝を目指すA組の日本は、10―1でオーストラリアに快勝。1次ラウンド開幕3連勝とし、単独首位に立った。先発した今夏の甲子園大会優勝投手、小笠原慎之介投手(3年=東海大相模)は最速145キロの直球を軸に6回を3安打1失点と好投。4者連続を含む9三振を奪った。4番・清宮幸太郎内野手(1年=早実)も9回に10打席ぶりの安打をマーク。投打がかみ合い、1次ラウンド全勝通過へ一直線だ。

 これが、甲子園優勝投手の実力だ。仙台育英との決勝戦で161球を投げ抜き、決勝弾を放って全国制覇してから10日。今度は世界一を目指す小笠原がオーストラリア打線をねじ伏せた。

 「とにかく粘れたことが良かった。直球とカーブで緩急をつけられたし、楽に放れた」

 甲子園の疲労は残っていたが、右打者7人を並べた打線に対し、6回を投げ3安打1失点。「序盤は制球重視で投げた。ストライクゾーンがバラバラだったけど開き直って腕を振った」。国際試合の球審の傾向もつかんだ中盤からは一気にエンジン全開。4回2死からの4者連続を含む、圧巻の9三振を奪った。

 進化を見せたのが、5回1死からの見逃し三振。右打者の内角へカーブを決めた。持ち球にはあったが今夏甲子園では封印していた球種。5月に行われた宮崎での招待試合で、県岐阜商・高橋純がクールダウンでカーブばかり投げる姿に衝撃を受けた。代表でチームメートになると、すかさず質問。「本人はただカーブを練習しているだけだったみたい。でも、抜き方を教えてもらった。僕はうまく抜けなかったので。投球の幅が広がった」と自信を深めた。その高橋純は「さすが優勝投手。貫禄があった」と持ち上げ、視察した中日・中田宗男スカウト部長も「1巡目(指名)は揺るがない」と再評価した。

 日の丸を背負うのは、中3の11月にU―15日本代表を経験して以来。小笠原は「できればきのうの米国戦に投げたかった」と少し悔しそうにしながら「もう一回対戦があったら僕が投げる」とエースの自覚をにじませた。「日本一を獲っている重圧はあるけど一投手としてやっていきたい。この勢いに乗って世界一を獲りたい」。その鋭い視線は2つ目の「頂点」を見据えていた。 (松井 いつき)

 ▼日本・西谷浩一監督 力がある米国、オーストラリア戦が大事だと思っていた。リーグ戦ではなく、トーナメントの気持ちで戦っている。(1次ラウンドの)残り2試合も全勝でいきたい。

 ▼オーストラリア、スティーブ・フィッシュ監督 相手よりもまず自分たちがうまくいかなかった。四球が多すぎた。小笠原選手は噂通りの投手だった。特に追い込まれてからは良い所に投げられた。
(スポニチアネックス)

 日本の投手陣がすばらしい。

清宮「少し打ち損じた」初長打 9回5点呼ぶ10打席ぶり安打

◇第27回WBSC U―18ワールドカップ・1次ラウンドA組 日本10―1オーストラリア(2015年8月30日 舞洲)

 清宮に待望の初長打が生まれた。3試合連続で「4番・DH」で先発。無安打で迎えた9回1死一塁で初球を引っ張り、痛烈な右翼線二塁打となった。

 この一打が一挙5得点の呼び水となり「少し打ち損じたかな。先っちょでしたけど、いいところに飛んでくれました」と10打席ぶりの安打に安どの表情を浮かべた。

 前日は3打数無安打。今夏の西東京大会からの連続試合安打が13で止まった。試合後、先輩から励ましの声をたくさんもらったが「いろんなことを言われすぎて覚えていないですけど」。ちゃめっ気たっぷりに苦笑いし、結果で応えてみせた。

 リトルリーグ世界選手権に出場中の弟・福太郎にも刺激を受けている。自身が出場して世界一に輝いた12年以来の世界一に王手をかけたことに「頑張っていますね。想像もつかなかった」と驚いた様子。常々、世界一を目指すと公言している16歳は「一番にならないと、何も残らない。ダブル世界一ですね」と兄弟そろっての快挙を目指す。
(スポニチアネックス)

 米国・豪州の好投手を打つのは大変だろう。

<社説>菅氏工事再開明言 あらゆる手段で移設阻め

 菅義偉官房長官が米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について、県との集中協議の1カ月の期限が過ぎたら工事を再開すると明言した。第4回協議で来県した際、自民党県連役員に述べた。
 協議終了前の工事再開表明は、最初から結論ありきだったことを示すものだ。翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しの決断を遅らせるための時間稼ぎだと受け止めざるを得ない。
 翁長知事は協議終了後に「協議が延期されなければそこからの対応になる。ありとあらゆる手段を使って辺野古に基地は造らせないということはしっかり持っている」と述べ、承認取り消しを示唆している。当然の判断だろう。
 協議では普天間飛行場移設問題の原点についても翁長知事と菅長官との間の溝は埋まらなかった。対日講和条約による沖縄の日本からの切り離しと米軍の強制接収による基地建設の歴史を踏まえた県民の「魂の飢餓感」と訴える翁長知事に対し、菅長官は「橋本・モンデール会談が原点だ」と従来の見解を繰り返した。
 菅長官は普天間飛行場が強制接収によって造られたとの歴史に決して目を向けようとしない。自分にとって都合の良いことしか見なかったことにする「ご都合主義」の態度を取り続けている。
 「ご都合主義」は来県中の訪問場所や面談者の選択にも表れている。県内9市の市長と面会して意見交換したが、この場には辺野古移設に反対を表明している名護市長と那覇市長は呼ばれていない。
 菅長官は東村高江などへのヘリパッド建設計画を容認している東・国頭両村長との会談で名護市を訪れたが「唯一の解決策」だとして建設を強行している辺野古には立ち寄らなかった。一方で普天間第二小学校を訪れて普天間飛行場の「危険性除去」を強調した。辺野古移設を正当化したいようだ。政府に都合の良い首長としか会わず、都合の良い場所にしか足を向けない。菅長官が述べた「懸命に努力して理解を求める」という言葉がむなしく響く。
 そして菅長官は仲井真弘多前知事が承認したことを強調し、翁長知事が承認を取り消しても工事を続ける考えを示している。これこそ「ご都合主義」の極みだ。政府の強硬姿勢に対抗するには翁長知事が言うように「ありとあらゆる手段を使って辺野古に基地を造らせない」ことしか選択肢はない。
(琉球新報)

 本当に、辺野古に基地を造らせないことで、よいのだろうか。

中国抗日パレード 「中国に誰が立ち向かうのか」潘事務総長出席に国連からも疑問の声


 【ニューヨーク=黒沢潤】抗日戦争勝利記念行事に国連の潘基文事務総長が出席することに、国連関係者の間にすら疑問の声が出ている。事務総長としての「中立性」が疑われるだけでなく、軍事パレードにまで出席することで中国の軍事力強大化に正当性を与えかねないとの懸念があるためだ。

 国連は27日に潘氏の訪中日程を発表した際、一党独裁国家によって軍事パレードで最新兵器までも披露される一連の行事を「第2次世界大戦終結70周年を記念する行事」とのみ形容した。潘氏は今回の行事が中国国内で「抗日戦争勝利記念」と喧伝(けんでん)され、欧米諸国の首脳が軒並み参加を見合わせる中、2~6日の日程で中国を訪問する予定だ。

 欧州メディアによれば、「政治ショー」の色合いが強い今回の行事に出席する欧州連合(EU)の首脳・元首は、チェコのゼマン大統領のみ。軍事パレードにはロシアやキューバなど友好国17カ国の部隊も参加するとみられるだけに、欧米諸国は中国と一定の距離を置いているのが実情だ。

 今年5月、ロシアで対ドイツ戦勝70周年式典が行われた際、隣国ウクライナは「帝国を再構築するため」の式典だと強く非難した。日本は今回、潘氏の訪中について、ニューヨークの国連代表部を通じて国連に「懸念」を伝えているが、国連関係者は「日本はウクライナと同じぐらい声高になれるのか? 中国に一体、誰が立ち向かうのか」と述べ、公然と批判を強めるべきだと訴える。

 潘氏は日本に対しては、2013年8月、「日本の指導者は極めて深く自らを省みて国際的な未来を見通すビジョンが必要だ」との見解を披露している。

 潘氏は10年、北京で中国の胡錦濤国家主席(当時)と会談した際、獄中でノーベル平和賞を受賞した民主活動家、劉暁波氏の解放について一言も発しなかった。事務総長再選を目指していたためで、国連内外から“弱腰”と批判された。

 潘氏はまた、香港で昨秋、民主的な行政長官選挙を求めて約2カ月半続いた大規模デモと当局の対応について、「内政問題」とだけ片付けた。国連外交筋は「拒否権という強大な権限を持つ常任理事国の中国に対する気の遣いようは異常なほど」と指摘している。
(産経新聞)

 国連のバン事務総長は、何を考えているのだろうか。

 国連を代表する者が、世界平和を乱す中国やロシアの行事に参加している場合でなく、昨今の問題で両国を非難すべきだろう。

 事務総長再選や次期韓国大統領として個人の立場で行動しているのだろう。

韓国外務省「日本は慰安婦問題で積極姿勢を」


 【ソウル=小倉健太郎】韓国外務省報道官は30日、旧日本軍の従軍慰安婦問題で「日本政府は速やかな解決のために、より積極的な姿勢を見せるべきだ」とする論評を発表した。この問題で韓国政府が日本政府と交渉しないのは元慰安婦らの権利侵害だと韓国の憲法裁判所が判断してから同日で4年になるのに合わせたものだ。

 論評は韓国政府は「多方面で努力を傾けてきた」と主張した。
(日本経済新聞)

 旧日本軍の強制連行を認め、謝罪して、金を払えということだろうか。

群馬大学病院の術後死、新たに12例が判明

 群馬大学病院(前橋市)で肝臓手術を受けた患者が相次ぎ死亡した問題で、第三者からなる新たな医療事故調査委員会(委員長=上田裕一・奈良県総合医療センター総長)の初会合が30日、東京都内で開かれた。

 会議後に記者会見した上田委員長は、大学側の調査で新たに12人の死亡が判明し、公表されていた18人と合わせ30人の死亡例が示されたことを明らかにした。今後、診療内容を詳しくみる医学的評価を専門学会に委託。30人の死亡例を中心に問題を調べる。

 初会合では、調査対象を2007~14年に同病院で行われた肝胆膵(かんたんすい)(肝臓、胆道、膵臓)の全手術とすることなどを確認した。上田委員長によると、この日は大学側が経緯を説明し、委員が意見交換した。
(読売新聞)

 報告書が意図的に改ざんされていて、新たに死亡例判明は、わらえない。

2015年8月30日日曜日

U18日本3連勝!小笠原が初勝利、高橋純平締めた

<U18W杯:日本10-1オーストラリア>◇30日◇1次リーグA組◇大阪・舞洲

 U-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)第3日は1次リーグが行われ、A組で2連勝同士の対決となった日本代表が、オーストラリアを下し3連勝、スーパーラウンド進出へ大きく前進した。

 日本は夏の甲子園で優勝した東海大相模(神奈川)のエース小笠原が先発し6回3安打1失点の好投で初勝利を挙げた。

 打線も理想的な展開で着実に得点を重ねた。まずは2回、船曳が押し出し四球を選んで先制。6回にも代打の豊田と船曳が連続押し出し四死球で2点を追加。前夜、決勝打を放った津田も右前に2点適時打を放ち、この回4点を中押しした。

 9回にも、篠原の二塁ゴロ野選、勝俣の右犠飛、船曳の左前適時打、オコエの左前適時打など5点をダメ押し。大量10点を奪って圧勝した。

 注目の清宮は9回にチャンスメークとなる右翼線二塁打を放ち4打数1安打。9回には最速152キロを誇る高橋純平が登板。2死満塁と走者を背負うも、何とか無失点で締めた(最速は146キロ)。

 日本は次戦31日チェコと対戦する。

 試合を終えた西谷浩一監督は「結果的に点が入ったけどやりにくい相手だった。難敵だったと思います。何とか粘ることができてよかった。昨日米国に勝ったけど。勝ちをつなげるためにも今日勝つことが大事だと思っていた。何とか自分たちの野球をしたいとゲームに入った。小笠原は(昨日までの2試合)みんないいピッチングをしていたのでウズウズしていたんじゃないかと。しっかり投げてくれました」と話していた。
(日刊スポーツ)

 日本の優勝だろう。

高橋純平146キロ U18初登板で1回無失点2K

<U18W杯:日本10-1オーストラリア>◇30日◇1次リーグA組◇大阪・舞洲

 最速152キロ右腕、高橋純平投手(3年=県岐阜商)が今大会初登板した。

 10-1の9回にマウンドへ。1回を投げ1安打2四球無失点で2三振を奪った。最速は146キロ(2球)をマーク。全31球中29球がストレート。簡単に2死を取った後、四球、安打、四球で満塁のピンチを招いたが最後の打者を143キロ直球で空振り三振に仕留めた。
(日刊スポーツ)

 調整登板みたいなものだけど、ほとんどが直球で、無失点は上出来だろう。

「実質0円」で建設した東京・豊島区新庁舎 ハコモノ計画に一石


 2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて建設が急がれる新国立競技場は、総工費が約2520億円と報道されたことで税金の無駄遣いではないか? との批判が高まりました。世論の反発を受けて、政府は計画を見直し1500億円程度まで建設費を縮減するとしています。

 かつて、ハコモノは全国で盛んに建設されてきました。公共事業による恩恵を受けた地域も少なくありません。しかし、昨今は財政が厳しくなったことやインフラがそれなりに整ってきたという情勢的な変化もあり、ハコモノ建設をはじめとする公共事業に対する有権者の視線は厳しくなっています。

9階までが区役所、11階以上はマンション

 5月7日、東京都豊島区が新庁舎の開庁式が開かれました。それまでの豊島区の庁舎は1961年に竣工したものだったために老朽化が激しく、20年近く前から建て替え計画が話し合われてきました。そして豊島区庁舎は地上49階・地下3階のモダンなビルに生まれ変わったのです。

「豊島区の旧庁舎は東日本大震災で壁や柱などが損傷していました。それらを修繕する必要もありました。また、設計が昔のままだったので窓口はいつも混雑し、区民のみなさんに迷惑をかけていました。それらの問題を一気に解消するためにも、新庁舎の建設は豊島区の悲願でもありました」(豊島区施設管理部庁舎建設室)

 計画が浮上した当時、豊島区の財政は火の車でした。1996年には財政難を理由にいったんは新庁舎建設が白紙に戻されました。その後も財政は好転せず、1999年には豊島区の借金は872億円まで膨らんでいます。

 財政健全化が優先課題だったため、豊島区に新庁舎を建設する余裕はありませんでした。しかし、その間も庁舎問題はくすぶり続けていたのです。

 「区民にとって区役所が必要不可欠な施設であることに誰も異論はないでしょう。しかし、税金を使って庁舎を建てるわけですから、建設費用をまったく考えないわけにはいきません。巨額な建設費になれば、区民の理解は得られません。そこで、どうにか税金を使わずに庁舎を建設する方法を模索したのです」(同)

“錬金術”のような建設費捻出

 新庁舎の総工費は約430億円でしたが、豊島区は3パターンの建設スキームを検討し、もっとも費用がかからないプランを採用しました。

 新庁舎の建設予定地になった区画には、閉校した日出小学校と児童館がありました。ここは区が所有している土地なので買収費用はかかりません。周囲の民家は権利変換方式で話がスムーズにまとまりました。

 また、周辺エリアは木造家屋が密集しており、再開発事業地区に指定されていました。豊島区は庁舎建設と再開発にも同時に着手したので、国から約106億円の補助金がおりています。

 新たに建設された庁舎のうち1階~9階までが区役所になり、11階~49階までは権利交換方式による地権者の住宅です。住宅フロアには空き部屋があったので、これらが新たに販売されて、その売上金181億円が庁舎の建設費や補償費に充てられています。さらに、旧区役所跡地は定期借家によって民間に貸与。これで約191億円を捻出しました。

 まるで錬金術とも思えるような手法で、豊島区は新庁舎の財源を確保したのです。

 「豊島区の新庁舎は建設費用をうまく捻出したことで注目されていますが、民間住宅と一体化するにあたって工夫した部分もたくさんあります。新庁舎は住宅用と庁舎用、そして地上階や屋上の庭園やコミュニティスペースといった公共用と3区分できますが、これらの修繕費を一つにまとめることはできません。そのため、3つの管理組合をつくり、それぞれで管理しています。また、停電や断水といったリスクヘッジのために電気室や受水槽なども3つ設置しました。こうした工夫の積み重ねが庁舎と民間住宅の一体化につながり、税金投入を実質0円で新庁舎を実現できた要因だと思います」(同)
渋谷区が同様の手法で計画

 人口減少社会に突入し、生産年齢人口は減少。また、高齢化で福祉財源は年々増加しています。行財政は逼迫する一方で、公共事業にかけられるお金は限られています。

 地方都市では不要になった公共施設を集約する動きも出てきていますが、公共施設をゼロにすることは非現実的です。今後は、いかに税金投入を少なくして公共施設をつくるのか? といったことが重要視されるようになるでしょう。実際、豊島区の新庁舎には国内・海外問わず行政関係者や再開発事業者など多く視察に訪れています。そして、豊島区を参考にした渋谷区が、同様の手法で新庁舎の建設を計画しています。

 豊島区の新庁舎建設手法は行政や有権者の意識を変え、今後のハコモノ建設に一石を投じたといえるでしょう。
(小川裕夫=フリーランスライター)
(THE PAGE)

 知恵を出せば、税金の節約ができるのは、おもしろい。

 公共施設を、マンションや商業施設と共用で作るのはこれから増えるのだろう。

佐野氏五輪エンブレム、原案も「パクリ」と批判噴出

 デザイナーの佐野研二郎氏(43)が制作した2020年東京五輪の公式エンブレムが、ベルギーの劇場のロゴなどのデザインに似ていると指摘された問題で、大会組織委員会が28日に公開した佐野氏のデザインの原案に対して、インターネット上で、「パクリの元ネタがあった」などと批判が噴出している。

 「元ネタ」とされていのは、13年11月に東京・銀座で開催された、タイポグラフィ(活字を用いて組版、印刷、製本などを行う技術)の巨匠「ヤン・チヒョルト」の展覧会で使用されたロゴ。元ネタで使われている三角と長方形と円のパーツの形や配置は、原案と似ている。色は、原案の円が赤だったのに対して、元ネタは黒となっている。

 またネット上では、当時、佐野氏とみられる人物が「展覧会いくべしいくべし。ヤン・チヒョルトもやばい」などとツイートした画像が掲載された。

 佐野氏は14日、複数のデザイナーとともにデザインしたサントリーのキャンペーン賞品が模倣だったことを認めていることもあり、今回の「元ネタ発覚」について、ネット上では「パクリ常習犯!」、「エンブレム白紙撤回しろ」などと抗議の声が相次いでいる。

 エンブレムを巡っては、ベルギーのリエージュ劇場とマークを手がけたデザイナーが国際オリンピック委員会(IOC)に使用差し止めを求める訴訟を起こし、9月22日に初公判が開かれる予定。
(スポーツ報知)

 大会組織委員会の会見が裏目で、またしても、パクリ疑惑はおもしろい。

 佐野氏は、パクリの人生なんだろうか。

杉谷拳士 日本ハム杉谷、“強烈パンチ”に猛抗議!? 「落ちた! 落ちた!」で“盗塁成功”

父親は元プロボクサーの杉谷、6月には「死球アピール」も判定は覆らず

 日本ハムの杉谷拳士内野手が30日、元プロボクサーで日本フェザー級王者だった父・満さん譲りの“強烈パンチ”。今季初めて審判への猛抗議を実らせた。

 ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の同点の9回無死一塁でレアードの代走で登場。サファテの一塁牽制悪送球で二進。1死二塁、代打・中田への2球目で三盗を試みた。

 サファテは149キロ直球を投げ、捕手・高谷も三塁へストライク送球。タイミングは完全にアウトだったが、ヘッドスライディングした両手が三塁・松田のグラブに当たり落球を誘った。

 三塁・真鍋審判は一度アウトの判定を下したが、落球を確認した杉谷は「落ちた! 落ちた!」と決死のアピール。真鍋審判も慌てて両手を広げた。

 同点の9回1死二塁の好機で、打者は代打・中田。仮に盗塁失敗なら大目玉を食らっていたはずだが、父親譲りの“強烈パンチ”に助けられたようだ。ただ、記録員の目はだませず、杉谷には盗塁はつかずに松田の失策となった。

 杉谷は6月24日のロッテ戦(旭川)、4回1死の打席で右足に投球が当たったとして、中日・達川チーフバッテリーコーチの現役時代のような「死球アピール」を見せたが、判定は覆らなかった。
(フルカウント編集部●文 text by Full-Count)

 必死の抗議はおもしろい。

 珍プレー特集では必ず使われるだろう。

<野球U18W杯>韓国、キューバにサヨナラ勝ち

○韓国4-3キューバ●(30日)

 韓国が今大会初のタイブレークを制し、キューバにサヨナラ勝ち。3連勝を飾った。延長十回、敬遠四球などで1死満塁とし、安尚鉉がフルカウントから直球を中前へはじき返した。「人生初のサヨナラ。気持ちよかった」と喜んだ。延長十回1死満塁の守備では三ゴロの当たりで、相手の三塁走者がスパイクの裏を見せて捕手に滑り込むラフプレー。2012年大会で日本の捕手・森(現西武)が米国選手に体当たりを受けたことを機にできたルールが適用され、退場になった。「フェアプレーじゃないと思った」という安尚鉉の、怒りの一打だった。
(毎日新聞)

日本ハム2点先制もドロー首位ソフトバンクに迫れず

<ソフトバンク2-2日本ハム>◇30日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクは3回まで毎回四球で走者を出すも、無得点。日本ハムも初回に2安打で好機をつくったが、得点できず。

 ソフトバンクは6回に柳田がチーム初安打を放つも、得点できず。日本ハムもスタンリッジを攻略できず、6回まで無得点。

 終盤は両チームとも7回に2点を奪い、試合は延長戦に突入した。

 両軍とも救援陣が踏ん張って得点を許さず、規定により延長12回引き分け。
(日刊スポーツ)

 日本ハム勝ち越しならずか。

「ナチスの財宝」ポーランドで発見か


 旧ソ連軍が迫った第2次大戦末期、金や財宝を積んだナチス・ドイツの軍用列車が埋められたとの伝説があるポーランド南西部で、この列車とみられる物体が地中レーダーで確認された。英メディアなどが伝えた。

