伊達は誕生日を、夫のレーシングドライバー、ミハエル・クルムとともに過ごしたことを伝えた。伊達がミハエルの好きな料理を作り、ミハエルはバースデーケーキを買ってきた。
1996年に26歳でいったんは引退した伊達は2008年、38歳で復帰してからはテニス界のレジェンドとして活躍し続けている。
そしてついに45歳の誕生日を迎えたが「特に何が変わるわけもありません」と淡々と節目の日を通過した。
とはいえ、「今、思うことはまだ続けていられる 大好きなテニスが、大きな怪我なく 残された限られた時間を思い切りできる時間が もうすこし持てることを願うばかり」と、時間を意識せずにはいられない。
「マイペースではあるだろうけど、もう少しChallengeしたいんです」と、祈るような思いをつづった。
悪化している膝の状態も報告した。MRI検査の結果、たまっていた水20ccを抜き、ヒアルロン酸を注入した。医師には「残念ながら…悪いスパイラルのスタートです」と告げられたという。
膝だけではない。昨秋の大転子滑液包炎、今年2月から繰り返し襲ってくる左ひじ、右肩、そして左臀部の痛み…。「次から次へと何かが起きます」と嘆きながらも伊達は「これも致し方ない。負担をできるだけ少なくできる努力をしながらやるしかない」と、前進し続ける。
(デイリースポーツ)
大好きなテニスを現役で続けていられることは、すばらしい。
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