2番グリッドからのスタート直後、ハミルトンが首位に浮上。鈴鹿で6戦4勝と抜群の相性を誇るセバスチャン・フェテル(28)=ドイツ、フェラーリ=が4番手スタートから2位に浮上し、追走したが、ハミルトンとの差は徐々に広がっていった。
フェテルは中盤に2度目のピットストップを終えてコースに復帰すると、2周前にピットインしていたニコ・ロズベルク(30)=ドイツ、メルセデス=の先行を許す格好に。結果はロズベルク2位、フェテル3位。フェラーリのキミ・ライコネン(35)=フィンランド=が4位に続いた。メルセデスは、今季8度目のワンツーフィニッシュを飾った。
チームを再結成し、23年ぶりの鈴鹿に臨んだマクラーレン・ホンダ勢は、12番手スタートのフェルナンド・アロンソ(34)=スペイン=が11位、14番手スタートのジェンソン・バトン(35)=英国=が16位。入賞はならなかった。
アロンソは26周目、17歳の新人マックス・フェルスタッペン(オランダ、トロロッソ・ルノー)に防戦むなしくかわされたのが、よほど悔しかったのだろう。27周目を走行中、チームへの無線で、「(これでは)GP2(F1直下のカテゴリー)のエンジンだ! GP2だよ! ああ!」と叫ぶ場面があった。
次戦の第15戦ロシアGPは10月9日に開幕し、同11日に決勝を行う。(結果は暫定)
(サンケイスポーツ)
ホンダのエンジンは、来季に期待するしかないだろう。
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