 埋められた位置をほぼ特定したと語ったのは、ポーランドの文化副大臣。ただ「爆弾が仕掛けられている可能性が高い」として詳しい場所は明らかにせず、市民には近づかないよう警告した。(共同)
(産経新聞)

 金や財宝はないだろう。

教員の懲戒免職を停職3カ月に修正 県教委


 県教育委員会は28日、男子児童にわいせつな行為をしたとして平成25年8月29日付で懲戒免職とした県北部の公立小学校の男性教諭(36)について、処分を停職3カ月に修正したと発表した。

 県教委学校人事課によると、この男性は23年9月、指導していたスポーツクラブの合宿で、就寝中の男児の局部を触ったとして懲戒免職処分を受けた。

 男性はその後、処分が重すぎるとして県人事委員会に不服を申し立て、同委は男性の行為について「わいせつな意図があったとは断定できない」と判断し、ことし7月2日付で処分を修正した。県教委の懲戒処分が修正されたのは初めてという。

 修正に伴い、男性には25年8月~27年7月分の給与など約880万円が支払われる。男性は当面、県教委の研修を受け、現場復帰については未定という。

 同課は「(当時の懲戒免職処分は)事実を積み上げて適正に判断したと考えており、修正の判定は遺憾だが、受け入れざるを得ない」と話している。
(わかやま新報)

 わいせつな意図でなければ、どんな意図があったのだろうか。

民主・岡田代表と維新・松野代表、週明けにも党首会談へ

 民主党の岡田代表と、維新の党の松野代表が、週明けにも党首会談を調整していることが明らかになった。
 岡田・松野両氏は、橋下大阪市長が、維新の党の離党を表明した27日の夜にも、江田前代表を交えて会談し、野党再編に向けて、意見交換をしている。
 両氏は、週明けにも、国会内で党首会談を行い、自民党一強の政治情勢を打破するため、年内の野党再編を目指し、協議する予定。
 一方、民主党と維新の党は、安全保障関連法案を廃案にするため、野党5党の党首会談の実施に向けて調整していることが、FNNの取材で明らかになった。
 こうした動きは、安倍政権との連携も模索する大阪系議員の反発を招き、維新の党の分裂を加速させる可能性がある。
(FNNニュース)

オコエの変化したスイングに、指導した西谷監督もビックリ

 これだけ木製バットで結果を残せるとは思わなかった。甲子園でのスイングを見ている限り、オコエ瑠偉外野手(関東第一)の打撃には重大な欠点があった。下半身を使えず、すべて体が前に流れて手だけで打ちにいく。いわゆる“金属バット打ち”-。それがU-18の2試合で8打数4安打3打点とチーム随一の結果を残している。

 「僕も甲子園を見たときに、木製バットには対応できないんじゃないかと思っていた。どうしても前に打ちにいってしまうから」と語ったのは、日本代表を率いる西谷浩一監督(大阪桐蔭)。西武・中村や日本ハム・中田ら球界を代表する強打者を育てあげた指導者の目にも、代表選考の段階でオコエのスイングは重大な問題をはらんでいた。

 その一方、「性格も明るいですし、オコエが1番として機能できれば面白い打線が作れる」と大きな可能性を見いだしていた指揮官。オコエが合流してきた初日に「どうしたい?」と聞いた。返ってきた答えは「思い切っていきたいです」の一言。「思い切っていくのはいいけど、しっかりと準備しよう」。そこから短期間でのスイング矯正が始まった。

 ポイントは軸足に体重を残し、軸回転でスイングすること。オコエはバットを体の右側へ引いてトップを作った後、いったん体の中央部に戻し、そこからスイングする悪癖があった。これでは変化球に対してバットが止まらず、手打ちになってしまう。自分のポイントで打てないため、木製バットを折ってしまう可能性が高かった。

 そんなオコエに、西谷監督が伝えたアドバイスは一言。「軸足に体重を残し、センターからやや右方向を意識してスイングしてみなさい」-。国内合宿での打撃練習から、オコエは西谷監督の教えを愚直に遂行した。「自分は打撃が課題で、実力はゼロだと思っている。一からスイングを作っていくというイメージで」と謙虚な姿勢が、成長に拍車をかけた。

 トップの位置が前に出てくる悪癖が徐々に緩和され、下半身を使った軸回転のスイングができるようになってきた。その証拠が、折ったバットの本数。「実はまだ1本も折ってないんですよ」と、オコエはうれしそうに明かした。米国戦の試合前練習でも直接指導を受け、そのイメージ通り、右方向へ2本の安打を放ってみせた。

 短期間での急成長-。これには、数々の強打者を育ててきた西谷監督も「思った以上に対応力があるんだなと。ちょっとビックリしています。彼が1番で機能できるかどうかが、このチームのカギでもあったので。今のところはしっかり結果を残してくれている」と目を細める。

 甲子園で驚異的な身体能力、抜群の走力と守備力、スター性を見せていたオコエ。スカウト陣の間で致命的になりかねない欠点と指摘されていたのが打撃だった。あるスカウトは「スイングを直すまでに、かなりの時間を要するかもしれない」と語っていた。

 だが指導の要点を理解し、すぐ自分の動作に変えられるコーディネーション能力はオコエの大きな武器。スイングが変わる兆しはこの1週間で見せてきた。このまま順調に成長できれば-。球界を代表する、3拍子そろったスーパースターが誕生するかもしれない。(デイリースポーツ・重松健三)

 素人目にも打撃に難はあるれど、身体能力の高さで、数年でプロに対応できるだろう。

新国立競技場 「暑さ対策」カットで選手と観客に優しい五輪はどこに

 観客に優しいはずではなかったのか? 2020年東京五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場の整備計画が28日、決定した。総工費の上限を1550億円としたが、開閉式の屋根を設置しないうえに観客席への冷房設備の設置も見送られた。酷暑の開催で選手や観客の安全は守られるのか。

 総工費2520億円に上ったザハ案は、世論の反発に遭う中、安倍晋三首相(60)が白紙撤回。新たな整備計画では約1000億円の圧縮に成功したことになるが、コストカットの対象となったのは、暑さ対策だ。

 大会関係者からは「東京の暑さを本当に考えているのか」と疑問の声が消えない。地球温暖化の影響で、東京は亜熱帯化が進み、夏場は酷暑に加え、ゲリラ豪雨に見舞われるようになった。

 猪瀬直樹前東京都知事(68)は「もし競技中にゲリラ豪雨となっても屋根があれば、その時は閉め、また1時間くらいしたら開ければいい。アスリートにとって優しい五輪にすべき」と屋根の設置を強く提唱したが、フィールド部分を覆う開閉式の屋根は設置を断念する方向で早々に固まった。

 観客席も犠牲となった。観客席こそ屋根で覆われるが、座席の下に設置を予定していた冷暖房設備は除外となった。

 “導入派”の下村博文文科相(61)や遠藤利明五輪担当相(65)は、一般観客の暑さ対策だけでは理由付けが弱いとして「日本の夏に不慣れな外国人客や障害者への配慮にもなる」と訴えていた。

 しかし、最終的に安倍首相が冷暖房設備に100億円の経費が見込まれることに「国民にぜいたくだと思われるのではないか」と白紙とする“政治決断”に踏み切った。

 代わりに気分が悪くなったり、熱中症患者への救護所や休憩所の設置等に10億円の対策費を充てるという。

 最大で8万人を収容できる国内最大規模のハコで、手当てを受けられない“救護難民”の発生は必至。課題であったはずの「暑さ対策」はどこへ行ってしまったのか。
(東スポWeb)

 猛暑対策のため、冷暖房設備は、ぜいたくではないだろう。

橋下氏、「変質」維新に不満 新党10月結成 全国で候補擁立、野党再編加速も

 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が29日、大阪維新の国政政党化を明言し、新党結成の正式表明を維新の党の代表選が告示される10月1日に据えたことで、維新は大阪系国会議員らの離党に伴う分裂が確実となった。橋下氏は維新議員に踏み絵を踏ませ、新党参加希望者の「大阪維新の精神」の有無を厳正に見極める方針だ。維新側も分党に素直には応じないとみられ、新党に向けた駆け引きが激化することになる。

 ◆“純化路線”で再出発

 「政党は分かれてはくっつくことの繰り返しだ」

 橋下氏は29日、大阪府枚方市で行った街頭演説でこう訴え、聴衆に新党結成への理解を求めた。「党を割らない」と明言していた橋下氏は豹変(ひょうへん)したかに見える。

 だが、橋下氏の維新に対する不満は、昨年9月の結いの党との合流や同年12月の衆院選で「維新の精神を知らない元民主党議員」(橋下氏周辺)が多く加わったことで日々募っていた。28日夜の大阪維新全体会議では「党を入れ替える」と発言。5年前に地域政党・大阪維新で出発した党の姿が変質したとの思いがあったのは間違いない。

 6月の安全保障関連法案の対案作りでは橋下氏が国会議員の案を差し戻し、方向性を決めた。だが、松野頼久代表は政府案反対で民主党や共産党との共闘を画策。「年内に100人規模の野党再編」も公言している。

 橋下氏は自身の人気の恩恵で当選した維新議員が安易な野党再編や「完全野党」に傾くことが看過できず、“純化路線”で再出発を図る形となった。松井一郎大阪府知事は29日、記者団に「安保法制で野党連合はあり得ない。民主党などと組む価値観はない」と橋下氏の気持ちを代弁した。

 ◆松野代表は戸惑い

 松野氏は産経新聞の取材に「驚いている」と戸惑いを隠さず、柿沢未途幹事長は橋下氏に同調する維新議員に「反党行為になる」と自重を求めた。

 松野氏は近く橋下氏に真意をただす考えだが、橋下氏の意志は固く、衆参両院の選挙に全国規模で候補を立てる意向だ。選挙をにらんで松野氏らと民主党の野党再編が加速する可能性も強まった。

 官公労の支持を受ける民主党を批判する橋下氏に近い維新の大阪系が去れば、松野氏ら再編派と民主党が合流しやすい環境となる。松野氏は27日、民主党の岡田克也代表と会談。ともに来年夏の参院選での野党協力を目指している。

 12月で政界を引退するとしている橋下氏だが、11月の大阪府知事、大阪市長のダブル選は大阪都構想を公約に掲げる考えだ。大阪維新の候補が勝てば頓挫した都構想が直近の民意を得たともいえ、橋下氏の「引退撤回」の余地も生まれる。

 菅義偉官房長官は29日、那覇市で記者団に「冷静に推移を見守りたい」と述べるにとどめた。

 一方、安倍晋三首相は6月に橋下氏と会談した際、国政進出に期待を示していた。両氏は憲法改正などで気脈を通じており、橋下氏の動向次第では政界の構図全体に影響をもたらす可能性もある。
(産経新聞)

 野党再編のキーマンは、橋下氏しかいないだろう。

オバマ大統領、東・南シナ海問題で中国に懸念伝達へ 共和党候補「尖閣は日本の領土」と批判


 【ワシントン=青木伸行、加納宏幸】アーネスト米大統領報道官は28日、9月に訪米する中国の習近平国家主席との会談で、オバマ大統領が東・南シナ海における中国の海洋覇権拡大に対する懸念を伝え、日本や東南アジア諸国との争いを平和的に解決するよう要請するとの見通しを示した。対中戦略は2016年米大統領選挙の争点の一つとなっており、共和党有力候補は、中国の暴挙を止められない「融和策」だと政権批判を強めている。

 アーネスト報道官はこの日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)について「日本との同盟に対する政権の関与は明確だ」と語った。尖閣諸島は日本の施政下にあり、日本の防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の適用対象だとの従来の認識を、重ねて表明したものだ。ただ、政権は主権に関しては「特定の立場を取らない」と、あいまいにしている。

 政権は中国が尖閣諸島周辺で頻繁に日本の領海を侵犯し、東シナ海でガス田開発の動きを強めていることなどを警戒。南シナ海では人工島造成に加え、東シナ海に続く「防空識別圏の設定を危惧している」(シアー国防次官補)。

 これに加え中国人権派弁護士らの弾圧、サイバー攻撃、人民元問題などの摩擦を抱えており、ライス大統領補佐官は米中首脳会談の地ならしのため28日に北京入りし、習主席らと会談し中国側の感触を探った。

 しかし、習主席は「互いの核心的利益を尊重する」必要性を強調し、中国の主権、領土問題への米国の介入を改めて牽制(けんせい)した。首脳会談での進展は望めない見通しとなっている。

こうした対中戦略に対し、共和党候補のマルコ・ルビオ上院議員は28日、尖閣諸島は「米国の同盟国である日本の領土だ」と明言し、東・南シナ海で中国に「行動を起こすことをためらわない」と断言した。

 さらに「中国との対話を増やせば米中の隔たりを狭められるという幻想に、もはや屈することはできない」と批判。「赤いカーペットの上を歩く資格があるのは、民主的な中国の指導者だ」と、習主席の訪米中止をオバマ政権に求めた。
(産経新聞)

 オバマの言うだけ外交よりも、共和党の考えはわかりやすい。

世那5安打9K完封!11年ぶり米に勝った

◆第27回U―18野球ワールドカップ第2日 ▽A組 日本3―0米国(29日・舞洲)

 甲子園準V右腕・佐藤世那(3年)=仙台育英=が、3連覇を狙う米国を5安打9奪三振で完封し、開幕2連勝を決めた。ドラフト上位候補・オコエ瑠偉外野手(3年)=関東第一=の好走塁などで5回に3点を奪い、高校日本代表の国際大会では11年ぶりに強豪を撃破。早実のスーパー1年生・清宮幸太郎内野手は、公式戦16試合目にして初めてノーヒットに終わった。

 直球とフォーク。佐藤は磨き抜いた2つの球種を、世界随一の野球大国を相手に最後まで貫いた。ポーカーフェースは変えないが、「楽しみと不安はありましたが、勝ててうれしい。自分の持っているものを出せた」と手応えを口にした。メジャー予備軍から2度の3者連続を含む9奪三振。5安打シャットアウトで連勝を呼んだ。

 「序盤は真っすぐとフォークで入って、つかまったら違う変化球を入れるつもりでした。でも、スライダーは最後までほとんど投げませんでしたね」。2回の3連続Kはすべてフォーク。最大のピンチだった5回1死満塁も、宝刀で二ゴロ併殺。144キロをマークした直球もコーナーに決まり、「フォークだけじゃないところも見せられた」と文句なしの内容だ。

 先発マウンドは東海大相模に10失点で敗れた甲子園決勝(8月20日)以来。疲労は完全に抜けていた。「佐藤君のボールがアメリカに合う」と読み切り米国戦に先発させた西谷浩一監督(45)も、「彼の好投に尽きる。代えようと思うところがなかった」と絶賛した。右腕も「(米国打線は)落ちるボールに目がついていかなかった」としてやったり。ダルビッシュ有(レンジャーズ)と涌井秀章(現ロッテ)を擁した2004年のAAA世界選手権以来となる、米国からの白星を飾った。

 「育英バッテリーで暴れようぜ」。女房役のチームメート・郡司と誓い合っていた。呼吸は当然、ぴったり。夏の甲子園決勝で敗れた夢の続きを、日の丸を背負った大舞台で実現させた。「また明日も試合がある。手ごわい相手を前に、気持ちを切り替えたい」と佐藤は言う。仙台の剛腕は、最後のコメントまで隙がなかった。(広瀬 雄一郎)
(スボーツ報知)

 米国に完封は、やはり世那はすごい。
 

MotoGP 第12戦 イギリスGP 予選 


マルケスが今季6度目のポールポジション。ペドロサが3番手と続き、今季4度目のフロントローを獲得する

 第12戦イギリスGPの予選は、終日雲の多い一日となりました。しかし、気温は21℃まで上昇、路面温度も30℃を超えて、初日に比べると、セットアップの進めやすいコンディションとなりました。その中でマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、マルケス自身が13年の大会でマークした2分00秒691をブレイクする2分00秒234で今季6度目のポールポジション(PP)を獲得。昨年に続き、大会2連覇に向けて大きく前進しました。

 午前中のフリー走行では、セットアップに集中し、総合2番手でQ2進出を決めました。その後に行われた30分間のフリー走行では、決勝を想定したロングランを実施、2分01秒台で連続ラップを刻み、仕上がりのよさをアピール。予選では、1回目のアタックで2分00秒564をマーク、2回目のアタックで2分00秒234までタイムを短縮し、2戦ぶり今季6度目のPPを獲得しました。

 今大会は、目標とする1分59秒台には届きませんでしたが、ライバルを圧倒する快速ランを披露して、大会2連覇と今季4勝目に向けて大きく前進しました。

 初日4番手につけたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)も、順調にタイムを短縮しました。フリー走行では総合4番手。順調にQ2進出を果たすと、予選ではPP争いに加わり、3番手のタイムをマークしました。これでペドロサは2戦ぶり今季4度目のフロントローを獲得。後半戦のスタートとなった第10戦インディアナポリスGPに続き、マルケスとの1-2フィニッシュが期待されます。

 初日9番手につけたスコット・レディング(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、フリー走行で総合5番手に浮上すると、予選では今季2度目のシングルグリッドを獲得しました。初日から快調に周回を続けたレディングは、予選では、マルケスをピタリとマーク。1回目、2回目ともにマルケスを目標に走り、第2戦アメリカズGPの6番手に次ぐ7番手となり、地元ファンから大きな声援を送られました。

 初日15番手と出遅れたカル・クラッチロー(CWM LCR Honda)も、レディングとともにマルケスをピタリとマークして8番手までポジションを上げました。ホームGPとはいえ、シルバーストーン・サーキットが苦手だというクラッチローは、自己ベストを更新して納得の表情でした。

 以下、Hondaのオープンカテゴリーマシン「RC213V-RS」でジャック・ミラー(CWM LCR Honda)が今季自己ベストタイの16番手、ユージン・ラバティ(Aspar Team MotoGP)が19番手、ニッキー・ヘイデン(Aspar MotoGP Team)が21番手、カレル・アブラハム(AB Motoracing)が24番手という結果でした。

 Moto2クラスは、地元ファンの声援を受けて熱走を見せたサム・ロース(Speed Up Racing)が今季3度目のPPを獲得。以下、1秒差に13台という接戦になり、総合3位のアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)が2番手、総合首位のヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)が3番手と続きました。

 以下、総合2位のティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が4番手。セッション終盤に転倒したラバトは右ヒザを強く打ち、医務室に運ばれましたが、骨折などはありませんでした。5番手にトーマス・ルティ(Derendinger Racing Interwetten)、初日3番手と好調なスタートを切った中上貴晶(IDEMITSU HONDA TEAM ASIA)が、今季5度目の2列目スタートとなる6番手と続きました。

 Moto3クラスは、ホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が初PPを獲得。以下、Honda勢は、総合首位のダニー・ケント(LEOPARD Racing)が3番手、総合5位のエフレン・バスケス(LEOPARD Racing)が4番手、初日3番手につけたアレックス・マスボー(SaxoPrint RTG)が6番手、総合2位のエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Team Moto3)が7番手と続き、5台のHonda勢がトップ10に名前を連ねました。前戦チェコGPで右足甲を負傷している尾野弘樹(LEOPARD Racing)は、本来の力を発揮できず31番手。決勝では追い上げのレースに挑みます。

コメント

マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
「いい予選セッションでした。最初のラップを走ったとき、すべてを完ぺきにまとめられたら、もしかすると1分59秒台にとても近いタイムを出せるかもしれないと思いました。しかし、2度目のアタックでは、最終セクターのブレーキングで少しタイムが落ちるということに気づきました。それでも最終的にポールポジションを獲得することができました。明日のレースは、ホルヘ(ロレンソ、ヤマハ)やダニ、バレンティーノ(ロッシ、ヤマハ)が速いと思いますし、厳しい戦いになると思います。全力で挑みます」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「目標はフロントローを獲得することだったのでうれしいです。明日は、いいスタートを切って、マルクとホルヘについていけるようにがんばります。このサーキットでは、タイヤの温度をコントロールするのがとても難しいので、天候にしっかり合わせたセッティングをしたいと思います。マルクのペースはとてもいいです。そのペースより少し遅れていますが、明日の天候をみて、何ができるか考えたいです」
(ホンダのHPから引用)

 決勝は、予選2位のロレンソ、4位のロッシとの混戦になるだろう。

 シルバーストーンは高速サーキットだから、マシン性能・技量に左右される。

 ポールポジションのマルケスが優勝するか。

 好調なロレンソが独走するか。

 ロッシ優勝またはロレンソより上位で、ポイントリーダー奪還なるか。

山口組分裂「絶縁」と「破門」の差も“切り崩し”の一手か…新組織の体制、流動的 


 日本最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)が分裂し、新組織結成が決定的となる中、離脱グループに対する山口組の“切り崩し工作”は続いているとみられ、新組織の体制も流動的だ。当初は20~30団体の2次団体や、山健組(同市)に近い別の独立団体も加わる動きがあったとされるが、山口組執行部が27日に絶縁・破門の処分を決めたのは13団体。「切り崩し工作で直前で離脱を取りやめる団体が出た」(大阪府警幹部)のが理由とされる。

 ただ、今回の分裂騒動で山口組内部が揺れていたのは間違いない。

組長からの電話に…

 捜査関係者によると、分裂の噂が現実となる前日の26日、山口組の篠田建市組長は、ある有力幹部に電話を入れた。だが、この幹部は電話に出ず、別の組員が「親分は病院に行っています」と返答。時間を置いて篠田組長が再び電話してもつながらず、この幹部が「えらいすいませんでした。家で休んでました」などと篠田組長に連絡を入れたのは、最初の電話から約4時間後だったという。

 この電話のやり取りについて、捜査関係者は「この幹部も当初は立ち位置が揺れていたのかもしれない。それが組長への『居留守』のような対応になったのではないか」と分析する。また、別の幹部が総本部から荷物を引き揚げているとの噂が飛び交い、山口組がこの幹部の動向を探らせる悶着もあったという。

30日の大安に…

 切り崩し工作を受け、新組織側の体制も不透明だ。27日に神戸市中央区の山健組事務所で新組織結成に向けた「仮盃(かりさかずき)」を交わしたとされ、大安の30日にも、神戸市内か淡路島で正式に旗揚げするとの情報も出ていた。しかし、「30日の話は消えたとの話もある」(兵庫県警幹部)といい、情報は錯綜(さくそう)している。

 分裂前の山口組の構成員・準構成員数は約2万3千人。捜査関係者によると、このうち、約4千人を擁する最大勢力の山健組など、離脱するとみられる13団体の人数は、山口組全体の3分の1近くに上るという。

