ヤクルトが敵地・東京ドームでの巨人戦に2―1で競り勝ち、14年ぶりの優勝へ待望のマジック「3」を点灯させた。最短で29日に優勝が決まる可能性がある。
ヤクルトは5回、それまで2安打に抑えられていた巨人先発・菅野をとらえ、雄平、今浪の連打と送りバントで1死二、三塁。ここで打席に入った先発投手の石川が右前に適時打を放って先制すると、上田の二塁ゴロの間にさらに1点を追加して2点をリードした。
巨人はその裏、1死から四球と小林の左翼線二塁打で二、三塁とすると、好投の菅野に早くも代打・井端。右翼への痛烈なライナーとなった井端の打球が犠飛となり、1点を返した。
7回には、長野と代打・亀井の連打で無死一、二塁としたが、代打・寺内が3バント失敗で三振に終わり、代打・堂上、代打・アンダーソンも凡打に終わって無得点。8回にも1死から片岡が右中間を破る三塁打を放ったが、2死三塁から早くも守護神・バーネットを投入するヤクルト・真中監督の采配が実り、失点を許さなかった。
ヤクルトの先発左腕・石川は5回で74球を投げ、3安打2四球1失点で今季13勝目をマーク。8月25日の巨人戦から自身6連勝となり、5回に自ら決勝打を放つなど35歳のベテラン左腕が投打でチームをけん引した。
(スポニチアネックス)
奇跡が起きない限り、ヤクルトの優勝だろう。
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