会談で小沢氏は、志位氏の提言について、「大胆な決断を評価する」と持ち上げ、吉田氏も方向性に理解を示した上で、関連法だけでなく脱原発や消費税引き上げ反対などの政策課題での連携も提案した。
両党が積極姿勢を示す背景には、いずれも所属国会議員数が政党要件ぎりぎりの5人まで落ち込み、来夏の参院選も苦戦必至という事情がある。躍進が続く共産と連携することで党勢の低迷に歯止めをかけたい考えだ。会談でも社民側は「参院選の1人区でなんとしても協力するのが現実の課題だ」(又市征治幹事長)と指摘した。
これに対し、民主、維新両党が慎重なのは、共産党と手を組むことに党内の保守系議員の強い反発があることに加え、支持基盤の大部分を占める「中間層も逃げかねない」(民主党関係者)との懸念が強まっているからだ。民主党最大の支持団体である連合も共産との連携には慎重。維新などとは政策協議を実施しているが、共産とは行わないなど距離を取っている。【田所柳子、村尾哲】
(毎日新聞)
民意が、安保法案反対も、自民党が支持されていることに、野党は、危機感を持っているのだろう。
野党が協力しないと、自民党に勝てない。
選挙協力や政策課題の連携は必要だろう。
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