 しかし、数字通りにはいかないとの見方が強い。13団体の中には新組織に加わらなかったり、傘下の3次団体などで足並みがそろっていなかったりするケースもあるためだ。さらに山口組は、上部組織が離脱しても山口組に残る意思がある組員は受け入れる方向で動いているとされる。

切り崩しの果てに…

 また、13団体のうち最も重い絶縁処分は山健組など5団体で、残りは状況次第で復帰の目が残されている破門処分になったとみられている。ある捜査幹部は処分の軽重について「処分に差をつけることで、結束に揺さぶりをかける狙いもあるのだろう」と分析する。

 山口組をめぐっては、昭和59年、田岡一雄3代目組長の跡目をめぐって起きた「山一抗争」でも、山口組を出た勢力による「一和会」が、山口組の猛烈な切り崩し工作で劣勢に立ち、形勢逆転を企図して4代目組長を暗殺。一般市民や警察官も巻き込まれ、25人が死亡、負傷者70人に上る激しい抗争に発展した経緯があり、警察当局は警戒を強めている。
(産経新聞)

 多額の上納金課税のため、警察・税務当局は介入するのだろうか。

橋下氏、維新潰し「10月1日」代表選告示日“分党”会見ぶつける


 「大阪維新の会」の国政政党化を正式に表明した代表の橋下徹大阪市長は29日夜、維新の党の大阪系議員と協議し、維新の分党を目指す考えを示した。維新代表選告示日の10月1日に会見して正式表明し、同月20日まで新党への参加議員を募る見通しだ。維新の大阪系議員の12人全員が新党に参加することも確認した。

 橋下氏は、全国規模で国政選挙の候補者を新たに擁立する考え。橋下氏に近い大阪系議員と、非大阪系の対立が続いてきた野党第2党(衆参両院議員51人)の維新の分裂は不可避の情勢。松野頼久代表らは民主党との連携を強める構えで、来年夏の参院選をにらみ野党再編が進む可能性がある。

 一方、橋下氏は同日に行った大阪府枚方市での街頭演説で、12月18日の大阪市長としての任期満了で政界を引退すると重ねて表明した。その上で「残り約3カ月で国政政党への道筋を作り、松井一郎大阪府知事らに引き渡す。それが僕の最後の仕事だ」と語った。

 ただ、「政治的に1回死なせてほしい」とも語り、政界復帰に含みを持たせた。松井氏も大阪府泉佐野市内で記者団に「いつかは戻る」と述べ、橋下氏の政界復帰に期待を示した。

 橋下氏は27日に松井氏とともに維新を離党し「党を割らない」としていたが、28日夜の大阪維新の全体会議で新党結成に言及していた。
(産経新聞)
 民主党との連携が、分裂の引き金なんだろう。

中1男女殺害遺棄 13年前の監禁事件7件がわいせつ目的 被害者の父親証言「今でも憎く許せない」

 大阪府寝屋川市の中学1年、平田奈津美(なつみ)さん(13)が殺害、遺棄され同級生の星野凌斗(りょうと)さん(12)も遺体で見つかった事件で、平田さんの死体遺棄容疑で逮捕された山田浩二容疑者(45)が13年前、寝屋川市内で男子中高生らを車に連れ込み監禁したり現金を奪ったりした事件8件のうち7件がわいせつ目的だったことが28日、関係者への取材で分かった。当時中学2年の男子生徒だった被害者の父親が産経新聞の取材に応じ、「息子は相当怖い思いをした。今でも憎く許せない」と現在の心情を吐露した。

 「こいつだ。なんでこんなやつを世間に出しているんだ」。男が連行される様子をとらえたテレビニュースを見て、13年前の忌まわしい記憶が一気によみがえった。姓こそ変わっていたが、その横顔はまぎれもなく当時中学生の息子を襲った卑劣な男だった。

 平成14年3月、山田容疑者は寝屋川市内の路上で中学2年の男子生徒に「京阪寝屋川市駅までの道を教えてほしい」と声を掛けた。

 男子生徒が駅までの道順を案内すると、山田容疑者はいきなり首にナイフを突きつけて「車に入れ!」と脅迫。車内に生徒を押し込んで手錠をかけると、手足を縛るだけでなく、目や口も粘着テープでふさいだ。

 何時間か経過したころ、山田容疑者は粘着テープで男子生徒を拘束したまま車から駐車場に突き飛ばし、そのまま放置したという。

 「事件後2年くらいは息子の様子がおかしかった」と被害者の父親は振り返る。夜中に突然、大声を上げて泣き出すこともあった。「相当怖い思いをしたのだろう。今で言うPTSD(心的外傷後ストレス障害)だった。今でも殺してやりたいくらい憎く、許すことは到底できない」

 当時の事件関係者によると、この男子生徒を含む中高生の少年7人がわいせつの被害に遭っていた。山田容疑者は7人の少年に対する強制わいせつ、逮捕監禁と強盗罪、成人男性1人への傷害罪に問われた。

 「むしゃくしゃしてやった」。山田容疑者は当時、動機についてこう語っていたが、関係者は「私は違うと思った」と振り返る。

 1審で懲役12年(求刑同15年)の判決を受け、2審で控訴が棄却され判決が確定したという。

 関係者は山田容疑者について、「自分の主張をはっきり言い、自己弁護もしっかりとしていた。生い立ちも話していたが、それがなぜ性犯罪につながるのか分からなかった」と語った。

 男子生徒の父親は、山田容疑者が13年前に逮捕された後に届いた手紙を見た瞬間、すぐに破り捨てた。差出人は山田容疑者の母親。住所はすぐ近所だった。謝罪の文言もないのに、減刑を求める内容だった。さらに、山田容疑者の弁護人からも慰謝料5万円で減刑を求めるよう依頼された。

 父親は怒りをあらわにする。「(山田容疑者は)当時、全く反省していなかった。なんでこんなやつを世間に出したのか。今回被害に遭った子があまりにかわいそうでならない」
(産経新聞)

 性犯罪の再犯率は高いのに、野放しにされていることが問題なんだろう。

【U-18野球W杯】カナダのメジャードラ1主砲が韓国戦で大暴れ 強烈一発も…相手選手“破壊”

2回に貴重な同点弾も…、強烈スライディングで相手選手退場へ

 第27回U-18(18歳以下)ワールドカップは29日、舞洲ベースボールスタジアムでカナダ-韓国が行われ、カナダの主砲で、今年6月のドラフトでマーリンズに1位指名されているジョシュ・ネイラー内野手が「走・攻・守」で大暴れしている。

 最初に訪れた見せ場は2回。1点ビハインドで打席が回ると、韓国先発・崔忠然からライトスタンドへ同点アーチ。両翼100メートル、フェンスも高くホームランが出にくい舞洲のスタンドに強烈な一打を放り込み、存在感をまざまざと見せ付けた。

 さらに打撃以外でも相手を震撼させるプレーを見せる。

 4回の韓国の攻撃。7番の河成珍がサードへのゴロを放つと、三塁手から一塁手のネイラーへの送球はややホーム方向へそれた。バッターランナーの河と交錯する形になるかと思いきや、向かってくる河の胸を腕で突き飛ばし、河は思わず3歩ほど後退。これには韓国ベンチからも怒号が飛ぶも、ネイラーは何食わぬ表情でプレーを続けた。

 そしてその裏のカナダの攻撃でもラフなプレーは止まらなかった。1死から強烈なピッチャー強襲のヒットで出ると、続くポンピーがファーストへのゴロを放つ。一塁手からセカンドベースへボールが渡ると、ここで一塁ランナーだったネイラーが相手ショートで韓国プロ野球でもドラフト上位が期待されている有望株・朴俊泳の脚をめがけて強烈なスラインディング。朴は倒れこみ、担架で運ばれると、次の回に代打を送られベンチへ下がった。

 ラフプレーといえば、第25回大会の日本対アメリカの試合で森友哉(西武)がタックルを受け吹き飛ばされたことが記憶に新しい。前日の開会式では、今大会を運営する日本高等学校野球連盟会長の奥島孝康氏が期待することとして、3F(ファイト・フェアプレー・フレンドシップ)を挙げていた。式には各国の選手が出席しており、ネイラーもいたはずだが、相手選手が退場する事態となった。

富樫重太●文 text by Shigeta Togashi
(フル・カウント)

ビール系の税額統一へ、発泡酒・第3は増税 財務省方針

 財務省は、ビール系飲料にかかる酒税の税額を統一し、ビールの定義も約110年ぶりに見直す方向だ。ビールより税金が安い「発泡酒」や「第3のビール」の開発競争が過熱していたが、ビールを減税して名乗れる対象も広げることで、海外で通用するビール開発につなげたい考えだ。

 いまの税額は350ミリ缶の場合、ビールが77円、麦芽比率が25%未満の発泡酒が47円、麦芽を使わないものもある第3のビールが28円。財務省は、全体の税収が変わらない水準の55円を目安に税額をそろえたい考えだ。減税となるビールは小売価格が下がり、増税の発泡酒などは値上がりする可能性がある。年末にかけて与党やビール業界と調整し、来年度税制改正に盛り込むことをめざす。

 発泡酒や第3のビールは、ビールの高い税金を払わないで済む飲料として商品化が進んだ。財務省は開発競争が進むと税収がさらに減りかねないとして、昨年から与党とともにビール系飲料の税額を統一する方向で検討してきた。
(朝日新聞デジタル)

 ますますビール離れが進むのだろう。

 庶民の味方だったビール擬きに、安易に増税するのは如何なものだろうか。

大谷翔平 日本ハム大谷、代打四球で4点差追いつくも実らず

<ソフトバンク5-4日本ハム>◇29日◇ヤフオクドーム

 8回に代打で打席に入り、6日ぶりに野手出場した日本ハム大谷翔平投手(21)は、四球を選び、その後の4得点への起点となった。

 「1球も振ってません。ボール球しか来なかった」と振り返ったが、イニングの先頭打者としての役割をしっかり果たした。

 同じく代打で同点打を放った中田翔内野手(26)とともに、「切り札」2枚は結果を残したが、チームは接戦に敗れた。
(日刊スポーツ)

 今日も中田はスタメンを外れるのか。

 その場合は、大谷DHで、近藤をファースト起用だろう。

2015年8月29日土曜日

オコエ“神の足”!世那が完封!U18日本 王者・米国下す大金星

 アマチュア野球の第27回WBSC U-18(18歳以下)ワールドカップは29日、大阪・舞洲ベースボールスタジアムなどで1次ラウンド第2戦が行われ、初優勝を目指すA組の日本は大会3連覇を狙う米国と対戦。足を絡めた「スモールベースボール」で少ない好機をものにすると、投げては夏の甲子園準優勝右腕・佐藤世那(仙台育英)が9回5安打無失点で完封し、“王者”米国に3-0で快勝した。

 4回を終え0-0と息詰まる投手戦。先に先制の絶好機を迎えたのは米国だった。1死から2者連続安打、四球で1死満塁。しかし、日本先発の佐藤が、2番・ラザーフォードを二ゴロ併殺に打ち取りピンチを切り抜け、流れは一気に日本に。

 先頭の6番・伊藤寛士(中京大中京)が右前打で出塁。続く郡司裕也(仙台育英)の投前犠打で1死二塁とすると、津田翔希(浦和学院)が右前適時打を放って1点を先制。さらに2死二塁から、オコエ瑠偉(関東第一)の一塁への内野安打の間に二走・舩曵海(天理)が快足を飛ばして生還した。さらに2死一、二塁として、打者・平沢大河(仙台育英)の時に、二走のオコエがけん制球に誘い出され、ニ、三塁間で挟まれるが、三塁手が二塁へ悪送球、カバーに入った右翼手がファンブルする間にオコエが一気に本塁へ。絶妙のタイミングで滑り込むと、捕手のタッチをかいくぐり貴重な3点目を加えた。

 先発の佐藤は自身の代名詞・フォークが要所で決まった。2回に3者連続三振で波に乗り、5回のピンチを乗り切った後の6回には先頭を四球で出しながらも後続を再び3者連続三振に斬って取るなど、米国の強力打線を沈黙させた。

 1年生では今大会唯一選出された注目の清宮幸太郎(早実)は「4番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打、2三振、1四球だった。

 日本は30日の第3戦でオーストラリアと対戦する。
(スポニチアネックス)

 世那のフォークは打てないだろう。

 清宮は、次の米国戦でリベンジだろう。

女性活躍推進法 <活躍法成立>働く女性冷ややか「そこじゃない」の声

 女性管理職割合の数値目標設定などを義務づける「女性活躍推進法」が可決、成立しました。しかし、長時間労働や待機児童問題、男女の役割分担意識など、女性活躍を妨げる壁はたくさん残っています。この国で働きながら子供を育てることの難しさを、藤田結子・明治大准教授(社会学)が解説します。

 ◇誰のために「女性活躍」を推進?

 明治大学で社会学を教えている藤田結子です。研究者であり、教員であるとともに3歳の男の子の母親です。子育て真っ最中の共働き世代をめぐるミクロな状況とマクロな仕組みを、当事者の立場からこのコラムで伝えていきたいと思います。

 近年、「女性の活躍」「マタハラ」「保活」「待機児童」など、仕事と育児に関する用語がメディアに頻繁に登場しています。記事や書籍、講演などの形で商品化される旬のテーマでもあります。

 政府は女性の活躍を推進し、企業は表面上はワーク・ライフ・バランスを掲げ、企業は共働きの増加をビジネスチャンスと捉えます。しかし、働く母親たちと話していると現状に疲れている人、怒っている人が少なくありません。彼女たちが直面する問題のほとんどが解決されていないからです。では、いったい何が問題とされているのでしょうか。

 ◇出産・育休・復帰に立ちはだかる高いハードル

 本来はうれしいライフイベントのはずの妊娠・出産の前には、高いハードルが立ちはだかっています。そもそも晩婚化、晩産化が進み、若いうちに子供を持つこと自体が難しくなっています。

 厚生労働省の人口動態統計によると、2014年時点の平均初婚年齢は男性31.1歳、女性29.4歳。国立社会保障・人口問題研究所が実施した「結婚と出産に関する全国調査」(2010年)は「男女の出会い年齢が上昇し、交際期間が長くなり、晩婚化がさらに進んでいる」と指摘しています。婚外出産が非常に少ない日本では、晩婚化はすなわち晩産化を意味します。

 結婚や出産が遅くなったのは若年男性の雇用の不安定化や女性の高学歴化・経済力上昇、価値観の変化など複数の要因が影響した結果ですが、すると今度は、メディアや不妊治療医からこんなふうにあおられます。「35歳を過ぎたら卵子老化で産めなくなる!」。都市部の不妊治療クリニックはどこも大行列。初診に2カ月待ち、当日数時間待ちもざらです。

 妊娠しても不安は消えません。職場にいつ伝えるのか、育休を取れるのか、仕事の割り振りや引き継ぎはどうするか、上司や同僚に嫌がられないか、産むことでキャリアが途切れないか--職場の上司の大多数は男性なので、相談する相手が見つからないケースも少なくありません。

 大きな企業の正社員なら、利用しやすいかどうかは別にして、育休などの諸制度が整っていることでしょう。では非正規雇用の場合は? 「辞めてほしい」と言われたら? 休めたとしても、復帰する前に保育園は見つかるのでしょうか。

 ◇ベビーカー論争に見る働く母親への圧力

 「婚活」「妊活」のあとの保育園探しも大変です。待機児童が多い都市部では、認可保育園への入所は、どれだけ保育に困っているのかを競う点数制で決まるからです。妊娠中に保育園探しを始める女性も珍しくありません。

 一人親家庭の方が点数が高いので、点数稼ぎのために一時的にペーパー離婚をして、入所後に折を見て再婚する人までいます。選考に落ちれば、家から遠い第3、第4希望以下の保育園に電車や車で送り迎えすることになります。

 では、通勤ラッシュ時に幼児を抱いて、もしくはベビーカーで電車に乗れるでしょうか。2012年に話題になった「ベビーカー論争」--朝の通勤電車にベビーカーを乗せる母親に対するバッシングと擁護の論争--は記憶に新しいところ。

 批判する側の「危ないから」という理由の裏には、公共の場所、つまり社会においては、仕事・男性が育児・女性よりも優先されるべきだ、という価値観が潜んでいると思われます。働きながら子供を育てる女性への有形無形の「圧力」はいまだに強力です。

 社会経済構造はこの20年で大きく変わりました。長く続いた不況の結果、十分な収入がある男性と専業主婦、そして子供2人という家族モデルは標準ではなくなり、共働きを志向する男女が増えました。

 この変化に比べて、制度や男女の役割分担意識は大きく変わっていません。育児の責任が女性に偏ったままでは「女性の活躍」は難しいと、識者から再三指摘されてきたのですから、日本社会も政府もこれらの問題に本気で取り組む気がないように見えます。

 何を変えればいいのでしょうか。
(毎日新聞)

 結婚・妊娠しない女性も増えているし、女性が能力で正当に評価されているか、が問題だろう。

 女性の妊娠・出産・育児は、他の支援が必要だろう。

 

長野高架下遺体、傷害致死罪で男を起訴 殺人罪適用せず

 長野市のスポーツインストラクター寺沢龍太郎さん(当時19)が2009年に死亡し、市内の北陸新幹線高架下に埋められた事件で、長野地検は29日、同市に住む当時17歳の会社員の男(23)を傷害致死罪で起訴した。

 男は殺人容疑で逮捕されていたが、地検は「捜査の結果、殺意を認定することができなかった」として、殺人罪の適用を断念した。また、同じ容疑で逮捕されていた須坂市に住む当時17歳の会社員の男性(23)については、関与を裏付ける証拠が得られず、処分保留のまま釈放した。

 起訴状などによると、長野市の男は09年12月26日夜~翌27日未明、市内の駐車場で寺沢さんの足や背中をサバイバルナイフで数回突き刺したうえ、頭や顔を殴ったり、蹴ったりして死亡させたとされる。捜査関係者によると、調べに対して「殺すつもりはなかった」と供述していたという。
(朝日新聞デジタル)

 捜査が甘すぎるのだろう。

 刺して、殴って、そのまま放置したら死ぬのは明らかだろう。

 そして埋められて。

 いずれ再犯で、凶悪事件だろう。

ソフトバンクM19!終盤に1点もぎ取る!日本ハムは粘るも痛い敗戦

◇パ・リーグ ソフトバンク5―4日本ハム(2015年8月29日 ヤフオクD)

 首位・ソフトバンクが2位・日本ハムとの競り合いを制し、優勝へのマジックを2つ減らして19とした。

 ソフトバンクは4―4の同点で迎えた8回、2本の安打と四球で1死満塁。この場面で4回に28号2ランを放っている松田が遊撃へのゴロも、懸命に走って一塁セーフ。この併殺崩れでの1点が決勝点となった。

 先発の武田は7回3安打無失点と好投を見せたが、8回から登板した2番手・森が日本ハム打線につかまり同点とされた。白星は8回途中から登板した3番手のサファテについて4勝目。

 日本ハムは0―4の8回に4本の安打を連ねて4得点を挙げ、試合を振り出しに戻したが、直後に4番手・谷元が踏ん張りきれずにピンチを招いた。なお、前日28日の試合で走塁中に右足首をひねり、途中交代した中田はスタメンを外れたが、8回に代打で登場して一時同点となる適時打を放った。
(スポニチアネックス)

 武田を打てないことが敗因。

 中田が外れたのは大きい。

 谷元・白村は仕方ないだろう。

 レアードが打てないのは許せない。

 矢野が元気ない。

 明日は、中村勝で勝ちたい。


 

有原航平 日本ハム有原、2発に沈む「失投とらえられた」

<ソフトバンク5-4日本ハム>◇29日◇ヤフオクドーム

 日本ハムのルーキー有原航平投手(23)が2発に沈んだ。1回に柳田に先制2ランを献上。4回には松田にも2ランを浴びた。4点のビハインドを背負い、5回で降板した。失点は本塁打のみ。4安打とまずまず抑えたが、特に松田の1発が痛恨だった。

 「失投を捉えられてホームランにされたことが良くなかったです。簡単に点を取られる、もったいない1球でした」と反省。首位相手の3連戦で初戦を奪い、勢い十分で任せてもらったマウンドだけに、後ろ髪ひかれた。「大事な試合で投げさせてもらったにも関わらず、点を取られてしまい申し訳なく思います」と悔いた。
(日刊スポーツ)

 有原は、仕方ないのだろう。昨日なら勝ち投手。

JR変電所で不審火=踏切ケーブルも燃える-放火可能性含め捜査・警視庁

 東京都内で今月に入り、JRの変電所(品川区)で不審火が発生したり、踏切(北区)のケーブルカバーが燃えたりしていたことが29日、警視庁やJR東日本への取材で分かった。都内ではJR山手線や中央線でもケーブルカバーが燃える火災が起きている。警視庁は放火の可能性もあるとみて、出火原因を詳しく調べている。

 警視庁などによると、JR東日本の品川変電所(品川区広町)の敷地内で23日午後8時すぎ、不審火が発生。フェンス付近で、熱で溶けた状態のペットボトルと焦げたティッシュペーパーが見つかったという。捜査関係者によると、何者かが引火物をフェンス越しに投げ込んだ可能性がある。現場付近の防犯カメラには、出火前後に30代とみられる男の姿が写っており、警視庁が不審火との関係を調べている。

 16日未明には北区の東北線で、「沿線から煙が出ている」とJRに通報があった。煙は確認できなかったが、同日午後4時すぎに、警視庁が調べたところ、東北線の第二王子踏切(同区栄町)の線路内で、ケーブルカバーが焼損しているのが見つかった。
(時事通信)

 やはり放火事件なのか。
 愉快犯の仕業なんでしょうか。

共和党に対中強硬論噴出 米大統領選 習氏訪米でも批判


 来年の米大統領選に向けた共和党の有力候補の間で対中強硬論が強まっている。軍事力拡大への警戒感に加え、金融市場の混乱を招いた中国経済への不満が背景にある。来月予定されている習近平(シーチンピン)国家主席の訪米についても、国賓待遇や公式晩餐(ばんさん)会招待の見直しを求める声が相次いでいる。

 「中国は我々の安全保障にとって危険を増大させている」。共和党の有力候補の一人、マルコ・ルビオ上院議員は28日に発表した外交方針でこう強調した。中国は海洋進出を強め、米国をアジアから追い出そうとしていると批判。尖閣諸島にも言及し、「中国は東シナ海や南シナ海で領有権を主張し、一方的に防空識別圏や、我々の同盟国・日本の領土である尖閣諸島(の領有権)を宣言している」と述べた。

 オバマ政権は尖閣諸島は日本の施政下にあり、日本を防衛する義務を定めた日米安保条約の適用対象とする一方、領有権の帰属には中立の立場。これに対し、ルビオ氏は「日本の領土」と踏み込んだ。
(朝日新聞デジタル)

 共和党の対中強硬論はおもしろい。

新国立競技場 1千億円の削減幅重視 首相の一声で冷房見送り

 迷走を続けた新国立競技場の整備がようやく動き出す。安倍晋三首相による旧整備計画の「白紙撤回」から1カ月余り。28日に決まった新計画で、政権が重視したのは、批判を浴びた建設費の1千億円を超える削減幅だった。だが、スポーツ界などの受け止めは様々。2020年東京五輪・パラリンピックの主会場として、国民に歓迎される競技場にできるかどうかは、まだ見通せない。

 「従来の案より1千億円以上削減し、大幅なコスト抑制を達成できた」。28日朝、首相官邸であった新国立競技場の整備計画に関する関係閣僚会議。安倍首相は、建設費を1550億円に絞り込んだ新計画に胸を張った。

 建設費が2520億円に膨らんだ旧計画に批判が集まり、首相が白紙撤回を決めたのは7月17日。政府は突貫作業で新計画を練り上げた。重視したのは「1千億円」という削減幅と、新たな建設費に説得力を持たせることだった。

 まずは、3年近く携わってきた下村博文文部科学相から、6月に就任したばかりの遠藤利明五輪担当相へと責任者を交代させた。遠藤氏のもとに新たに設けた再検討推進室に、予算査定に慣れた財務省、大型公共事業にノウハウのある国土交通省の出身者を集めた。

 「キールアーチ」という巨大なアーチで支える屋根をやめ700億円余り削減するなど、徐々に数字を積み上げ、8月下旬には約1千億円の削減となる1600億円台が視野に入った。

 8月27日、遠藤氏が首相に説明するため官邸を訪れた際、携えた資料にあった建設費は「1640億円」。競技場には、客席の下から冷風が吹き出す冷房の設置を検討しており、これを外せば、さらに100億円のカットが見込めた。

 「暑さ対策なら、『かち割り氷』だってある」。首相は夏の甲子園名物を挙げ、遠藤氏に冷房施設の断念を指示。「首相主導の政治決着」を演出し、1500億円台の「大台」を達成した。

 遠藤氏のチームは、この建設費に説得力を持たせようと、新計画で様々な数字を持ち出した。
(朝日新聞デジタル)

 冷房設備は必要だろう。

吉川光夫【日本ハム】吉川、3年ぶり10勝 今季ヤフオクD初勝利

◆ソフトバンク1―11日本ハム(29日・ヤフオクドーム)

 日本ハムの吉川光夫投手(27)が28日のソフトバンク戦(ヤフオクD)に先発し、6回途中7安打1失点と粘投、3年ぶりの2ケタ到達となる今季10勝目を挙げた。初回に1失点、2回以降も降板するまで毎回得点圏に走者を許したが、要所は締めた。打線も2本の本塁打で吉川を援護。投打の歯車がかみ合い、チームは今季7戦目にしてようやくヤフオクDで初勝利を挙げ、ゲーム差を8・5に縮めた。

 勝利の瞬間を迎えると、吉川は安どの笑みを浮かべた。強力打線を相手に、初回に1失点こそ許したが、2回以降は得点圏に毎回走者を置いても本塁は踏ませず。6回途中7安打4四死球も、1失点で抑えた。左腕は「こういう展開ならもっと長い回を投げないといけないですね」と反省したが、2012年に14勝5敗でリーグMVPを獲得して以来、3年ぶりの2ケタ勝利到達となった。

 初回から気合十分だった。この試合前までチームはヤフオクDでは6戦6敗。それだけに、吉川は「この打線、この球場では向かっていかないといけない。向かっていく気持ちを出した」。140キロ台中盤の直球で押し、スライダーなどの変化球も織り交ぜ、最少失点で切り抜けた。

 屈辱のシーズンを糧にした。昨年は開幕投手を務めたものの、開幕以降に体重が激減するなど状態が上がらず、わずか3勝に終わった。昨年について、左腕は「チームには迷惑をかけてしまったが、自分にとっては貴重な1年だった」と振り返る。今季は開幕直後から体重を一定に維持することで安定した投球につなげ、節目の1勝をつかんだ。

 栗山監督は「力みすぎていたけど、勝つことが大事」と評価。これで首位とは8・5ゲーム差となった。「まだ優勝するチャンスはあると思うので、どれだけ近づいていけるか」と吉川。左のエースが大逆転Vへの弾みをつけた。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 とりあえず、後2つ勝って望みをつなげたい。

清宮 4番の気負い…ボール球空振りに監督“ダメ出し”


第27回WBSC U―18ワールドカップ・1次ラウンドA組 日本14―0ブラジル (8月28日 舞洲)

 初優勝を目指すA組の日本は、1次ラウンド初戦でブラジルを14―0の7回コールドで下し、大勝発進した。注目の清宮幸太郎内野手(1年=早実)は「4番・DH」で出場。5回に遊撃への適時内野安打を放つなど、3打数1安打2四球で2打点を挙げたが、4番の気負いからボール球を空振りするなど課題も残った。29日は大会3連覇を狙う最大のライバル・米国と対戦する。

 高校侍ジャパンの一員としての国際舞台初安打は渋かった。8―0の5回2死一、三塁から内角球を強振したが、逆方向へ飛び、遊撃手のグラブをはじく適時内野安打。清宮は「点が入ったことに関しては良かった。変な打球がいっちゃって。甲子園の時もそうだけど、いつも初戦はこんなもんですね」とサバサバと振り返った。

 チームは14安打14点のコールド発進。だが、日の丸を背負う4番としてはふがいなさが残った。悔やんだのは4回2死満塁。カウント3ボールからボール球を空振りした。「ストライクと思って振ったけど、その前も相手投手はストライクが入ってなかった。振る場面じゃなかった」。結果的には押し出し四球で打点を挙げたが、反省の言葉が口を突いた。

 6回は13―0とし、なお無死満塁。2打点を挙げればコールド勝ちが決まる場面だったが、空振り三振に倒れた。「日本代表として結果を出さないととか、打ってやろうというのもあったのかな。あーっ、もう駄目っすね…」と肩を落とした。

 唯一の1年生ながら4番に据えた西谷浩一監督はあえて注文をつけた。4回の空振りについて「あそこで振るようでは良いバッターになれない」。その上で「見極めて1球で仕留めてほしい」と高い要求を課した。

 ただ、国際舞台でも動じないのが清宮。試合前には英語での選手宣誓を緊張しながら練習する篠原主将に近寄ってみたり、外国人の大会関係者や他国の選手と得意の英語で会話するなど、天真らんまんぶりは相変わらずだ。

 29日は優勝候補の米国戦。「メジャーに行くような人たちばかり。勝って勢いに乗っていきたい。次頑張ります」。1次ラウンド最大のヤマ場で、日本の4番の真価が問われる。 (松井 いつき)

 ▼ブラジル、ルイス・ホウラ監督 選手たちに期待していたが、日本が強かった。(清宮について)彼もいい選手だが、他の選手もいいバッティングをしていた。

  ▽U―18ワールドカップ 世界野球ソフトボール連盟が主催する。81年に始まり、今回で27度目。かつてはAAA世界選手権などと呼ばれた。優勝回数はキューバが11度で、米国が7度で続く。日本は夏の甲子園大会と日程が重なるため、04年にダルビッシュ(レンジャーズ)を擁して初めて高校日本代表で臨み準優勝。大谷(日本ハム)藤浪(阪神)らの12年は6位で、一昨年は松井裕(楽天)森(西武)の活躍で準優勝した。

 ▽1次ラウンドの順位決定方式 A、B組ともに、上位3チームがスーパーラウンドに進出する。勝敗数で並んだ場合は(1)当該チーム同士の直接対決(2)得失点率(3)チーム自責点(4)チーム打率(5)コイントスの順で順位が決定する。
(スポニチアネックス)

 今日の米国戦は楽しみ。
 実質的な決勝戦だろう。

楽天激震!大久保監督、就任1年目で辞任へ…最下位低迷の責任取る

 楽天・大久保博元監督(48)が、今季限りで辞任する意向を固めたことが28日、分かった。就任1年目ながら、最下位に沈んでいる成績不振の責任を取るもので、今後、球団との話し合いの席で辞意を伝えるとみられる。2013年に球団初の日本一になった楽天は、その翌年から2年続けて監督交代という異常事態を迎えることになった。

 大久保監督は、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出が遠のいてきた8月中旬以降、辞意を固めたという。関係者が「チームの低迷を重く受け止めて、自ら責任を取ることにしたようだ」と認めた。近く球団と話し合い、辞任を申し入れる。

 2013年の日本一から、わずか1年でリーグ最下位に転落した昨年10月、大久保監督は1年契約で楽天の第5代監督に就任。星野仙一前監督(68)=現シニアアドバイザー=の野球を継承しつつ「常勝軍団をつくる」と、目標を掲げた。紅白戦での8人野球など、アイデアに満ちた練習を導入し、守備と機動力を重視。松井稼の外野コンバート、松井裕のリリーフ転向など、次々と再建策を打ち出した。

 しかし、開幕後は銀次(左すね痛)、枡田(右有鉤骨骨折)、嶋(左肋骨骨折)、藤田(右太もも裏肉離れ)、ミコライオ(椎間板ヘルニア)ら、主力に故障者が続出した。新外国人もミコライオが登板ゼロ、打者のサンチェスやウィーラーは、一時打率が2割を切るなど期待を裏切った。

 投手陣は新守護神に2年目の松井裕を据え、先発は則本、塩見らを中心に、救援陣も福山、青山、クルーズらが安定。「投手中心の守り勝つ野球」の土台をつくり、交流戦は10勝8敗と勝ち越した。一方でチーム打率・242、67本塁打、364得点はいずれもリーグ最下位。深刻な得点力不足に陥った。

 6月下旬から8連敗、7月下旬に6連敗、8月には5連敗と8連敗。大型連敗をくり返した。7月30日には田代富雄打撃コーチ(61)が辞任。三木谷浩史オーナー(50)がオーダー編成などで現場介入したことに対する反発が背景にあったことが判明した。大久保監督も、オーナーの意向と目指す野球との板挟みになり、一丸ムードを作り出せなかった。8月25日にはオリックスに敗れ、最下位に転落した。

 大久保監督は混乱したチーム状況を受け止め、辞意を固めたとみられる。就任時に「あきらめない、投げないという姿勢を示したい」と決意表明した通り、残りの30試合は全うする意向だ。この日の西武戦に敗れ、自力でのCS進出の可能性は消えたものの、最後まで指揮を執ることを自分なりのけじめにするという。

 日本一の翌年から2年連続での監督交代は異例で、大久保監督の辞任が正式に決まれば、球団は後任の人選を急ぐことになる。酒井勉2軍監督(52)の内部昇格や、地元の仙台市出身で日米通算381セーブを挙げた佐々木主浩氏(47)=現解説者、同じく仙台市出身で今季限りでの現役引退を表明した斎藤隆投手(45)、さらには外国人監督の招へいなど、幅広く可能性を探ることになりそうだ。
(サンケイスポーツ)

 オーナー介入が原因だろう。

橋下氏「大阪維新を国政化」 維新分裂は必至

 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は28日夜、大阪府枚方市で開いた大阪維新の全体会議で、年内に大阪維新を国政政党とする考えを示した。大阪維新には維新所属の大阪選出の国会議員が離党して参加するとみられ、維新の分裂が現実味を帯びてきた。

 橋下氏は「大阪維新の看板で全国に力をみせていく」と明言した。大阪府知事と大阪市長のダブル選(11月22日投開票)は5月の住民投票で否決された大阪都構想を公約に独自候補を擁立すると説明。「都構想実現のためには国政政党で自民党などと折衝しなければならない」と語った。

 橋下氏は27日に「党を割らない」として松井一郎大阪府知事と維新を離党した。だが、全体会議では「維新はもう関係ない。大阪維新のブランドでしっかりとした野党を作る」と述べ、“新党”で次期衆院選に臨む考えを示した。
(産経新聞)

 山口組みたいな対立。
 
 方向性が決まり、後は、有権者がどう判断するかなんでしょう。

<脱走ペリカン>札幌の動物園が捕獲作戦…目撃情報相次ぐ

 北海道石狩市やむかわ町の河川で23日から、ペリカンが相次いで目撃されている。札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」から逃げ出した雌のモモイロペリカン1羽とみられ、動物園職員が捕獲作戦を始めた。

 動物園では、モモイロペリカン4羽について、飛べないよう羽根の一部を切った上で、天井のないスペースで飼育していた。このうち「クンちゃん」と呼ばれていた雌が、羽根の切り取りが不十分だったとみられ、21日に飛び去ったという。

 23~25日は、約40キロ離れた石狩市の石狩川河口付近で目撃情報が続き、26日は約90キロ離れたむかわ町で発見された。28日午前まで同町鵡川河口周辺にいたことが確認されている。

 動物園は職員らを26日に同町に派遣。ペリカンは日没後に動きが鈍ることから26、27の両日、捕獲を試み、27日は居場所を突き止めたが、逃げてしまったという。28日は午後から居場所が確認できず、捕獲方法を検討している。【高野玲央奈】
(毎日新聞)

 このまま自由にしてもいいだろう。

尖閣資料公開に反発=中国

 【北京時事】中国外務省の華春瑩・副報道局長は28日、日本政府が沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)に関する資料をネット上で公開したのを受けて談話を発表、「日本側がいかなる手段で違法な主張をしようと、釣魚島が中国に属するという客観的事実は変えられない」と反発した。
 
 その上で華副局長は「日本に対し歴史を直視し、事実を尊重し、中国の領土主権を損なう一切の挑発的行動を停止するよう促す」と訴えた。
(時事通信)

 想定内の反発だろう。

中田翔 スパイクの歯が…ハム中田“自爆”負傷交代「俺って格好悪い」

◇パ・リーグ 日本ハム11-1ソフトバンク(2015年8月28日 ヤフオクD)

 日本ハム・中田は右足首をひねって途中交代した。9回1死満塁で左翼線2点二塁打を放ち、二塁へスライディングをしようとしたが、スパイクの歯がグラウンドに引っ掛かって前のめりに転倒。

 担架も用意されたが、最後は自力で歩いてベンチまで戻った。試合後は患部をアイシングして「俺って格好悪い。ひねってすぐなので、まだ痛い」とポツリ。石黒好光トレーナーは「今のところ腫れはひどくないが、あすの状態次第」と説明し、29日の試合出場は微妙な状況となった。
(スポニチアネックス)

 中田欠場は痛い。

日本ハム西川がカウント間違いでけん制死 7月にはアウト間違えスタンドへボール

「ソフトバンク-日本ハム」(28日、ヤフオク)

 日本ハム・西川がボールカウント勘違いでけん制死した。六回2死から四球で出塁。次打者・陽岱鋼はカウント1ボール1ストライクから空振り。西川は2ストライクからの空振りで三振に倒れたと勘違いし、一塁を離れたまま。一塁へけん制球が投じられた後、慌てて帰塁も間に合わなかった。

 今季は7月20日の楽天戦でアウトカウントを間違え、フライを取った後、ボールを左翼席へ投げ込んだ大ミスもあったが、またもボーンヘッドをしてしまった。
(デイリースポーツ)

 またですか。

日本ハム田中賢介が満塁弾、吉川3年ぶり2桁10勝

<ソフトバンク1-11日本ハム>◇28日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクは1回に内川の中前適時打で先制。日本ハムは2回にレアードの左翼への24号2ランで逆転した。

 日本ハムは5回に田中の右翼への4号満塁本塁打で追加点。ソフトバンクは5回2死満塁の好機も松田が捕邪飛に倒れる。

 日本ハムが9回にも5点を追加した。先発吉川は5回1/3、1失点で3年ぶり2桁となる10勝目。ソフトバンクの連勝は5でストップ。
(日刊スポーツ)

 ヤフオクドーム7戦目で今季初勝利。

 吉川を五回途中で交代は、栗山監督は、どうしてもこの試合を勝ちたかったのだろう。

 今日も、有原好投もしくは早めの継投で勝ちたい。

2015年8月28日金曜日

U18日本 14点コールド発進!ブラジル撃破 4番清宮“渋く”2打点

◇第27回WBSC U─18(18歳以下)ワールドカップ1次ラウンドA組 日本14―0ブラジル(2015年8月28日 舞洲ベースボールスタジアム)

 アマチュア野球の第27回WBSC U―18(18歳以下)ワールドカップが28日、大阪で開幕。初優勝を目指す高校日本代表は1次ラウンドA組の初戦でブラジル代表に14―0で7回コールド勝ちした。1年生では今大会唯一、選出された注目の清宮幸太郎(早実)は「4番・DH」でスタメン出場し、押し出し四球と大会初安打となる遊撃への適時打で2打点をマークし、勝利に貢献した。

 日本は初回、3番・平沢(仙台育英)の中犠飛で先制すると、なおも1死満塁で6番・勝俣(東海大菅生)が右中間に走者一掃の3点三塁打を放ち、4点を先制した。4回には2死満塁で清宮が押し出し四球を選び追加点。5点リードの4回にも1番・オコエ(関東第一)の適時打、清宮の大会初安打となる遊撃への適時打などで4点を追加した。

 結局、14安打14点と大勝。この日、清宮は3打数1安打2四球で2打点、オコエは1盗塁を決め4打数2安打1四球で1打点だった。

 投げては上野(中京大中京)が2回に無死満塁のピンチを無失点で切り抜けると、5者連続を含む8三振を奪う力投で6回を2安打無失点で初勝利を手にした。

 日本は29日の第2戦で米国と対戦する。
(スポニチアネックス)

 明日の米国との戦いぶりが楽しみ。

 明日の清宮の、打点も楽しみ。

カメラマンと激突したボルト、「ガトリンの復讐だ」 第15回世界陸上

 【AFP=時事】(写真追加)第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)の男子200メートルで、短距離2冠を達成したウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)だが、電動立ち乗り二輪車「セグウェイ(Segway)」に乗ったカメラマンと激突し、お祝いムードに水を差すアクシデントがあった。

 200メートル決勝の後、セグウェイに乗ったカメラマンが、至近距離から優勝したばかりのボルトを撮影していたところ、バランスを崩して裸足のボルトに突っ込んだ。

 地元局のカメラマンは、会場に設置されていたレールに衝突すると、バランスを崩して後方に転倒。その勢いで押し出されたセグウェイがボルトの脚に当たり、ボルトも後ろ向きに倒れ込んだ。

 ボルトは慎重に立ち上がると、再び周囲の歓声に応えた。

 このアクシデントはすぐさまインターネット上で知れ渡り、「倒されちゃったよ」とコメントしたボルトは、「ジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin、米国)による復讐(ふくしゅう)説を、これから広めようと思っている。でも大丈夫だ、心配ない」とおどけた。

 今回のアクシデントでは、プライドを傷つけられるにとどまったボルトだが、同様の事故に備え「脚に保険をかけた方が良いかな」と話している。

「かなりヒヤッとしたけど、こういう事故は起こり得るものだ」

 それでもボルトは、「いくつか小さな傷ができたが、練習中にもちょっとしたけがはあるし、大丈夫だ」と続け、「足首ではなく、ふくらはぎだから、問題ないと思う」と周囲の不安を一蹴した。

 男子200メートルで大会4連覇を達成し、2008年の北京五輪以降、五輪と世界選手権の短距離個人種目で11個の金メダルを獲得しているボルトは、焦るあまり顔を赤くしたカメラマンが、必死に謝罪してきたことを明かした。

 ボルトは、「彼は最大限の謝罪をしてきたよ」と笑ったが、「彼の方がひどい倒れ方をしていたから、大丈夫かどうか確認した。バランスを崩して後方に倒れていたからね。頭を打ったかは分からないけど、大丈夫そうで何よりだ。深刻な事態にならなくて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 ボルトは同時に、どさくさに紛れてスパイクを観客の一人に持っていかれたことを明かしている。

「フェンスを跳び越えたとき、一人の男性がスパイクを持たせてくれと言ってきたから、渡してやった。インタビューを受けながらあたりを見渡したら、彼は消えていたよ。逃げ足が速いね」
【翻訳編集】 AFPBB News

 重大事故にならなくてよかった。

 セグウェイ暴走に改良の余地ありだろう。

【アクリブランド】★あなたが食べたいのは?わたしの旅ごはん新商品おためしイベント

【アクリブランド】★あなたが食べたいのは?わたしの旅ごはん新商品おためしイベント 冷凍食品のアクリブランド

金正恩氏が南北合意を評価、「軍事力のおかげ」で実現と主張


 [ソウル 28日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩第1書記は、韓国と関係改善に向けて今週合意したことについて「画期的な出来事」だと評価する一方、この合意を実現させたのは軍事力だと主張した。

 北朝鮮と韓国は25日、高官会談で緊張緩和に向け合意。北朝鮮が韓国兵らが地雷事故で負傷した件をめぐって遺憾の意を表明し、韓国は政治宣伝放送を停止することに同意した。

 朝鮮中央通信(KCNA)によると、金第1書記は朝鮮労働党中央軍事委員会の会合で、南北合意は「軍事的な緊張を和らげ、破局的な北と南の関係を和解と信頼の道に戻した画期的な出来事だ」と指摘。

 その一方で、「自衛目的の核抑止力を擁する強大な軍事力などのおかげだ」との見解も示した。
(ロイター)

 これからも、軍事力を背景に、挑発・交渉をするのだろう。

「大阪都構想に再挑戦」 松井府知事、11月ダブル選で


 大阪維新の会の松井一郎幹事長(大阪府知事)は28日午後、「大阪都構想に再挑戦するスタートにする」として、11月の大阪府知事、大阪市長のダブル選挙で、5月に廃案となった大阪都構想を再び掲げて戦う方針を明らかにした。維新は両選挙に独自候補を擁立予定で、ダブル選での最大の争点となりそうだ。

 政令指定市の大阪市をなくし、五つの特別区に再編する大阪都構想は5月に行われた大阪市での住民投票で、反対が70万5585票と賛成を1万741票上回り、廃案となった。

 松井氏は再挑戦の理由として、自民党が都構想の「対案」として掲げた大阪戦略調整会議(大阪会議)が維新と自民党との対立で不調に終わっていることを挙げた。松井氏は「(府と政令指定市の)二重行政を解消するために大阪会議がなくなったなかで、何があるのか」と語った。維新代表の橋下徹大阪市長も27日の記者会見で「自民党には任せていられない。大阪は不幸になる」と対決姿勢を鮮明にしている。

 住民投票からわずか3カ月で再度、都構想を掲げることには反発も予想される。松井氏はこの日夜にある維新全体会議で、こうした方針を確認する考えだ。ただ、知事選候補として有力視される自身の立候補は「熟慮に熟慮を重ねている」と述べるにとどめた。
(朝日新聞デジタル)

 大阪都構想再びか。

 ダブル選挙の争点になるのだろうか。

 都構想でない二重行政解消だろう。

女性活躍推進法成立=数値目標策定を義務化

 企業に女性の登用を促す女性活躍推進法が28日午前の参院本会議で成立した。
 企業に数値目標を含む行動計画の策定・公表を義務付けることが柱。昨年秋の臨時国会に提出されていたが、衆院解散により廃案となっていた。
 推進法は、従業員が301人以上の企業や自治体を対象に、女性登用の数値目標を含めた行動計画を策定し、公表するよう義務付けている。従わない場合に報告を求めることができ、虚偽の報告をした場合、罰則もある。ただ数値目標を法律で定めることは見送られ、行動計画の策定も300人以下の企業には努力義務とされた。10年間の時限立法。
 政府は、女性が指導的地位に占める割合を2020年までに30%程度とする基本方針を掲げている。
(時事通信)

 女性差別で、女性の登用が阻害されているのだろうか。

 それとも、きちんと能力を判断しての登用で、結果的に女性が少ないのか。

 政府の考えは、阻害されていることを前提なんだろう。

 女性登用で、割合を上げるために、能力がない無能な女性を登用することになれば、本末転倒だろう。

「陛下の謝罪」要求 歴史戦への利用許されぬ


 日本への歴史戦を展開する中国は、天皇陛下まで巻き込むつもりか。到底、容認できない。

 国営新華社通信が、「中国への侵略戦争と太平洋戦争」についての記事を配信し、昭和天皇が戦争の発動を指揮した「張本人」と決めつけたうえで、皇位を継いだ今の天皇陛下が被害国に謝罪するよう求めた。

 天皇は国政に関する権能を持たず、批判に反論することもできない。記事は極めて不当な内容であり、日本の国民感情を害するものでしかない。

 安倍晋三政権が中国に抗議したのは当然である。

 天皇陛下を政治的に利用することは決して許さない態度を鮮明にし、事実に基づく反論によって中国の歴史戦に対抗していくことが重要だ。

 記事は、中国共産党宣伝部が管轄する新聞、光明日報などが掲載した。要人が直接、発言したものではないが、党の狙いが示されたともいえよう。

 そもそも、日中間の戦後処理は1972年の国交正常化で決着済みである。その際、昭和天皇の謝罪は必要とされなかった。

 占領下に連合国が行った極東国際軍事裁判(東京裁判)でも、昭和天皇は訴追されていない。昭和天皇は立憲君主として、内閣や統帥部の補佐を受け、形式的な政治行為を行ったが、戦争責任を問われる立場ではなかったのだ。

 今の天皇陛下は92年の中国ご訪問の際に「わが国が中国国民に対し多大の苦難を与えた不幸な一時期がありました。これは私の深く悲しみとするところであります」とお言葉を述べられた。

 89年の天安門事件で中国が国際社会から経済制裁を受け、孤立していた時期である。

 当時、中国外相だった銭其●元副首相は回想録で、「西側による対中制裁の打破に積極的効果があり、その意義は明らかに中日二国間関係の範囲を超えていた」と陛下のご訪中を政治利用し、成功を収めたことを誇った。

 友好親善のためのご訪問を、自国の利益のためだけに、臆面もなく政治利用する。それが中国共産党の本質だとすれば、習近平政権でも変わっていないと受け止めざるを得ない。

 日中関係の改善を望むなら、暴言といえる陛下への要求を直ちに撤回し、謝罪すべきである。
●=王へんに深のつくり
(産経新聞)

山口組弱体化させる=菅官房長官


 菅義偉官房長官は28日午前の記者会見で、国内最大の指定暴力団山口組に分裂の動きがあることについて、「暴力団はあってはならない。こうした機会に、弱体化に向けて警察にしっかりと対応してもらいたい」と述べた。現状に関しては「現時点で対立抗争に発展するとの具体的な情報は把握していない」と説明。「国民の安全・安心の確保が最優先で、情報収集に努める」と語った。 
[時事通信社]

 抗争事件が起きれば、それを機会に、弱体化・壊滅狙いで警察は対応するのだろう。

「陛下に礼を失している」 官房長官、新華社報道を批判


 菅義偉官房長官は28日午前の記者会見で、中国の国営新華社通信が天皇陛下の戦争責任について謝罪を求める評論を配信したことについて、「天皇陛下に対する礼を著しく失している」と批判した。そのうえで、「改善基調にある日中関係にも水を差しかねず、全く好ましくない」と述べた。

 同通信が25日に配信した論評を受け、日本政府は27日、外務省局長と在北京大使館の公使がそれぞれ中国側に電話で抗議している。

 同通信は論評の中で、「昭和天皇は亡くなるまで被害国とその国民に謝罪を表明したことはなく、その皇位継承者は謝罪で雪解けを、悔いることで信頼を手に入れなければならない」と主張していた。
(朝日新聞デジタル)

中国新華社、歴史巡り陛下に謝罪求める記事配信


 【北京=五十嵐文】中国国営新華社通信は25日、歴史問題をめぐり天皇陛下に謝罪を求める記事を配信した。

 記事は、「昭和天皇は中国への侵略戦争と太平洋戦争を指揮、発動した侵略戦争の張本人だ」とした上で、「昭和天皇は亡くなるまで日本が侵略した被害国と国民に謝罪を表明したことはなかった。その皇位継承者は、謝罪で氷解を、ざんげで信頼を手に入れなければならない」と主張している。

 配信された記事は26日付中国紙・光明日報が掲載したが、中国共産党機関紙・人民日報などは掲載していない。
(読売新聞)

 タブーだろう。

 昭和天皇に戦争責任がない考え方が通説主流であり、君臨すれど統治せずの考え方。

弁護士局部切断事件 懲役3~5年、損害賠償700万~900万円説

 大学院生の男が弁護士男性の局部を切断した事件。ペニスの切断とはまさに常軌を逸した凶行だが、同様の惨劇は過去に世界中で起きている。不倫相手の女性に切断されたケースや、殺害された友人の怨みを晴らすため犯人男性の性器を切断したケースなど、加害者と被害者の関係性や犯行動機はさまざまだ。

 日本では、性交中、オーガズムのために女性が愛人男性の首を締めて殺害し、その後ペニスを切断して持ち歩いていたという「阿部定事件」が有名だ。1982年には交際相手の浮気に激怒して殺害した後、切断した「第2の阿部定事件」も起きたが、これらはいずれも殺害後の切断である。

 手術によってある程度の機能回復は可能とはいえ、セックスの快感を喪失し、ショック死の恐怖を被害者は味わった。それに比して、加害者の小番一騎(こつがい・いっき)容疑者が問われる罪はそれほど重くないという。

「重大な傷害を負わせたわけですが、腹などを刺したのならともかく、局部の切断をもって殺人未遂に問うことは難しいでしょう。傷害罪の上限は15年ですが、前例のないケースでもあり、結果が重大であることを考慮しても3~5年ぐらいの判決が予想されます。

 民事の損害賠償としては、職務の稼働能力に直接影響する障害ではないので逸失利益は認められにくく、700万~900万円程度の慰謝料額と思われます」(弁護士で琉球大学法科大学院教授の北河隆之氏)

 ペニスがなければ生きている価値がない──そう思う男性も少なくないはずだが、男のイチモツは法律上はそれほど重く見られない可能性があるということだ。
(週刊ポスト2015年9月4日号)

 執行猶予もありだろうか。

竹島・尖閣諸島 政府が領有権の証拠公表へ

 竹島と尖閣諸島に対する日本の領有権の主張を補強するため、収集・分析を進めてきた1000点以上の歴史的な資料を、政府は28日にも公表する方針を固めた。

 竹島と尖閣諸島はそれぞれ韓国、中国も領有権を主張しているが、日本政府は歴史的にも国際法上も日本固有の領土であることは明らかだとしている。安倍政権は日本の立場を補強するため、内閣官房に「領土・主権対策企画調整室」を立ち上げ、去年から領有権の証拠となる歴史的な資料の調査を行ってきた。これまでの調査で、竹島を島根県に編入した1905年より前に日本人が竹島でアシカ猟を行っていたことを示す当時の漁業者が書いた文書など、1000点以上に及ぶ資料を収集・分析したという。

 資料はデータベースとして28日にも公表される予定で、政府は客観的な証拠の積み上げによって、日本の主張を国際的にアピールする狙い。
(日本テレビニュース)

 客観的な証拠積み上げは正論も、韓国、中国は過度な反応をするのだろう。

ヘイト禁止法案、採決見送りへ 表現の自由で与野党に溝

 特定の人種や民族への差別をあおるヘイトスピーチを禁じる「人種差別撤廃施策推進法案」について、自民、公明の与党は今国会での採決を見送る方針を固めた。与野党はヘイトスピーチを問題視する姿勢では一致したが、「表現の自由」とどう両立させるかで折り合えなかった。国際的にみて日本は関連法の整備が遅れており、課題は先送りされた。

 与党は27日、国会内で民主党など野党が出した推進法について協議したが結論は出なかった。出席した自民党議員の一人は「何がヘイトスピーチか、誰が認定するかが難しい」と語り、今国会中は与野党合意できず、採決に至らないとの見通しを示した。

 「ヘイトスピーチは許されない」との考えは自民、公明、民主、維新の4党で19日に一致していた。しかし、憲法が保障する「表現の自由」との兼ね合いを巡り、溝は埋まらなかった。
(朝日新聞デジタル)

 人種差別をあおるヘイトスピーチを禁止できない日本のレベルの低さが残念。

 それでも、ヘイトスピーチは許すべきではなく、デモの騒音を規制して、警察当局は逮捕しなければダメだろう。

清宮、打点王宣言!世界が警戒 U18W杯今日開幕

 打点王と世界一を取る! 第27回U18(18歳以下)ワールドカップが今日28日に開幕する。高校日本代表は同日、ブラジルとの初戦に臨む。早実(西東京)清宮幸太郎内野手(1年)は、26日の大学日本代表との壮行試合に続き「4番DH」で世界デビューする可能性が高い。壮行試合を見たライバル国も、怪物スラッガーへの警戒を強めた。

 4番を担う可能性が高まった清宮の口から、「打点王宣言」が飛び出した。準優勝に終わった13年の前回大会(台湾)では、西武森が9試合15打点でタイトルを獲得。同じ左の長距離砲として「森さんと同じくらいの活躍ができればいいと思います」と力を込めた。最速150キロ級の豪腕との対戦も望むところ。「メジャーにも注目されるような投手とやれるのは楽しみ」と目を輝かせた。

 高校初の世界大会を前に「勝負強いバッティングをアピールしたい。もちろん長打力も売りなので、見てほしいですね」と気合十分。27日は試合会場の大阪・舞洲ベースボールスタジアムで前日練習を行い、フリー打撃70スイングで柵越え3本をマークした。

 前回覇者も「キヨミヤ」を警戒した。明日29日に日本と対戦する米国のチッキーニ監督は「もちろん知っている。グレート・プレーヤー・オブ・ジャパン」と言った。各国からの徹底マークは間違いなさそうだ。

 どんな相手も打ち砕いてきた。過去に対戦した中で、かなわないと思った投手は「(広島の)前田健太さんですね。変化球がすごかった」と答えた。中1の12月にテレビ番組で対決し、その変化球を中前に運んだ。球界を代表するエースに勝った清宮が、世界大会で大暴れする。【鹿野雄太】

 ◆U18W杯 12カ国・地域が参加。1次リーグはA組(日本、米国、メキシコ、オーストラリア、ブラジル、チェコ)B組(キューバ、台湾、カナダ、韓国、イタリア、南アフリカ)に分かれ、各組上位3チームが2次リーグに進出。2次リーグでは別組の上位3チームと対戦し、1次リーグの勝敗を加えた総合成績により決勝、3位決定戦(ともに9月6日・甲子園)を行う。高校日本代表が出場するのは04年(準優勝)12年(6位)13年(準優勝)に次ぎ4度目。
(日刊スポーツ)

 西武・森の15打点を超えられるか。

山口組分裂 「菱が割れるぞ」名古屋支配への不満、限界か

 「菱(ひし)が割れるぞ。本格的に、だ」。日本最大の暴力団・山口組の分裂が確定的となり、大阪府警の捜査幹部は27日、険しい表情でこう語った。「菱」とは、菱形の中に「山」を描いた山口組の代紋のことだ。

 神戸市灘区の閑静な住宅街の一角は、27日朝から異様な緊張感が漂っていた。高さ約5メートルの厚い鉄のシャッターが下ろされた山口組総本部前に兵庫県警の捜査員や報道陣が詰めかけた。

 大阪、名古屋、岡山…他府県ナンバーの高級車が次々と到着するたびに総本部のシャッターが上がった。

 山口組の分裂情報が飛び交う中で、捜査員の一人は「目立った動きがない。どうなっているのか」と眉間にしわを寄せ、動向を注視していた。

 捜査関係者によると、山口組の直系組織74団体のうち、10団体以上が離脱するとみられている。山健組など多くが関西拠点の組織だ。

 兵庫県警の捜査幹部は「今のヤクザの世界には仁義も何もない。頭の中にあるのはカネだ」と語る。内部では上納金などカネの使途が不明朗といった批判もあったとされる。

 「名古屋に重きを置いた体制を敷く6代目に反発する者が、我慢の限界を超えたということだろう」。大阪府警の捜査幹部は分裂の背景に「名古屋支配」への不満が鬱積(うっせき)していたとの見方を示した。

 名古屋とは、山口組2次団体・弘道会のことだ。神戸を本拠とする山口組では代々、関西を地盤とする最高幹部が運営の実権を握ってきた。だが、平成17年7月に篠田建市組長が6代目に就任し、出身母体の弘道会から高山清司受刑者を若頭に登用。山口組の歴史上初めて同一組織で、さらに「非関西」の出身者がナンバー1、2に就いた。

 山口組は戦前、神戸の一暴力団組織にすぎなかったが、終戦直後に田岡一雄組長が3代目に就任すると、全国進出を本格化させ、勢力を拡大した経緯がある。

 「山口組は神戸発祥だが、名古屋に軸を移すという話も出ていたと聞く」。大阪府警の捜査幹部は現状をこう分析し、「脱退派への切り崩し攻勢は強まるだろう」と今後の展開を懸念する。

 兵庫、大阪両府県警は、抗争などに発展する可能性もあるとみて警戒を強めている。
(産経新聞)

浦野博司 日本ハム 中継ぎで復調気配 栗山監督「らしくなってきた」

◇パ・リーグ 日本ハム0-6西武(2015年8月27日 札幌D)

 日本ハムは打線が振るわず連勝は3でストップしたが、中継ぎに配置転換後の1軍初登板だった2年目・浦野の好投が光った。

 「先発以上に緊張した」。昨季7勝の右腕はここまで直球の大半が140キロ台前半と切れを欠いていたが、この日は最速146キロを計測するなど力のある球で押した。栗山監督は「らしくなってきた」と評価し、今後も中継ぎ起用を明言。28日から、ゲーム差が9.5に広がった首位・ソフトバンクとの3連戦(ヤフオクドーム)に浦野が加わった救援陣で臨む。
(スポニチアネックス)

 先発がダメなら、早い回で浦野を使えるのはよい。

 途中で逆転すれば、谷元、宮西、白村、増井で勝てる。

中国、南シナ海で石油掘削続行…越と対立再燃も


 【北京=竹腰雅彦】中国とベトナムが領有権問題で摩擦を強める南シナ海北西部の海域で、中国側が石油掘削装置(リグ)を使った作業を続けていることが27日、明らかになった。

 中国海事局によると、掘削は大手国有企業「中国海洋石油」が海南島の南方約130キロの海域で実施。作業は10月20日までで、各船舶に対し、リグの半径2キロ以内の水域に進入しないよう航行警報を出している。

 ベトナム側からは「一方的な行動」などとして批判が出ており、掘削の継続で対立が再燃する可能性もある。中国は昨年5~7月、領有権を争うパラセル(西沙)諸島付近の海域でも掘削を行い、ベトナムで大規模な反中暴動が起きるなど中越関係は一時緊張した。
(読売新聞)

山口組分裂騒動 十数人を制裁処分か 県警、対立激化を警戒

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から複数の2次団体が離脱し、新組織設立の動きをみせている分裂騒動で、山口組執行部が27日、脱退情報のある直系組長らに対し、永久追放する「絶縁」などの制裁処分を決めたとみられることが捜査関係者への取材で分かった。今後、双方の対立が激化する可能性もあり、全国の警察が関係先の警戒を強めている。

 捜査関係者によると、新組織に参加するのは山口組傘下の最大組織「山健組」(神戸市中央区)など十数団体との見方が広がっている。山健組は先代の5代目組長(2012年に死去)の出身母体で、同組長の下で直系組長に昇格したメンバーが目立つという。

 これらの組長が同日、淡路市内で新組織設立に向けた会合を開くとの情報があったが、目立った動きは確認できなかった。規模や設立時期をめぐり情報が交錯しており、警察当局も正確な状況はつかみきれていない。

 一方、執行部の直系組長が山口組総本部で開いた会合で離脱グループとされる組長への処分が決まったとみられるが、捜査関係者によると、対外的に処分結果を知らせる「絶縁状」などの書類が配られたとの情報はないという。

 山口組では、現在の篠田建市(通称・司忍)組長が6代目に就任した2005年以降、出身母体である弘道会(名古屋市)の影響力が強まり、同会主導の人事や金銭面の処遇などに山健組側が反発を強めたとみられる。ただ、こうした不満は長らくくすぶっていたとされ、兵庫県警幹部は「なぜ今なのか。はっきりした理由はまだ見えない」と話す。
(神戸新聞)

 関西と名古屋の対立のようだ。

新国立競技場 工費上限は1550億円に=冷暖房見送り、収容6万8000人―政府

 政府は27日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の総工費の上限を1550億円とすることで最終調整に入った。
 当初は1640億円とする案を検討したが、さらなるコスト抑制を図るため、観客席の冷暖房設備の設置を見送ることで上限額削減に踏み切った。
 政府は28日に関係閣僚会議(議長・遠藤利明五輪担当相)を開催し、上限額や収容人数などを盛り込んだ新たな整備計画を決定。収容人数については6万8000人とするが、将来のサッカー・ワールドカップ(W杯)招致も視野に、客席増設で8万人にも対応できるようにする。

 新たな整備計画では、総工費が2520億円に膨らんだ旧計画より約1000億円近く費用圧縮されることになる。政府は冷暖房設備を導入しない代わりに、熱中症対策のための救護所を設置するなどして観客の体調管理に万全を期す方針。
(時事通信)

 この値段でも高すぎる。

 収容人員7万人強の日産スタジアムが、600億円強だから、なぜ、2倍以上の総工費がかかるのか、不可思議だろう。

 国立競技場を一時保留にして、日産スタジアムを五輪に使うのもありだろう。 

日本ハム打線沈黙 西武、完封リレーで3タテ阻止!牧田6勝目

◇パ・リーグ 西武6―0日本ハム(2015年8月27日 札幌D)

 西武が4投手のリレーで完封勝利を収め、日本ハムとのカード3タテを阻止した。

 西武は3回、先頭の外崎が中前打で出塁すると、続く秋山に右越え13号2ランが飛び出して先制。さらに中村の34号左越えソロでこの回3得点を挙げた。

 7回には浅村の適時打、そして8回は相手守備の乱れから得点を重ねた西武。投げては7月26日の日本ハム戦以来となる先発での登板となった牧田が6回6安打無失点と好投を見せて6勝目。その後は岡本洋、高橋朋、増田とリレーして相手打線を完封した。

 日本ハムは新垣が3回途中、2回2/3を投げて5安打3失点と先発の役割を果たせずに2敗目。打線は6安打で今季4度目の完封負け。チームの連勝は3で止まった。
(スポニチアネックス)

 2本の本塁打は、捕手市川の配球ミスだろうか。

 得点チャンスはあったが、打てなかった。

 石井、ライブリーの中継ぎは無理だろう。

 レアードの悪送球で2失点は呆れるだけ。

 今日からのソフトバンク戦は、貧打では、また3連敗だろうか。

斎藤佑樹 日本ハム・斎藤佑9月一軍再昇格へ 栗山監督「ゲームはつくれる」

 日本ハム・栗山英樹監督(54)が27日、現在二軍調整中の斎藤佑樹投手(27)の9月再昇格について改めて語った。

 22日のオリックス戦(東京ドーム)で斎藤佑は5回まで6安打1失点と粘りながら、6回二死から4失点し結局、5回3分の2を9安打5失点(自責点4)で今季2敗目(0勝)を喫し登録を抹消された。

 前回、19日のロッテ戦(QVCマリン)で好投し、プロ初勝利を挙げた新垣勇人投手(29)を27日の西武戦(札幌ドーム)に先発させるための措置で、指揮官も「悪いから外すわけではない。一度立て直して、これをどう生かすか」とネクストチャンスを約束しての抹消だった。

「東京ドームで打たれたけど、オレは3試合、ゲームをつくれたと思っている。次にチャンスをあげなきゃいけないと思っている」と言い切る栗山監督。先発再転向後の3試合(計16回3分の1)で防御率4・42という数字以上に、ゲームメーク能力を評価しているようだ。

 たとえ目に見える結果が出なくても、粘り強く選手起用を続ける采配には批判も多い。しかし、栗山監督は「いい話に比べて悪い話は30万倍ぐらい聞こえてくるけど、自分が誰よりも選手を愛してやっているということが重要なんで」と意に介さない。斎藤佑の再起を誰よりも強く信じている。
(東スポWeb)

 結果が出ないのに、使い続けるのは批判が多いだろう。
 
 札幌ドームや東京ドームの観客動員数増には、斎藤人気はありだろう。

日本ハム栗山監督が来季続投 移転後最長5年目へ

 日本ハム栗山英樹監督(54)が来季続投することが27日、分かった。編成権を持つチーム統轄本部が水面下で、最終の意見調整を完了。異論ない総意で続投要請する方針が、この日までに固まった。

 高い統率力に、近年は主力層の若返りと世代交代が激しい中で、適切なかじ取りを実践してきた手腕を評価。今後の球団強化を託すには絶対的な人材として、当然の判断を下した。時機をみて要請する。栗山監督はかねて「このチームを強くする、何とかする責任がオレにはある」と強い覚悟を口にしており、受諾は確実な見通しだ。

 就任4年目の今季は現在2位で、ポストシーズン進出が確実視される状況。日本ハムが北海道に移転後の指揮官では、最長の5年目を託されることからも、球団側からの信頼度の高さがうかがえる。
(日刊スポーツ)

2015年8月27日木曜日

米大統領選 「ケネディ大使は安倍首相から接待漬け」“トランプ節”またも炸裂

 【ワシントン=青木伸行】2016年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ氏が、今度は日米安全保障条約をやり玉に挙げるなど、日本をはじめとするアジア諸国への批判を展開している。

 トランプ氏は25日夜、数千人が集まったアイオワ州での集会で「日本が攻撃されれば、米国は助けに行かなければならない。だが、われわれ(米国)が攻撃を受けても、日本は助ける必要はない。日米安保条約は不公平だ」と息巻いた。

 日米同盟の重要性はもとより、安倍政権が集団的自衛権の行使容認を目指し、国会で安全保障関連法案が審議されていることには、まったく触れていない。

 同様に、トランプ氏はこれまで、米韓同盟についても「米国は韓国を守っても得るものはなく、守る必要はない」と放言している。

 21日にはアラバマ州で「安倍(晋三首相)は頭が切れる。キャロライン・ケネディ(駐日米国大使)は安倍氏に飲まされ食わされ、日本が望むことを何でもするようになった」と、こき下ろした。

 米CNNテレビとのインタビューでは、大統領となった暁には、貿易交渉に米著名投資家のカール・アイカーン氏らを当たらせ、日本や中国に強硬姿勢で臨むとも表明した。

 さらに「駐日米国大使には、ケネディ氏よりもアイカーン氏の方がふさわしい。ケネディ氏は仕事のやり方さえ分かっていない」と、たたみかけた。

 批判の矛先は経済分野にもおよび、「米国は、中国と日本に雇用を奪われている。雇用を取り戻そう」と訴えた。そのうえ「中国にはわれわれのカネも奪われている。(最近の)株価下落は中国のせいだ。市場は崩壊しつつあり、これは中国とアジアに主導権を握らせたからだ」と述べるなど、“トランプ節”はとどまるところを知らない。

 こうした発言に対しては「米国の同盟国である日韓を敵視したり、事実を不正確に伝えたりすることは言語道断だ」(米外交筋)との批判がある。
(産経新聞)

 トランプ節はおもしろい。

 ある意味、共和党を支持する米国人の考えの代弁なのだろう。

山手線の線路脇ケーブル燃える ケガ人なし

 JR東日本によると、東京のJR山手線で27日午後1時過ぎ、恵比寿と目黒の間で線路脇のケーブルが燃え、山手線の内回りと外回りの全線、並行して走る埼京線の全線、湘南新宿ラインの大崎と大宮の間で運転を見合わせている。運転再開の見通しは立っていないという。

 東京消防庁によると、ケーブル2本が1.5メートルほど燃え、約25分後に消し止められた。ケガ人はいないという。
(日本テレビニュース)

 放火だろうか。

山口組、分裂へ 十数団体脱退し新組織か 結成100年の節目に内部対立表面化

 日本最大の指定暴力団山口組(神戸市)が分裂する可能性が高いことが27日、捜査関係者への取材で分かった。複数の有力直系(2次)団体が山口組から脱退し、新たな組織を立ち上げる模様だ。兵庫県警や大阪府警など警察当局は情報収集を進めるとともに、分裂に伴って抗争に発展する恐れもあるとみて、警戒を強めている。

 山口組は今年結成から100年となるが、節目に組織内の対立が表面化した格好。現在の篠田建市(通称・司忍)6代目組長に反発するグループが山口組を離脱するとみられ、捜査関係者によると、十数団体が離脱する方向という。

 27日午前には、神戸市灘区の山口組総本部で緊急の執行部会が招集されたが、捜査関係者によると、山口組内の最大派閥である山健組(同市)などの複数の団体が欠席した。

 捜査関係者によると、6代目就任以降、篠田組長の出身母体である弘道会(名古屋市)を中心とした執行部体制が築かれ、神戸や大阪など関西の直系組長らの間では不満がくすぶっていたという。

 山口組をめぐっては、昭和59(1984)年から平成元(1989)年にかけて、「山一抗争」と呼ばれる分裂抗争が起きた。警察当局は、今回分裂すれば、再び抗争が起きる可能性もあり、動向を注視している。

 山口組は全国最大組織の指定暴力団で、勢力は44都道府県に及び、組員は1万人以上。全国の暴力団の43・7%を占める。
(産経新聞)

清宮 星野氏の“口撃”に苦笑い

 楽天のシニアアドバイザーを務める星野仙一氏(68)が立花球団社長とともに「第27回U―18ベースボールワールドカップ」の視察に訪れた。今秋のドラフトでの注目選手が多く出場していることで、ネット裏には国内12球団とマリナーズのスカウトらが集結した。

 そんな中、星野氏は高校ジャパンのベンチ裏の通路を通る際、偶然にも清宮と遭遇。清宮とは「あいつ(清宮)の親父(克幸氏)を知っているから、あいつも子供のころから知っている」(星野氏)という旧知の仲だ。

 ところが、怪物1年生は全く気付かず、闘将をまさかのスルー。星野氏が「おい!」と呼ぶと、清宮は「あっ! お久しぶりです」と慌てて帽子を取った。「何でおまえが(代表に)選ばれてるんだよ」という星野氏の“口撃”に、清宮も苦笑い。

 最後は「ケガだけはするなよ」と言葉をかけられた。

 その後、試合を9回途中まで観戦した星野氏は「5回で帰ろうと思ったけど、ここまでいちゃったよ。やっぱり若い選手が試合で跳びはねているのを見ると楽しい」と笑顔。さらに「平沢って子、(進路は)大学なの? プロなの?」と報道陣に逆取材。古巣の阪神が指名する可能性があると聞くと「鳥谷がいるじゃない。後継者?(平沢が)抜いちゃうだろう。リーダーシップありそうだし」とのジョークも…。

 星野氏は「こいつらが(球界を)背負っていくんだな。順調に育ってほしい。大学生も高校生もみんないい。楽天とみんな総入れ替えしたいぐらい。冗談だけど。でも本当だよ」とご機嫌で球場を後にした。
(東スポWeb)

不倫サイト「アシュレイ・マディソン」に女性はほとんどいなかった? 情報流出であらわに

 カナダに拠点を置く不倫サイト「Ashley Madison」がハッキング被害に遭ったことに関連し、流出した情報からさまざまな分析が行われている。米ブログメディアのGIZMODOによると、同サイトのデータベースに登録されている女性会員のほとんどは“偽物”で「実際にサイトを使った形跡がなかった」という。

 ハッカー集団が公開した公式情報によれば、同サイトには約3100万人の男性会員と約500万人の女性会員がいるとされていた。しかしデータを詳しく分析した結果、女性アカウントの多くは運営会社内で作られたとみられるテストアカウントで、実際にサイト上でメッセージ確認やチャットを行った女性ユーザーはわずか数千人しかいなかったという(男性は数百~数千万人が使っていたという)。

 「Ashley Madisonは、数千万人の男性たちが実在しない女性のためにメールを書き、チャットをし、金を費やすだけの場所にすぎなかった」――とGIZMODOは伝えている。
(ITmedia ニュース)

 詐欺みたいなサイトに騙される男性会員はおもしろい。

 成り済ましの出会い系サイトと同じか。

寺社への油かけ事件、医師の男に旅券返納命令へ

 千葉県の神社に油のような液体をまいた疑いで逮捕状が出ているアメリカ在住の男に対し、外務省が近くパスポートの返納命令を出す方針を固めたことが、JNNの取材で明らかになりました。

 この事件は今年3月、千葉県の香取神宮に油のような液体をまいた建造物損壊の疑いで、千葉県警がアメリカに住む男の逮捕状を取ったもので、県警は外務省にパスポートの返納命令を出すよう要請していました。

 外務省は男への接触を試みましたが同意が得られなかったため、近く旅券法に基づいて官報に掲載する形で、パスポートの返納を命じる手続きを進めていることが明らかになりました。

 返納命令が官報に掲載されてから20日間が過ぎても男が応じない場合には、一定の期間をおいて男のパスポートは失効することになります。
(TBSニュース)

 パスポート失効により、不法残留、国外退去処分で、強制送還後逮捕だろう。

山口組に分裂の動き 傘下20団体、新組織を模索

 全国最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)傘下の複数の2次団体が山口組から離脱し、新組織を結成する可能性のあることが27日、関係者への取材で分かった。兵庫県警も同様の情報を把握しており、真偽の確認作業を急ぐとともに警戒を強めている。

 関係者によると、新組織には最大約20団体の参加が見込まれ、近く会合が開かれる可能性もあるという。人事構想が固まりつつあるとの情報もある。

 9月1日には総本部で「直参」と呼ばれる約70人の直系組長が集まる定例会が予定されているが、今のところ新組織に加わる組長は出席を見送るとみられる。

 一方、27日朝から、執行部に位置付けられる複数の直系組長が総本部に集まる姿を県警が確認。ただ、離脱情報がある組長の姿は確認できていないという。県警は、こうした組長への処分も含め今後の対応が協議されているとみている。

 山口組をめぐっては、篠田建市(通称・司忍)組長が6代目に就任した2005年以降、同組長の出身母体である弘道会(名古屋市)の影響力が強まったとされる。捜査関係者の間では、こうした状況が分裂騒動の背景にあるとの見方が出ている。

 6代目体制のもとでは08年、静岡県の2次団体だった後藤組組長が絶縁処分となり、反発したとされる直系組長約10人が一斉に処分された。

 【指定暴力団山口組】 1915(大正4)年に創設。当初は神戸市兵庫区に拠点を置き、労働者供給業で資金を得ていたとされるが、3代目組長の時代(46~81年)に抗争を繰り返しながら全国へ進出した。85年、同組から分裂した一和会系組員が4代目組長を射殺した事件を機に大規模な「山一抗争」も起きた。警察庁などによると、全国の構成員は約1万人。これまでに、兵庫県公安委員会から暴力団対策法に基づく指定を計8回受けている。
(神戸新聞)

指定暴力団山口組、分裂のおそれ 警察、抗争への警戒強める

 指定暴力団山口組が、現在の組長を支持するグループと、反組長派とで分裂するおそれがあることがわかった。警察は、抗争に発展するおそれもあるとして、警戒を強めている。
 兵庫・神戸市灘区の6代目山口組の総本部には、27日朝、傘下の組長を乗せているとみられる車が続々と集まった。
 警察庁によると、司 忍こと篠田建市組長が率いる指定暴力団6代目山口組は、2014年末の時点で、構成員・準構成員などをあわせて、およそ2万3,400人と、全国の暴力団の43.7%を占める日本最大の暴力団。
 兵庫県警によると、山口組の中で、篠田組長のグループと、それに反発するグループが対立していて、27日、総本部で開かれた会合には、反篠田グループは欠席しているという。
 近く、正式に分裂するという情報もあり、警察は、抗争に発展するおそれもあるとみて、警戒を強めている。
(フジテレビニュース)

大谷翔平が今季最速161キロを叩きだしたワケ 西武中村への“特別な思い”


初回にパ・リーグ2冠王の打席で今季161キロを連発、「特別、力を入れて」

 日本ハムの大谷翔平投手が26日の西武戦(札幌ドーム)で先発。今季最速161キロを連発し、13勝目(3敗)を挙げた。

 初回2死三塁。4番・中村剛也を迎えた打席では1ボール2ストライクから、2球連続で今季最速の161キロの直球を連発。ボール、ファウルとされたが、最後はフルカウントから8球目のフォークで空振り三振を奪った。

 昨年10月5日の楽天戦(札幌ドーム)でマークした日本人最速162キロに迫る剛速球。今季最速をマークした背景には、33本塁打、109打点を誇るパ・リーグ打撃2冠王への特別の思いがあった。

 大谷「初回だったので力を入れた。4番打者、クリーンアップは自分の100%に近い投球でないと打ち取れない。初回は流れを左右する。万が一もないように。もちろん1点もやらない気持ちでした。(中村は)意識はします。本塁打に軽打も出来る素晴らしい打者なので。西武打線の中でも特別、力を入れて投げます」

 この試合で中村には3打数1安打。4回無死での左前へのポテンヒット1本に抑え、4番の仕事をさせなかった。

なぜ中村に特別な思いを抱くのか?

 雪辱を期した相手だった。

 7月24日の西武戦(西武プリンスドーム)。中村に満塁弾を含む2被弾で5失点した。中村に食らった2打席連続被弾、満塁弾はともにプロで初めて。打線の強力援護で11勝目は手にしたが、「悔しい思いがある。たまたま負けがついていないだけ」と表情をゆがめていた。

 その次の対戦となった8月11日の西武戦(西武プリンスドーム)では、4回1死では159キロ直球、6回2死は154キロ直球で中村から2打席連続空振り三振を奪った。1点リードの7回、メヒアの逆転2ランで今季3敗目が決まったが、試合後、中村との対戦を、こう振り返っている。

 大谷「試合の内容で(借りを)返せれば良かったけど。おかわりさんには真っすぐを打たれているので、今日は真っすぐで三振を取ろうと思いました。押し切れたのは良かったのかなというのは多少あります」

 今季の対西武・中村はここまで打率2割5分(16打数4安打)、2本塁打、2四球、7奪三振。三振か、本塁打かの真っ向勝負を演じている。

 ここまで「投手5冠」。ハーラー単独トップの13勝(3敗)、防御率1・98、161奪三振、完封勝利3、勝率8割1分3厘と圧倒的な成績を残している。将来的なメジャー挑戦を視野に入れているという大谷だが、一野球選手として、日本球界で本物の力勝負が出来るのは、「おかわり君」だけなのかもしれない。
(フルカウント編集部●文 text by Full-Count)

 大谷は、純粋な野球少年の心で、おかわり君との対戦・リベンジを楽しんでいたのだろう。

大谷翔平 12人目の“投手四冠”へ…達成なら史上2番目の若さ!


 まさに圧巻の投球だった。

 27日、本拠地での西武戦に先発した日本ハムの大谷翔平は、初回から今シーズン最速の161キロをマークするなどエンジン全開。8回を5安打、10奪三振、無失点に抑える快投で、西武先発・菊池雄星との“花巻東対決”に勝利した。

 勝ち星は自己最多を更新する13勝。これは両リーグで見てもトップの数である。防御率もリーグ唯一の1点台となる1.98を記録し、勝率.813、161奪三振と投手の主要四部門すべてでトップに立った。

 昨年、オリックスの金子千尋が挑んだものの、跳ね返された“投手四冠”の壁。勝利数、勝率、奪三振数、防御率の四部門すべてで頂点を極めた選手というのは、過去に11人存在する。

 今年21歳の大谷は、達成すると沢村栄治(巨人/当時20歳)に次ぐ史上2番目の若さでの到達となる。それも野手を平行する“二刀流”を続けながらのこととなれば、球史に残る大偉業だ。

 ちなみに、野手と違ってこれといった明確な規定のない“投手○冠”だけに微妙なところはあるが、完封数を含めた“投手五冠”という指標も存在している。

 過去にこれを達成したのは7人。大谷は現在のところ完封数も3つでリーグトップなので、史上8人目の“投手五冠”の可能性も残していることになる。

 賛否両論ありながらも、前代未聞の“二刀流”を貫きながらこういった偉業に挑めるまでに成長を遂げた怪物・大谷。最終的にその数字をどこまで伸ばし、どれだけのタイトルを手にするのか…。残り1カ月とちょっとの間の大きな楽しみとなりそうだ。

◆ 過去の投手四冠達成者
(☆は投手五冠達成者、年齢は満年齢)

☆1937年-春 沢村栄治(巨人)  
防御率0.81 24勝4敗 勝率.857 奪三振196 <20歳>
 
☆1938年-秋 スタルヒン(巨人) 
防御率1.05 19勝2敗 勝率.905 奪三振146 <22歳>
 
☆1943年 中上(藤本)英雄(巨人)   
防御率0.73 34勝11敗 勝率.756 奪三振253 <25歳>
 
☆1954年 杉下茂(中日) 
防御率1.39 32勝12敗 勝率.727 奪三振273 <29歳>
 
☆1959年 杉浦忠(南海) 
防御率1.40 38勝4敗 勝率.905 奪三振336 <25歳>
 
・1961年 稲尾和久(西鉄) 
防御率1.69 42勝14敗 勝率.750 奪三振353 <24歳>
 
・1980年 木田勇(日本ハム) 
防御率2.28 22勝8敗 勝率.733 奪三振225 <26歳>
 
☆1981年 江川卓(巨人) 
防御率2.29 20勝6敗 勝率.769 奪三振221 <26歳>

・1990年 野茂英雄(近鉄) 
防御率2.91 18勝8敗 勝率.692 奪三振287 <22歳>
 
・1999年 上原浩治(巨人) 
防御率2.09 20勝4敗 勝率.833 奪三振179 <24歳>

☆2006年 斉藤和巳(ソフトバンク) 
防御率1.75 18勝5敗 勝率.783 奪三振205 <29歳>

◆ 大谷翔平(日本ハム)
18試合 完投:4(1位T) 完封:3(1位) 
勝利:13(1位) 敗北:4(-位) 勝率.813(1位)
投球回:131回2/3(4位) 被安打:78(25位T) 被本塁打:4(-位)
与四球:37(13位) 与死球:3(27位T) 奪三振:161(1位)
失点:29(-位) 自責点:29(30位T) 防御率1.98(1位)

(BASEBALL KING)

 プロ野球史上、最速最強の大谷が、沢村栄治と肩を並べるのは当然だろう。

校長からパワハラ、教頭が休職 「あんた、いらんな」


 長崎県南島原市の市立小学校の校長が昨年、教頭にたびたび暴言を浴びせるパワーハラスメントをしていたことが、市教委への取材でわかった。市教委は、校長を指導して改善されたとしているが、教頭は今年に入って精神疾患を理由に休職している。

 市教委によると、昨年7月に県教委に校長のパワハラを指摘する匿名の通報があり、県教委から調査を求められた。市教委の担当者が校長と教頭に個別に面談し、「あんた、どけんね(出て行かんね)」「あんた、いらんな」などと、日常的に暴言を浴びせていたことがわかったという。

 校長は市教委に、教頭が本来の役目を果たしていないので指導した、と説明。教頭は「自分の力不足」と語ったという。
(朝日新聞デジタル)

 校長の教頭いじめだろう。

 無能な教頭や部下がいても、心の中で思っていても、口に出してはいけない。

ハーボニー【C型肝炎新薬に保険適用】1錠8万円、議論は紛糾 将来医療費抑制の推計も


 1錠8万171円。C型肝炎の治療効果は高いが、価格も極めて高い新薬の保険適用が決まった。米製薬会社が発売する「ハーボニー」。国の医療保険財政を圧迫しかねないが、肝炎患者が減り医療費の将来支出が抑えられるとの推計もある。

 ▽計670万円
 「(価格の)算定には疑問がある。(決定は)次回にしてはどうか」
 26日の中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)。中医協委員で日本医師会副会長の 中川俊男 (なかがわ・としお) 氏は、保険適用の決定見送りを求めた。今回の価格設定の手法が不透明だと指摘。議論は紛糾した。

 別の委員から「待っている患者がいる。きょう決着してほしい」との意見が出たこともあり、やっと了承された。

 ハーボニーに掛かる費用は、1日1錠を治療に必要な12週間飲むと計約670万円に上る。薬の価格で比べると、これまで主流だったインターフェロン治療では200万円余り。400万円程度も費用が増える。

 だが治療が進めば患者が減って、症状が悪化した場合の医療費は不要になるとも考えられる。厚労省はC型肝炎の重症化予防で医療費約1千億円を節約できると試算。患者の医療費負担を公費で助成しても「メリットはある」(幹部)とみる。

 別の幹部は、今後も高額な新薬の登場が続くと予測。「患者の余命や生活の質がどのくらい向上したかを含めた効果を勘案し、その治療に掛かる費用を決める議論も必要だ」と話す。中医協では、薬価に「費用対効果」を反映させる仕組みについて、来年度の試行導入に向けた議論も進む。

 ▽国内患者カバー
 国立感染症研究所によると、C型肝炎ウイルスの感染者は国内に推定約150万人。感染すると肝臓の炎症が起き、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんへと進むことがある。

 日本の肝炎患者のうち7~8割を占めるウイルスの遺伝子型を対象に治療できるのがハーボニーだ。同じ会社が開発し、5月に先行して保険適用された「ソバルディ」は残り2~3割の遺伝子型を対象に治療できるため、ほぼ全体の患者をカバーすることになる。

 ハーボニーの臨床試験(治験)では咽頭炎や頭痛、 倦怠 (けんたい) 感の副作用がみられたが、約150人の患者全てが約3カ月の治療後にウイルスを体から排除できた。ただ国立国際医療研究センターの 溝上雅史 (みぞかみ・まさし) 医師は「ウイルスがなくなっても、がんになる可能性は低いながらある。特に高齢者は治療後も見守る必要がある」と注意を促す。
(共同通信)

 ぼったくりみたいな薬だが、効果があるならば、保険適用は当然だろう。

 金持ちだけが助かる世の中ではダメだろう。

橋下氏・松井氏、維新離党を表明 「執行部は永田町病」

 維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)は27日午前、松野頼久代表に対し、メールで松井一郎顧問(大阪府知事)とともに離党する考えを伝えた。松井氏が辞任を要求していた柿沢未途幹事長が続投する方向となったため。松井氏は同日、大阪府庁で記者団に「(党執行部は)永田町病にかかっている。党を離れ、大阪に集中する」と表明した。

 柿沢氏が地元の反対を押し切り、山形市長選で民主党などが推す立候補予定者を応援したことをめぐって、松井氏が反発し、辞任を要求。柿沢氏が拒否したため、党全体を巻き込んだ対立となっていた。

 橋下氏は松野氏に対し、柿沢幹事長の留任を容認する▽要請していた討論会の開催見送り▽党は割らない▽橋下、松井両氏は大阪政治に専念する、との自身の方針をメールで伝えた。松野氏はこれを了承した。橋下氏は午後、記者会見で離党を正式表明する予定。

 松井氏はこの日も「『なんで辞めないとあかんねん』というなら、大事件を起こさない限り、幹事長職にとどまるのか。その価値観に僕はもうついて行けない」と柿沢氏を改めて批判。「永田町の永田町病にかかっている人たち相手に、体力を使っている場合じゃない。大阪に集中したい」と語った。

 一方で記者団に、自身たちに近い、関西を基盤とする国会議員には残留を求める方針を示し、党を分裂させる意図を否定した。ただ、橋下、松井両氏に近い議員は松野代表を始めとする執行部への反発を強めており、分裂回避は難しい状況になっている。

 11月には大阪府知事、大阪市長のダブル選挙も控えており、橋下、松井両氏には、離党して、こうした大型選挙に集中する狙いもあるとみられる。
(朝日新聞デジタル)

窃盗団「ピンクパンダ」か 銀座でダイヤ指輪盗んだ疑い

 東京・銀座の貴金属店で1月、約2千万円相当のダイヤモンドの指輪1個が盗まれる事件があり、警視庁が中国人の男2人を窃盗容疑で逮捕したことが26日、捜査関係者への取材でわかった。

 日本や欧州で宝石強盗を繰り返した武装強盗団は「ピンクパンサー」と呼ばれたが、この2人はフランス当局が「ピンクパンダ」と呼ぶ中国人らの窃盗団のメンバーだと警視庁はみている。

 捜査関係者によると、2人は1月23日夕、銀座3丁目の貴金属店で指輪(販売価格約2168万円)を盗んだ疑いがある。1人が女性店員に「指輪を見せてくれ」と言った後、いったん売り場を離れ、その後、もう1人と再び現れ、店員に指輪が入ったケースを出させて、店員が目を離したすきに指輪を盗み、空のケースだけを返した、と警視庁はみている。

 警視庁は2月、男の1人が映った防犯カメラ映像を公開。今月、日本に入国した2人を逮捕したという。
(朝日新聞デジタル)

 フランス警察当局からの情報提供で、逮捕のようです。

<大阪中1遺棄>容疑者、事件当日奈良へ 遺棄現場通り

 大阪府寝屋川市の中学1年、平田奈津美さん(13)の遺体が見つかった事件で、契約社員の山田浩二容疑者(45)=死体遺棄容疑で逮捕=が事件当日の13日と逮捕された21日、奈良県内を軽ワゴン車で走行していたことが捜査関係者への取材で分かった。平田さんの同級生の星野凌斗(りょうと)さん(12)が遺体で発見された同府柏原市の竹林付近を通って奈良に入ったという。

 府警は山田容疑者が事件の関係先に向かった可能性があるとみて、詳しい走行ルートを調べている。

 捜査関係者によると、山田容疑者は13日早朝、京阪寝屋川市駅から2人を軽ワゴン車で連れ去ったとされる。午後0時40分ごろ、柏原市内のコンビニ店で粘着テープ2個を買った。軽ワゴン車は星野さんの遺棄現場の竹林付近に向けて走り、隣接する奈良県に入ったという。

 逮捕直前の21日昼ごろ、山田容疑者は1人で竹林の中に1~2分立ち寄った。星野さんの遺体を確認したとみられるが、この時も、その後に軽ワゴン車で奈良方面に向かった。

 山田容疑者の自宅マンションの防犯カメラで、2人の姿は確認されていない。府警は監禁や暴行の場所は自宅以外の場所とみており、奈良方面に山田容疑者の立ち寄り先がないか調べている。

 一方、山田容疑者が事件2日前に東京都内で警視庁の職務質問を受けた際、車内のボストンバッグの中から見つかった手錠は複数だったことが分かった。スタンガンは電池が入っておらず、使えない状態だった。府警が逮捕後に車や自宅を調べたが、手錠などは見つかっておらず、事件との関連を調べている。
(毎日新聞)

 奈良方面に、殺害場所があるのだろうか。

松井知事、維新離党を表明=「橋下大阪市長も」

 維新の党の顧問を務める松井一郎大阪府知事は27日午前、同党を離党すると府庁内で記者団に表明した。

 松井氏は党最高顧問の橋下徹大阪市長も離党すると述べた。

(時事通信)

 維新の党も終わりか。

 次は、橋下氏は、自民党から出馬だろう。

武藤貴也議員に新疑惑 議員宿舎で19歳少年買春

 未公開株をめぐる知人との金銭トラブルが報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36=滋賀4区)にまたしてもスキャンダルだ。今度は19歳の少年が、27日発売の「週刊文春」に“未成年買春”を告白した。1回2万円前後で性行為を繰り返したとしている。武藤氏は26日、都内で金銭トラブルの釈明会見を行ったが、自民党記者クラブの記者ら“担当記者”のみを会場に入れ、それ以外は閉め出した。

 事務所関係者や警備員らに囲まれた武藤氏は午後1時の会見開始直前に会場入り。閉め出された記者からは「入れないのはなぜだ」「あんたこそ利己的だ」などの怒号が飛んだ。会見を取材できたのは、武藤氏が所属していた自民党の記者クラブと、武藤氏の地元・滋賀県の県政記者クラブの記者だけ。

 安保法案の反対デモを行う学生に対し「戦争に行きたくないのは、利己的個人主義」と批判し騒動になった武藤氏。先週の週刊文春では未公開株による「議員枠集金術」が伝えられて、自民党を離党。この日は、19歳の少年が同誌最新号に「武藤貴也議員は議員宿舎で僕を奴隷にした」と告白したことが判明。

 少年は「彼は僕をお金で買った」とし、基本的に1回2万円で性行為に応じ、議員宿舎にも呼ばれたとしている。少年に対し、武藤氏とみられる人物が記事になるのを止めようと送った無料通信アプリ「LINE(ライン)」も掲載されている。

 売買春は同性の場合、違法行為とならない。しかし、議員宿舎へ部外者を呼び寄せ、金銭を支払って性行為に及んだとしたら、モラルの面から問題視されるのは間違いない。

 会見終了後、会場に入れてもらえなかった記者から通路で「疑惑は本当ですか?」と声が飛ぶと、武藤氏は無言で振り返り、後を追ってきた報道陣をいちべつ。質問が続くと、事務所関係者が「共用のスペースは取材が禁止されているので」と制止し、武藤氏は足早に迎えの車に乗り込んだ。武藤氏の事務所は、会見の入場を一部の記者にしたのは「会場のスペースの都合上、混乱を避けるため」と説明した。

 政界関係者は「スキャンダルのあった政治家が記者を限定して釈明する会見なんて記憶にない」と首をひねった。
(スポニチアネックス)

 アホ議員のバッシングが止まらない。

「受け子」の71歳女逮捕=300万円詐欺未遂容疑—警視庁


 高齢女性から現金300万円をだまし取ろうとしたとして、警視庁玉川署は26日までに、詐欺未遂容疑で横浜市保土ケ谷区今井町、無職菊地康子容疑者(71)を逮捕した。同署によると、菊地容疑者は被害者から現金を受け取る「受け子」役で、70代の逮捕は珍しい。容疑を認め「頼まれて受け取りに行った。他にも何回かやった」と話しているという。

 逮捕容疑は21日、仲間と共謀して東京都世田谷区の女性(89)宅に次男を装って数回電話し、「書類とお金を無くしてしまった」などとうそをつき、現金300万円をだまし取ろうとした疑い。

 玉川署によると、菊地容疑者は現金を受け取るため女性宅を訪問したが、同居の家族が不審に思い110番した。

 警視庁によると、昨年1年間に同庁が検挙した受け子のうち、10〜30代は382人で全体の88%に上ったが、70代の容疑者は1人(0.2%)だった。 
[時事通信社]

 さすがに70代は疑わないだろう。

侍4番・清宮、初打点初安打!創価大・正義撃ちタイムリー

◆U―18壮行試合 大学日本代表9―2高校日本代表(26日・甲子園)

 U―18(18歳以下)ワールドカップ(28日から10日間・甲子園ほか)に出場する高校日本代表のスーパー1年生・清宮幸太郎内野手=早実=が、侍ジャパン初安打初打点をマークした。大学日本代表との壮行試合に「4番・DH」で出場。来秋ドラフト目玉の最速156キロ右腕・田中正義(3年)=創価大=から初回に中前タイムリーを放ち、世界の大舞台へ弾みをつけた。

 高校の怪物が、大学の怪物を倒した。0―2で迎えた初回2死三塁。清宮は大学代表・田中が突如、クイックで投げた3球目、148キロ直球に体が反応。振り抜いた打球は中前へ。侍ジャパン対外試合2試合目で、初安打初打点だ。「いい集中で、いい反応でした」。「JAPAN」をつけた胸を誇らしげに張った。

 相対したのは「大学NO1投手」の呼び声が高い田中。初球は153キロをファウルに。「『速い』と考えるくらいで、何かを感じる暇もなかった」。人生初の150キロ台にも臆することはなく、オール直球勝負をはね返した。「甲子園が力を貸してくれたかな」。清宮にとってもはや“本拠地”となった聖地も味方につけた。

 「日本の4番」に奮い立った。唯一の1年生ながら「4番・DH」で先発。野球人生で3番が指定席だった16歳にとって予想外だった。それでも「4番は打線の中心。ふがいない結果じゃ終われない。日本の4番なので」と力に変え、不慣れな木製バットにも対応。その裏に兄のように慕う「ヨコくん」の存在があった。

 早実中3年当時、通っているジムが同じだった大学代表の3番・横尾俊建と遭遇。以来、日大三で11年夏の甲子園を制した主砲は兄貴分として仲が良く、ジム内での愛称から「ヨコくん」「幸太郎くん」と呼び合う間柄。大学生でも重い930グラムの木製バットを横尾が試しに振らせると「普通にブンブン振り回して、衝撃でした。中学生とは思えない」と驚いたという。

 この日は試合前に横尾愛用のオールドヒッコリー社製の920グラムのバットをプレゼントされ、打撃練習から使用。その1本から日の丸メモリアルヒットが生まれた。「バットをもらって、パワーももらった」と頭を下げた。

 2打数1安打で1打点。試合には完敗したが、唯一のタイムリーで世界戦へ弾みをつけた。「世界一のバッター」を目標に掲げる1年生は「ステップアップとして、自分を(世界に)売るいい機会。大学NO1投手の球を体感したことを財産としてつなげたい」。大学生を“攻略”した今、世界が舞台であっても、高校生相手に恐れるものはない。(神原 英彰)
(スポーツ報知)

 清宮のW杯になりそうな予感がする。

朴大統領、中国傾斜強める 軍事パレード出席、北牽制の狙いも


 【ソウル=藤本欣也】韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領が米国の慎重論を押し切る形で軍事パレードの参観を決めた。最大の同盟国・米国と、最大の貿易相手国・中国の間で板挟みになった朴政権が、「中国重視」の決断を下すのは、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加に続くものだ。軍拡を進める中国への警戒論が広がる中、中国傾斜を強める韓国は日米にとって頭の痛い存在となっている。

 朴政権としては軍事パレード参観の見返りに、韓国での年内開催を調整している日中韓首脳会談への中国の参加意思を、習近平国家主席から引き出せると判断したとみられる。

 日中韓首脳会談の場を利用して、懸案の日韓首脳会談を実現させれば、米国が望む日韓関係改善に資することにもなる。日米両国は表立って批判できないとの読みだ。

 朴大統領はまた、今回の中韓首脳会談で両国関係の緊密ぶりを誇示し、緊張緩和で合意したばかりの北朝鮮を改めて牽(けん)制(せい)する効果も狙っているとみられる。

 韓国内外から朴大統領の軍事パレード参観に対する反対論が上がる中、韓国大統領府は「さまざまな状況を把握しながら検討中」としてきた。韓国政府内には「習主席が最も期待している軍事パレードを欠席すれば、せっかくの訪中効果が半減する」との懸念があったためだ。

 中国外務省が25日の会見で、抗日戦争勝利記念行事に出席する国家元首を紹介した際、朴大統領はロシアのプーチン大統領より先に読み上げられた。米欧首脳が欠席する中で、中国側の朴大統領にかける期待のほどがうかがえる。

 結局、軍事パレード参観を選んだ朴大統領だが、米国や国内の反対派に配慮し「軍事パレードで拍手しない」との見方もある。
(産経新聞)

 中国重視で、パレード出席か。
 日米は、複雑な心境だろう。

 これで、日中韓首脳会議が実現するのだろうか。

 実現しても、友好な関係になるとは思えない。

 

高橋純平148キロ!大学生に安打許さず 阪神GM「(小笠原と)甲乙つけがたい」

「壮行試合、大学日本代表9-2高校日本代表」(26日、甲子園)

 マウンドのたたずまいは余裕すら感じさせた。県岐阜商・高橋純平投手(3年)の力はやはり、高校生のレベルを超えていた。チームメートが大学日本代表にことごとく痛打される中で迎えた九回のマウンド。最速148キロを計測し、1回を無安打無失点に抑えた。

 「すべて全力投球で行ってやろうと思ったけど、力んでしまった」。1死から柴田を四球で歩かせた。それでも続く下石を抜いた直球で二飛に打ち取り、3番・横尾にはスライダーの曲がり幅を徐々に大きくしてカウントを稼いだ。

 最後はこの日最速となる148キロの直球で空振り三振。登板した7投手で唯一、無安打無失点だ。左太ももを痛めていた時はスパイクの歯を削ってマウンドに上がっていたが、今は回復して通常仕様。視察した阪神・中村GMは「(小笠原と)甲乙つけがたい」と絶賛した。
(デイリースポーツ)

 やはり純平はよい。

 日本ハムは、オコエではなく、純平だろう。平沢もよい。

平沢大河、大学生相手にマルチ 星野SA絶賛「鳥谷を抜いちゃう」

◇壮行試合 高校日本代表2-9大学日本代表(2015年8月26日 甲子園)

  高校日本代表の平沢が初回の第1打席で、田中の153キロ直球を右前へ運んだ。右翼手の失策を誘って三塁へ。清宮の適時打を呼んだ一撃に「最初は(球が)見えないかなと思ったけど、強くバットを振ることができた」と胸を張った。

 8回にも遊撃内野安打。今夏の甲子園で3本塁打を放った打力は大学生相手でも健在だった。楽天・星野SAは阪神の鳥谷を引き合いに出し「(将来的に)鳥谷を抜いちゃうんじゃないか。リーダーシップもありそうだし」とうなずいた。
(スポニチアネックス)

 平沢いいね。
 ドラフト1位ありだろう。

 

清宮幸太郎 早実・清宮、プロ注目の155キロ創価大・田中から適時打「経験したことのない球」

 U-18W杯壮行試合(26日、高校日本代表2-9大学日本代表、甲子園)野球のU-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯=28日開幕、甲子園など)に臨む高校日本代表が大学日本代表と対戦し、2-9で敗れた。

 注目のスーパー1年生、早実・清宮幸太郎内野手(1年)は「4番・DH」で先発出場し、2打数1安打2四球で一回には中前適時打を放つなど選球眼のよさをみせた。「いままで経験したことのない大学生の球でいい経験をしました。(適時打は)詰まっていたのですが、抜けてホッとしました。なんとかしようと必死に打席に入りました」と振り返った。

 高校代表は関東第一・オコエ瑠偉外野手(3年)が「1番・中堅」で出場、東海大相模・小笠原慎之介(3年)が先発した。7月のユニバーシアード大会で金メダルを獲得した大学代表は、最速155キロの速球が持ち味の創価大・田中正義が登板した。

 大学代表は一回、犠飛と適時打で2点を先制した。

 高校代表は一回、オコエは田中の最速153キロのストレートに3球三振。3番・平沢(仙台育英)の右前打を右翼が後逸して二死三塁。4番・清宮は初球153キロのストレートをファウル。1ボールの後の3球目、148キロのストレートを詰まりながらも中前に運ぶタイムリーを放った。

 日本代表は三回、9番・舩曳(天理)が中前打、1番・オコエは1-2からスライダーを三遊間へ運び無死一、二塁。ここで大学代表は田中に代え沢田(立大)が登板。二死一、三塁となって4番・清宮。沢田はすべて140キロ台のストレートで真っ向勝負。しかし、清宮はしっかりボールを見極め8球投げさせて四球で歩く。二死満塁で5番・伊藤(中京大中京)は一ゴロに倒れた。

 大学代表は五回、4番・吉田正が左翼席へソロホームランを放ち5-1とリードを広げる。

 高校代表はその裏、3番手の150キロ左腕、浜口(神奈川大)に9番・舩曳が三振、1番・オコエは1ボールから2球目の144キロのストレートを打って二ゴロ。二死一塁から3番・平沢は空振り三振。

 高校代表は六回、先頭はこの日3打席目の4番・清宮。大学代表のマウンドには右腕の井口(東農大北海道)。最速147キロのストレートにも清宮はボール球にはまったく手を出さずに四球を選び、3打席連続の出塁。

 大学代表は七回、先頭の4番・吉田正がバックスクリーンへ特大の2打席連続ソロアーチを放ち6-1とする。

 高校代表はその裏、一死後、1番・オコエは初球を三ゴロ、これを捕球できず記録はエラーで出塁。2番・篠原(敦賀気比)の初球に盗塁を試みるも捕手からの見事な送球にタッチアウト。

 大学代表は八回、2本の適時打で3点を追加。

 高校代表は八回、5番手の下手投げ右腕、高橋から3番・平沢が遊撃内野安打と悪送球で無死二塁として4打席目の4番・清宮。初球133キロのストレートをFファウル。2球目の134キロのストレートを打って二ゴロに倒れた。
(サンケイスポーツ)

 田中から適時打はすごい。
 チャンスに、確実に打てるのはすごい。

 3番平沢も素晴らしい。ドラフト1位指名ありだろう。

大谷翔平 今季最速161キロ!自己最多13勝 タイトル条件もクリア

◇パ・リーグ 日本ハム3-0西武(2015年8月26日 札幌D)

 出た、161キロ!日本ハムの大谷翔平投手(21)が26日、西武戦に先発し、8回を5安打無失点に抑え、自己最多を更新する13勝目を挙げた。花巻東の先輩・菊池雄星投手(24)との今季初の投げ合いで、今季最速の161キロを計測。自身が持つプロ野球記録にあと1キロに迫る直球を武器に今季8度目の2桁となる10三振を奪った。トップに立つ勝率(・813)ではプロ3年目で初のタイトル条件(13勝以上)をクリアした。

 いきなり訪れたピンチで、大谷はありったけの力を込めた。初回2死三塁。4番・中村を迎え、直球を続ける。158キロ、158キロ、159キロ。1ボール2ストライクと追い込み、4球目。ファウルにされたが、自身が持つプロ野球記録にあと1キロに迫る今季自己最速の161キロを計測した。

 「本塁打も打てれば、軽打もできる素晴らしい打者。持っている力の100%近い状態でないと抑えられない」

 続く5球目もボールとなったが、2球連続で161キロだ。粘られるも8球目、142キロの高速フォークで空振り三振。「万が一もない投球をしなければならなかった」と意地で封じ込めた。

 7月24日の対戦では白星を挙げたものの、中村には屈辱を受けた。いずれも自身初の満塁被弾と1試合2被弾。強打者ぞろいの西武打線の中でも「特別に力を入れる」という。ここ一番で最大限に力を入れたが、栗山監督は「これまでギアを入れたらバランスを崩していたけど、それがなかった。スピードを出そうとしたわけではなく、自然に出た」と評した。

 161キロを出せた背景には今季初めての投げ合った花巻東の先輩・菊池の存在もあった。へんとう炎で登板を一度回避したメンドーサが25日に復帰登板。大谷の登板が1日後ろにずれ、菊池の登板日と重なった。不思議な導きだった。前日まで「意識しない」と言い続けた大谷だが、心境が変わった。「(菊池との投げ合いを)楽しみにしてくれている人もたくさんいる。マウンドに上がったら1点もやりたくないという気持ちになった」。だから、初回のピンチで全力投球したのだ。

 中学3年時に、菊池が花巻東のエースとして岩手県勢初のセンバツ準優勝。その雄姿に魅せられて同校に入学した。1年目の13年に打者として対戦し、2打席連続三振。オフに母校で偶然に自主トレをともした際には「(決め球の)チェンジアップを打ちたい」と挑戦状を叩きつけた。2年目以降は対戦していないが、菊池はいつまでも憧れの存在である。投げ合いでは2勝0敗。先輩に成長した姿を見せつけた。

 118球を投げ、8回無失点。2試合連続完封とはならず「球数が多くなったので、そこは反省したい」と言った。21歳の二刀流右腕はかつてのダルビッシュのような絶対的エースに成長している。(柳原 直之)

 ▼花巻東・佐々木洋監督(大谷、菊池の恩師。岩手県内でテレビ観戦)見るのは楽しいかなと思っていましたけど、やっぱり複雑ですね。立ち上がりに大谷があれだけスピードを出して、雄星は気負うところがあったと思います。雄星は特に負けず嫌いですから。2人とも、球界を代表する右と左のNo・1投手になってほしいですね。

 ≪奪三振率11・00 日本記録更新射程≫大谷(日)が8回無失点で今季13勝目。勝率1位のタイトルは13勝以上が条件となっており、今季3敗の大谷は勝率・813。同タイトル獲得に大きく近づいた。また、この日は今季8度目となる2桁の10奪三振。シーズン161奪三振とし、則本(楽)の155奪三振を抜きトップに立った。大谷の投球回数は131回2/3で9イニング換算の奪三振率は両リーグ断トツの11・00。シーズン奪三振率のプロ野球記録は98年石井一久(ヤ)の11・05、パ・リーグ記録は90年野茂英雄(近鉄)の10・99となっており、大谷に更新の期待が懸かる。
(スポニチアネックス)

 初戦メンドーサ、2戦大谷は、何か意味があるのだろうか。

 順当に考えれば、初戦大谷だろう。

菊池雄星、大谷への過度な意識で初回3失点…田辺監督「もったいない」

◇パ・リーグ 西武0-3日本ハム(2015年8月26日 札幌D)

 初回の乱調だけだった。西武・菊池はマウンドに上がる前、ベンチ前でキャッチボールをしながら大谷の161キロを目の当たりにした。「今、No・1のピッチャー。相手が相手だけに先制点を与えると厳しい」と、過度な意識が生まれた。

 先頭の陽岱鋼に11球粘られ、中前打を許す。続く中島、田中にバントの構えで揺さぶられて連続四球。中田と近藤に連続適時打を浴び、1死も奪えずに3点を先制された。菊池は「初回の四球が全て。(球を)置きにいって、リズムを崩してしまった」と振り返り、横田投手コーチも「メンタル的な強さが足りない。置きにいってメカニックを崩した」と指摘した。

 6回3失点。2回以降は無失点に抑えただけに、田辺監督も「初回だけだった。もったいない」と悔しがった。(神田 佑)
(スポニチアネックス)

 日本ハムは鬼門だろう。

 過去の対戦成績もあり、気負いなどで無駄な力が入って、乱れてしまう。

2015年8月26日水曜日

武藤貴也 金銭トラブルで離党の武藤議員が釈明会見「未公開株の国会議員枠は存在しない」


 週刊誌「週刊文春」に金銭トラブルを報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)の記者会見が8月26日、衆議院第二議員会館で開かれた。会見の模様はニコニコ生放送で中継された。武藤氏は、「これまで支援してきてくれた滋賀の皆様、今回ご迷惑をおかけしたすべての方におわび申し上げたい」と謝罪した。

 週刊文春によると、武藤氏は昨年10月、学生時代からの知人に、ソフトウェア会社の新規公開株を「国会議員枠で買える」と持ちかけ、23人から4104万円を集めて、自身の政策秘書の口座に振り込ませた。しかし、株は実際には購入されず、出資金の一部が戻っていないとされている。

 武藤氏は「自分自身の言葉で事実関係を説明すべきではないかと考えた。記事には書かれていない事実関係もある」と述べ、経緯を説明。知人に計1億円を預けていたが、返ってこなかったため、昨年10月に、穴埋めの話が出た。それが今回のやりとりだったという。

 週刊文春で報じられている未公開株の国会議員枠の存在について、「国会議員枠が存在していたという認識はない。秘書から別の知人の話として、特別な枠を抑えているという話が舞い込んで来た。しかし、国会議員枠という表現を使わないよう注意していた」と述べた。

 さらに、知人とのLINEのやりとりで武藤氏が、「正直証券会社からもうちが国会議員のために枠を抑えてるのとか一般に知れたら大変だと言っています」と表現したことについて、「誤解を招く表現だった。資金作りをする上で、国会議員枠があるような表現をしないでくれということだった」と釈明した。

 また、自身の議員辞職については、「当局にも相談したが、今のところ、法的な問題があるということではなかった」として、否定した。

(弁護士ドットコムニュース編集部)

 言い訳にしか聞こえない。

 どう考えても、詐欺だろう。

 国会が終了すれば、捜査機関が動くのだろう。

武藤貴也氏、議員辞職を否定 未公開株報道「内容誤り」

 週刊誌「週刊文春」で未公開株の購入をめぐりトラブルになっていると報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区、当選2回=は26日午後、国会内で記者会見し、議員辞職を否定した。

 武藤氏は会見で報道内容に誤りがあると主張。週刊誌で被害者と報じられた人物について「刑事告訴の準備を進めている」と述べた。「現段階で議員辞職につながる法的な問題は生じていない」と述べた一方、離党した判断については「個人的なことで党に迷惑をかけたくなかった」と語った。

 今月19日発売の週刊文春によると、武藤氏は昨年、学生時代からの知人に、ソフトウェア会社の未公開株が「国会議員枠で買える」と勧誘。23人が計4104万円を武藤氏の政策秘書名義の口座に入金したが株は購入されず、6人分の計約700万円分が今も未返済だという。
(朝日新聞デジタル)

佐野研二郎 五輪エンブレム「原案は別」発表前に修正


 2020年東京五輪の大会エンブレムが、ベルギーにある劇場のロゴマークなどに似ていると指摘された問題で、エンブレムをデザインしたアートディレクターの佐野研二郎氏の原案が現在のものと違っていたことが26日、わかった。

 審査委員代表の永井一正・日本グラフィックデザイナー協会特別顧問が、読売新聞の取材に答えた。

 永井氏は、エンブレムの原案は当初、「円を感じさせる(下部の)Lのような部分はついていなかった」と説明。その後、エンブレムを管理する大会組織委員会が原案を国際商標登録しようと世界中の商標を確認したところ、似たようなデザインが既に登録されていた。そのため幾度か佐野氏が修正を行い、発表されたデザインになったという。大会組織委によるとベルギーの劇場のロゴマークは商標登録されていなかった。
(読売新聞) 

 五輪エンブレム問題は、それ自体の盗作模倣もあるが、それ以前に五輪エンブレム以外の盗作・模倣疑惑発覚で、誰も佐野氏を信頼できないところが、この問題の本質だろう。

山田容疑者、11日都内で職質=車に同乗者、手錠やスタンガンも―中1遺体遺棄事件

 大阪府の中1遺体遺棄事件で、逮捕された契約社員山田浩二容疑者(45)が、今月11日未明に東京都千代田区外神田で軽自動車を運転中に警視庁の職務質問を受けていたことが26日、同庁への取材で分かった。
 助手席には男性の同乗者がいたという。
 警視庁によると、所持品のボストンバッグからスタンガンや手錠、注射器などが見つかった。警察署に任意同行を求め、尿検査を実施したが、薬物反応が出なかったことなどから、事情を聴いた上で帰した。
(事実通信)

 今回の事件で、スタンガンや手錠などを使用したのだろうか。

高橋純平がブルペン連投で“仰天球”捕手が捕球できない!

「壮行試合、大学日本代表-高校日本代表」(26日、甲子園)

 U-18ワールドカップ(28日開幕・甲子園など)に臨む高校日本代表が25日、大阪市内で練習を行った。

 前日の練習試合で2回を投げた県岐阜商・高橋純平投手は、連投でブルペン入り。「監督から継投でつなぐと言われた。本番では連投で2回ずつ投げることもあるので」とリリーフ登板を想定して投球練習を行った。高速スライダーをキャッチングに定評のある郡司(仙台育英)が捕球できないシーンもあり「状態は(今春に)甲子園に出た時くらい、いいです」と自信をのぞかせた。
(デイリースポーツ)

 リリーフ登板が楽しみ。

つまずいた少年が1.8億円の名画に穴 台北の美術展

(CNN) 台北市内で開催されている美術展で12歳の少年がつまずき、150万ドル(約1億8000万円)相当の展示作品に穴が開いた。修復費用には保険が適用されるという。

 会場の「華山1914文創園区」ではレオナルド・ダビンチをテーマにした特別展が開かれ、55点の作品が展示されていた。少年は17世紀のイタリアの画家、パオロ・ポルポラの「花」と題した絵画に「こぶし大」の穴を開けてしまった。

 転倒の様子は会場内の防犯カメラに収録されていた。主催側の担当者は「ガイドの説明に夢中になりすぎてつまずいたのだろう」と話す。

 台北市内で専門家らが修復作業に取り掛かっている。

 同担当者によると、特別展を企画したキュレーターは報告に衝撃を受け、「2~3分間は言葉を失った」という。キュレーターは開催に先立ち、来場者が展示作品を間近に見ることができるよう特別な許可を下していた。

 少年のニュースが話題になってから来場者の数は増えたが、会場では再発防止のため、作品との距離を広げる措置が取られている。

 キュレーターが一番心配していたのは、少年や家族が責任を感じすぎてしまうことだった。同担当者は「偶発的な出来事だった」と強調し、少年には「罰として」会場での1日ボランティアを依頼したいと話している。

葉山 <ひき逃げ3人死傷>直前まで海の家で飲酒か 危険運転視野

 神奈川県葉山町で車が海水浴客の列に突っ込み3人が死傷したひき逃げ事件で、車を運転していた近くの会社員、稲葉竜也容疑者(20)=自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑などで逮捕=が直前まで海の家で飲酒していたとみられることが、関係者への取材で分かった。県警もこの情報を把握し、飲酒の影響で正常な運転が困難な場合などに適用される同法違反(危険運転致死傷)容疑での立件も視野に裏付け捜査を進めている。

 関係者によると、稲葉容疑者は23日午後4時ごろ、同町の一色海水浴場にある海の家を男性3人と訪れて生ビールや缶酎ハイを飲み、同4時半ごろ店を出た。海の家の女性店員は「来店時には既にお酒が入っている感じで騒いでいた。うるさくて出て行ったお客さんもいた」と話す。

 事件はその約30分後の午後5時ごろ、海の家から約300メートル離れた県道で起きた。「かなりのスピードが出ていた」との目撃証言もあり、制限速度の時速40キロを大きく超えていた可能性もある。同乗していた男性3人は、海の家で飲酒した仲間と同一とみられ、県警葉山署が事情を聴く。

 稲葉容疑者は事件から約1時間後、同署に出頭。呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されたが、「自宅に戻ってから怖くなり、酒を飲んだ」と説明していた。

 また県警は25日、稲葉容疑者を同法違反(過失致死傷)容疑などで横浜地検横須賀支部に送検した。【国本愛、福永方人】
(毎日新聞)

 飲酒で、速度超過、死亡事故、ひき逃げは、あまりに悪質だろう。

 亡くなった人の家族は、20年くらいの懲役では許せないだろう。

<ロシア>ウクライナ映画監督に懲役20年…テロ準備罪適用

 【モスクワ杉尾直哉】ロシア南部ロストフナドヌーの軍事法廷は25日、ウクライナ人映画監督、オレグ・センツォフ氏(39)に対し、「テロ準備罪」で懲役20年を言い渡した。センツォフ氏はウクライナ南部クリミア出身で、昨年3月のロシアによるクリミア編入を批判し、同5月に現地でロシア当局に拘束されていた。

 ◇クリミア編入を批判

 判決を受け、ウクライナ外務省は「ロシアによるウクライナ侵略の罪なき犠牲者だ」との声明を出した。米国のパイエット駐ウクライナ大使はツイッターで「ロシアのでたらめな司法を強く非難する」と批判。世界の映画界や各国政府から「政治的な裁判だ」との批判の声が高まりそうだ。

 センツォフ氏は、ゲームに熱中する孤独な少年を描いた映画「ゲーマー」(2011年)で知られる。ポーランドのアンジェイ・ワイダ監督やドイツのビム・ベンダース監督らは今月19日、センツォフ氏の釈放を求め、ロシアのプーチン大統領やナルイシキン下院議長に宛てた公開書簡を公表していた。

 ロシアはクリミアを編入後、現地住民へのロシア国籍付与策を進めていたが、センツォフ氏は拒否していた。

 軍事法廷は25日、クリミアの反ロシア派活動家、アレクサンドル・コリチェンコ氏(25)にも「テロ準備罪」で懲役10年を言い渡した。この日、2人は法廷で肩を組みながらウクライナ国歌を歌って抗議の意を示した。センツォフ氏らは「クリミアにはロシアの司法権が及ばない」として無罪を主張していた。弁護人によると、同氏らは上訴する方針。
(毎日新聞)

 ロシアを信用してはダメだろう。

山田浩二「獄中結婚」!少年の拉致・脅迫で服役中・・・出所後も一人暮らし

 
 大阪・寝屋川の中学1年生、平田奈津美さん(13)と星野凌斗さん(12)の下遺棄容疑で逮捕された山田浩二(45)は「幼い頃から暴力の臭い」(ナレーション)がつきまとっていた。

 山田は大阪・枚方市の出身で、小中学校の同級生は、バッタやセミといった虫を殺したり、同級生を追いかけ回したり、他人の家に入り込んでお菓子を勝手に取ったりしていたことを覚えているという。友達はなく、低学年の子に声を掛けても相手にされない様子だった。

 中学卒業後も定職につかず、一時暴走族

 中学卒業後は進学せず、定職にもつかず、一時期は暴走族に入っていた。13年前には男子中学生を拉致・監禁し、脅迫などの容疑で逮捕され服役した。服役中に獄中結婚したという。

 笠井信輔ニュースデスク「(結婚時に)相手の連れ子とはいえ、(今回の被害者2人と)同い年のお子さんがいました。オドロキですね」

 山田は去年10月に出所したが、この間ずっと服役していたかは不明だそうだ。「もしかすると、また別の事件もあるのかもしれません。刑務所に何度入っているかもわかっていません」(森本さやかアナウンサー)

 出所後は妻子と同居することはなかったようで、福島で原発除染作業員として働き、福島と大阪を行き来していた。
(J-CASTニュース)

 警察は、前科者を調べて、犯人にたどり着いたのだろうか。

 情報が公開されず、危険人物が、野放しにされているのが怖い。

日本ハム ドラ1候補にオコエ「2位で他球団に獲られたら悔しい」

 日本ハムが今秋ドラフトの1位候補に、関東第一・オコエ瑠偉外野手(18)をリストアップしていることが25日、分かった。この日、札幌市内の球団事務所でスカウト会議を開き、高校生中心に大学、社会人から90人弱をリストアップ。中でも、今夏の甲子園で驚異的な身体能力の高さを発揮したスラッガーの評価が急上昇した。

 大渕アマスカウトディレクターは「まだ順位づけをしていない」と明かした一方で「こういった華のある選手を獲得できたら(報道陣の)皆さんも追っかけるんでしょうね。2位で他球団に獲られたら悔しい」と説明。1位指名でなくては獲得できないことを示唆した。

 また、左太腿肉離れを発症し、夏の甲子園に出場できなかった県岐阜商・高橋純平投手(18)についても「(1位候補としての)評価は下がっていない」と話した。
(スポニチアネックス)

【巨人】大田、第1打席三振で即交代 原監督が理由説明

◆ヤクルト5―2巨人(25日・神宮)

 巨人の大田外野手は1軍に昇格し、6月20日の中日戦(東京D)以来のスタメン。

 2回2死で空振り三振に倒れた。「三振も野球なので、気にせずにやっていきたい」。直後の守備から投手と野手を同時に代え、打順を入れ替えるダブルスイッチでベンチに退いた。原監督は「(大田)泰示が悪くて代えたわけではない」と戦略上の問題と説明した。
(スポーツ報知)

 太田の状態から、空振り三振で、打てないと判断したのだろう。

いじめ件数調査やり直し 岩手中2自殺受け文科省が通知


 岩手県矢巾町で中学2年の男子生徒が自殺した問題を受け、文部科学省は、毎年実施しているいじめの認知件数についての調査をやり直すよう求める通知を出した。自殺した生徒がいじめを受けたとアンケートに記入したのに、学校がいじめと認めなかったことを問題視。すでに提出を受けた2014年度分のいじめ件数を精査するよう各地の教育委員会などに指示した。

 調査は、いじめや不登校、暴力行為などについて国公私立の小中高校などを対象に行う「問題行動調査」。14年度の数字が今年6月までに出そろったが、このうちいじめの認知件数のみ、9月中旬までに再提出してもらうことにした。

 いじめの認知件数は、学校や自治体が早期発見のために努力するほど増える傾向にある。昨年発表した13年度の調査では、千人あたりの認知件数が都道府県別で最大約83倍の開きがあった。文科省はいじめが放置されているおそれもあるとみており、漏れがないかの確認を求めている。

 調査の結果は、いじめ以外については9月中旬、いじめは10月中にもそれぞれ発表される見込み。
(朝日新聞デジタル)

 教師も、普通の公務員と一緒なんだろうか。

 おバカで、やる気が無く、面倒に巻き込まれたくないから、いじめを意図的に無視する先生が多いのだろうか。

 いじめ認知件数も適当なのだろう。

大阪・中1生遺体事件 容疑者の素顔が手紙から見えてきました。

大阪・高槻市と柏原市で、中学1年生2人の遺体が見つかった事件で、FNNは、山田浩二容疑者(45)が6年前に、知人女性に宛てた手紙を入手しました。そこから、山田容疑者の知られざる素顔が見えてきました。

しっかりとした文体で、きちょうめんに文字が並ぶ手紙。
これは、山田容疑者が6年前、20年来の知人女性に宛てたもの。
手紙には、「あんな事件さえ起こさなかったら、今ごろは、どんな平和な暮らしをし、どれだけ親孝行を両親にしてやれたろう。早く今回の失敗を過去のものにしたいです」とつづられていた。
山田容疑者は、2002年に、男子中学生を車に監禁する事件を起こし、服役していた。
山田容疑者は、手紙に、「自分は一人の身ではない」、「妻と獄中結婚したことが正解だったのか」とつづっていた。
山田容疑者は妻と獄中結婚し、その女性には娘がいた。
手紙には、「今ここで一心不乱になって頑張ることができるのも、大切な娘の存在があるからです」と、娘への切実な思いがつづられている。
山田容疑者は、2014年10月に出所し、その後、福島県で除染活動をしていた。
20年来の知人女性は、「『僕はもう、世の中に、これからね、自分がお返ししていくというか、罪滅ぼしのために頑張ります』言うて。去年(2014年)の暮れに来てくれたんでね」と話した。
一方、女性は、山田容疑者にもう1つ、別の顔があったことを証言した。
20年来の知人女性は、「若い男の子に興味があるんです、あの子。今回もたぶんね。男の子、かわいいでしょ。今回の子も」、「男の子にあれしたつもりが、一緒に女の子がいて、極端に言って、女の子は邪魔者という、あれやったん違いますかね」と話した。
無残な姿で発見された、平田 奈津美さん(13)と星野凌斗君(12)。
これまでの調べで、平田さんの体には、30カ所以上の傷があったものの、星野君の体は、傷みが激しく、目立った外傷はないという。
最悪な事態となった今回の事件。
事件の全容解明は、これから。
(フジテレビニュース)

 昨年10月に出所後の再犯か。

 前歴がある者の情報公開も必要なのだろう。

楽天最下位 オリックス今季113試合目で初の最下位脱出

<オリックス1-0楽天>◇25日◇京セラドーム大阪

 オリックスが楽天と入れ替わり、今季113試合目で初めて最下位を脱出した。初回に糸井が放った先制13号ソロによる1点を先発金子、平野佳、佐藤達の0封リレーで守り切った。

 福良淳一監督代行(55)は「金子はキレ、コントロールともに抜群だった。金子がよく投げて、平野と佐藤もよく抑えてくれた」と笑顔。だが最下位脱出の話題には「そこは考えてない。(3位を目指して)勝ち続けることだけを考えている」と表情を引き締め、7ゲーム差ある3位西武が目標とネバーギブアップを誓った。
(日刊スポーツ)

 やはり、オーナー介入の楽天はダメか。

<火災>「ゴミ屋敷」燃える 愛知・豊田

 25日午後6時40分ごろ、愛知県豊田市保見ケ丘1の男性宅から出火。隣接する民家にも延焼し、木造2階建て住宅2棟が焼けた。男性宅は屋外にまでゴミがあふれる「ゴミ屋敷」として近隣で知られ、市が7月から対策強化に乗り出していた。男性のほか、住人は逃げて無事だった。愛知県警豊田署が出火原因を調べている。

 同署によると、男性は出火後「家が燃えてしまった」と近くの交番に駆け込んだ。その後、西隣の家に延焼したという。

 市によると、男性は2003年ごろから近くのゴミ集積所からゴミを持ち帰るようになり、10年と13年には行政代執行でゴミ計72.5トンを撤去した。その後もゴミがあふれる状況が続き、市は7月、庁内11課で構成する対策チームの結成を決めていた。【駒木智一】
(毎日新聞)

 延焼した家の人がかわいそう。

 過去にもボヤ騒ぎがあり、市の強制撤去に問題があるのだろうか。
 市がすべてのゴミを強制撤去していれば、火災は起きなかった?

「五輪エンブレム問題」スポンサー大困惑 1社150億円超で使用権も「使いづらい…」


 2020年東京五輪の公式エンブレム問題が拡大している。「盗作は明白」と主張するベルギーの劇場側は提訴し、制作者の佐野研二郎氏(43)は自身が手掛けた別の作品で模倣を認め、イメージダウンが指摘される。大会組織委員会は使用を継続する方針だが、スポンサーには懸念が見られ、白紙撤回となった新国立競技場計画に続く騒動に関係者には困惑が広がる。

 ■謝罪し波紋

 公式エンブレムは、五輪開幕まで5年となった7月24日、東京都庁でのイベントで発表された。デザインは東京などの頭文字「T」をイメージし、多様性を示す黒と鼓動を表す赤の円が特徴だ。

 一方、ベルギー・リエージュ劇場のロゴのデザイナーが「驚くほど似ている」と主張した他、インターネット上で別のマークと似ているとの指摘が相次いだ。8月5日、佐野氏は記者会見で「全くの事実無根だ」と盗用を否定したが、劇場側は14日、国際オリンピック委員会(IOC)に使用差し止めを求めて地元裁判所に提訴したと発表した。

 同日、佐野氏は代表を務める事務所のホームページで、サントリービールのキャンペーン賞品に他の作品の模倣があったことを認めて謝罪した。事務所のスタッフが佐野氏の管理の下で作成し、自身の作品ではなかったが、エンブレムが疑問視されているだけに波紋が広がった。

 ■残念至極

 エンブレムは既にテレビCMや広告に使われている。組織委のスポンサーは国内最高位の「ゴールドパートナー」の場合、1社150億円以上と言われる協賛金を出し、エンブレムを使用する権利などを得る。ある最高位の企業からは「(盗作と)言われるのはよくない。使いづらい」との声が漏れる。

 東京都の舛添要一知事は21日、ツイッターで賞品の模倣問題を「不祥事」とし「彼(佐野氏)の信頼性失墜は免れないし、エンブレムのイメージすら悪化しかねない。私には何の権限もないが、残念至極である」と懸念した。

 デザイン界では、エンブレムには「シンプルにデザインすると似ることはある。盗用とはいいにくい」と問題視しない見方が当初からある。

 ネット上では佐野氏個人を中傷する記述も目立つが、ネット問題に詳しい文芸評論家の藤田直哉氏は「ネットでは論理的な証拠判断よりも印象操作が先行し、当事者に不当なダメージを与えてしまう危険性がある」と話す。盗用かどうかの判断には高度な専門性を要する点に着目し「盗用という安易な決め付けや個人攻撃は慎むべきだ」と語る。

 ■踏ん張りどころ

 エンブレムなどの知的財産を日本国内で管理する組織委は「適切な手続きを経て選んでおり、使用を続ける」(幹部)との姿勢だ。選考過程が不透明との批判もあるが、槙英俊マーケティング局長は「密室性はない」と反論する。

 組織委によると、選考は昨年11月17日と18日に行い、審査委員が先入観を持たないように制作者名を伏せて実施。104の応募作品を対象に、委員8人が4回の投票の末に四つに絞った。最後は委員が協議し、動画などで多彩な活用が期待できることが決め手となって佐野氏の作品を選んだ。

 国際的な登録商標の調査では、同様に「T」をモチーフとした商標が多数あったため、デザインを微修正してことし4月に最終形を固めた。その後本格的な商標調査を1500万円かけて実施し、発表にこぎつけた。

 賞品の模倣問題について組織委は「別の話」との立場だ。ある関係者は「今が踏ん張りどころ」と早期収束を期待した。
(夕刊フジ)

 五輪エンブレムだけであれば、シンブルなデザインが、たまたま似ていたと言い訳できたが、次々に盗作模倣疑惑が明らかになった段階で、完全にアウトなんだろう。